深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧

悪は負ける?/戦争・53

いずれ悪は負けるもの?「本当のところどうなんだろう」と。実際、負けたものが悪とされてきた事例が多いのではないのか。事実、原爆という悪が、今もなお、許されているではないのかと。生き延びていこう。 ▲『たまには』(写真)わたしである。落ち葉に影…

ニュースと自分/言葉・296

毎日生産されているニュース。一体、何なのだろう?実は、一人ひとりの人生と関係がないのではと。戦争のニュース等々が関係ないとは言わないが、それにしてもと…。影響を受け過ぎることはないのだったが。 ▲『木肌』(写真)まるで上空から見た地上図のよう…

遠くまで/言葉・295

一文が目に留まる。こうだ。世の現象を書きたいなら、「三つ集めろ」と先輩から教えられた。わたしもまた、事例を挙げるなら3つだなと。理由は、広がりが生まれ、深く、遠くへ行ける感覚になるからだった。 ▲『冬』(写真)死の気配。冬か。土が温み、柔ら…

暮らしへ/暮らし・97

人には圧倒的な残酷さがある。しかも、感嘆せざるを得ない善なる領域も。打ちのめされたり、爆笑したり。どちらへ傾くかは、ひと言では表せないものだ。両方を抱えながら、暮らしこそが基本だと想い定める。 ▲『富士さま』(写真)龍とは言えない。が、まる…

アブノーマル?/言葉・294

理解できないこと・ものを、アブノーマルという事例。そこら中にある。密かに、「それっておニューのノーマルかもよ」。そう、感じるときもあるのだったが。もっとも反語自体、落とし穴のときもあるのだが。 ▲『いいなあ、原っぱ』(写真)ときどき出向く。…

想い?/地上物語・23

血の滲むような努力はない。とりたてて希望や夢もないようだ。ドラマチックなことと縁はなく、地道というのとも違う。とはいえ、今日も賢明に暮らしている人々。そこへの想いがなくなれば、ダメなのだろう。 ▲『いい物質』(写真)「いいなあ」ゴロリとやれ…

自由?/言葉・293

干渉しないでいればよい。どこにいようが、心地よくしていることだ、心地よくなろうとしていることだ。何よりの居場所になるのだろう。自由という言葉の指し示す在り方を、手放さない。そこからなのだろう。 ▲『日記かあ』(写真)近隣の図書館入口付近。今…

絶景?/コミュニティー主義者として・13

みなが、揃う。そうして、来てしまった冬を淡々と迎えている。それだけでもう、とてもいい景色だろう。もちろん、たった1人であったとしてもいいではないか。自分が、自分の中で揃っていればいいのである。 ▲『冬へ』(写真)まだまだ頑張っている葉っぱた…

信じる?/令和問わず語り・147

単純だし、間抜けの意味でお人よしだと、認識している。だから、つい人様の話を信じてしまう。おそらく、信じるしかないからか。そのくせ、疑り深いのでもあるが。いつまでも、この調子でいくのだろうかと。 ▲『陽射しという宝もの』(写真)ありがたい。こ…

悪口/言葉・292

他人の悪口。「結局」と想っていた。結局、自分を語っているだけと分かってしまっている。悪口は快楽だが、そこに潜む根拠なき自己肯定の罠。悪口を言っている暇があるなら、自立・自律したヴィジョンをと。 ▲『めまい』(写真)苦手なもの。めまいか。つま…

人殺し/死を想う・75

その認識は、無知そのものから来るのか。感情は、特にない。人を殺めることに対して躊躇もなく、できれば多くの人々を抹殺したいと。実際にいるのである、そうした奴らが。もちろん、わたしたちの内側にも? ※他殺という自殺。 自殺という他殺。 そう、想っ…

縄張り?/歩く・70

縄張り意識という厄介なものがある。中には本性むき出しでいいのではないかとの声もあるが、どうかなと。縄張りというが、本来そこは誰のものでもなかったのではと。今はまだ、歩ける。それでいいのだろう。 ▲『昼の公園で』(写真)紙飛行機を飛ばしては、…

手にして見入る/唯物論者の弁・3

瀬戸物への愛着はなかった。が、土から品へ変化する物との言葉に出逢ってしまう。しかも、人は土へ変化するという共鳴ぶりの指摘も。器量という言葉も、あった。安いが、日ごろ手にする茶碗に見入っていた。※確か、朝日新聞の1面『折々のことば』だったと想…

広告の怖さ/戦争・52

言葉に出逢った。「動員を主体性と錯覚させる参加型ファシズム」広告についての言葉である。戦争で培われた手法のあくどさに、どこまで気づけるか。プロ相手に、勝てるわけもなしというところから再出発だ。 ▲『熱いやつを、もう1杯』(写真)地べたに座り…

笑う/彼・148

彼は言葉少なく、が、明確に語る。何に関してもだ。冗談を言うときでさえ、そうだった。印象深かったのは、何より笑ったときである。毎々、澄み切った笑顔を浮かべて、的確な音量で声を上げるのだった――。 ▲『秋も去ったが』(写真)今秋は遅く色づいたか。…

