深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧

記録と記憶/情報前線時代・78

すべてを記録はできない。今日のすべてさえ。言葉、映像、また音でもできないのだ。記憶に頼るわけでもない。目の前にあることを見詰める時間ぐらい捻出し、昨日・明日を想い、今日を生きていくだけなのだ。 ▲『春だ、春』(写真)歩いていた。足もとで、何…

思わず、「それはないよ」と/戦争・59

「東電旧経営陣無罪」との報道。人々の想いが否定されたのだ、罪はないと。釈然としない。仮に法的にはそうであったとしても、罪が何故、問われないのかと憤る。今もなお、暮らしを脅かしているのだったが。 ▲『空のほうで』(写真)太陽の光に雲、