贅沢な夜/食卓慕情・56

「贅沢だな」と感じたことがある。旬の食材を食べたときだ。屋外で、野菜を天ぷらにして食べたのである。「熱燗が合うよね」などと話しながら。空には満天の星、後はもう、眠るだけという点も贅沢だったか。 ▲『毎年想う』(写真)「小判ならなあ」毎年想う…

切れないように/この領土で・899

生きていくうえで、何が大切か。支え合いと痛感してきた。老いてみれば、人の手が杖になる。若いときにしろ、仮に勘違いであったとしても、手をつなげば虹を感得できるときも。巧妙な分断は今も進んでいる。 ▲『講演会へ』(写真)多くの方々とともに、椅子…

鞄の中身/都市サバイバル・ノート343

あれこれ持ち歩くが、必要なものは少ない。不安だから、持ち歩く?確かにそれはあるだろう。いつ、何が起きてもおかしくはないと、もう知ってしまったのである。そのくせ、千鳥足のときがないわけではない。 ▲『富士さま』(写真)すっかり雪を被ってしまっ…

支える?/コミュニティー主義者として・12

人を支える?いや、人を支えることが、自分が支えられることにもなる場合も。やはり、力点は人と人とが支え合うということなのだろう。生命は時々刻々と生きようとしているのだ。今日もまた支え合いの中へ。 ▲『木肌』(写真)見惚れる。冬の硬さにも。身近…

役立つことばかり考えてはいないが/この領土で・898

不安につけ込み善意をもてあそぶ事態。敵は、自分を含めて、そこかしこに。不安や善意を捨てることはできないだろうが、とりあえず無縁になろうとする。結果、見えてくることも。不安・善意の役立つ領域だ。 ▲『気持ちよさそう』(写真)写真の爺さん。春先…

逢いに行く/食卓慕情・55

仕事でつながる?疑心暗鬼になって当然なのは、お金が絡んでいるからだ。とはいえ、70歳を超えている今、中には友人となれた奴もいるよなと。今も、テーブルを囲む連中の顔が浮かぶ。年内に何人と逢えるか。 ▲『まるで花のように』(写真)青空に紅色。「な…

トマトと玉子/食卓慕情・54

初めて見た料理を前に驚くことも。例えばトマトと玉子だけを使ったもの。料理を目の前に逡巡したことがある。が、食べてみれば、やはり美味しいのだった。※ふと、「卵と玉子の違いは?」と。 AIによれば、こうなる。「一文字の卵は孵化して育つ生き物のた…

宇宙の謎?/マザーネイチャー・89

広い場所にいた。雲1つない一面の青空が、惑星にいることを感じさせる。実は、怖くなってもいた。目には見えないスピードでダンスし続ける木々の存在で、安心できたのだが。宇宙の事実は知りたいが、怖い? ▲『まるで生き物のように』(写真)「あっ」まる…

倒れる/当世労働者覚書・181

長く勤めた会社を離れた約1年前。今は、もっと小さな会社で働いている。「ここは学びの場所でもある」と、なだめることが多い日々。いや、事実、そうなのだったが。いつ誰が倒れてもおかしくないのである。 ※お客も、働く者も、いつ倒れても必然か。 凄い現…

太陽としてのここ/身体から・258

干した布団。中へ入れば、陽射しの温もりを体感できる。その温もりも、寒い部屋ではいつしか消えてしまう。が、大丈夫、体温で布団の中の身心は温められているからだ。身体という太陽と言いたくなっていた。 ▲『色づいて』(写真)体力、金力、あるいは時間…

質問が規定する/言葉・291

答えは何でできている?概ね、質問が規定しているのだろう。だから、質問に至る想いに目を向けておく。十分につかめれば、質問は導かれ成立していく?その時点で、答えは必要なくなっているのかも知れない。 ▲『また咲いた』(写真)20年以上も前。母親が死…

真っ暗の豊穣・豊饒/地上物語・22

身近な宇宙。空を見れば、1日中、そこにある。とはいえ、真っ暗なのだとも言う。恐怖も芽生えて、一挙に遠のく感覚になるのだったが。「暗さこそ万物を生み出す源泉」と言い聞かせて、青空の向こうを覗く。 ▲『戦争ばかりではなく』(写真)賃労働が休みの…

とらわれてはいないが/死を想う・74

死で生は終わる。それこそが生だ。もちろん、生の中に死はあり、死の中に生はあるのだったが。そうしたことを、午後のお茶を飲んでいるとき、ふと。何度も想ってきたことだが、とらわれているわけではない。 ▲『おっさん、寛ぐ』(写真)いびきが聴こえてき…

叶う?/令和問わず語り・146

願うこと。迷いがふと生じるときがあるのだった。理由がよく分からなかったものの、「あっ、そうか」と。ことがうまく運び、実際に叶ってしまうときがあるからである。実に恐ろしいことのように感じたのだ。 ▲『真ん中』(写真)写真の真ん中に、最近、色づ…

はしゃぐだなんて/令和問わず語り・145

面白ければいい?「どうなのか」と想ってきた。何やら申し訳ないというわけなのだったが。そんな想いにはお構いなしに続いてきた、はしゃぐ事態も悪くはないのだったが?うつむきはしないが、違和感はある。 ▲『愉しみ』(写真)少し足を伸ばし、広い公園へ…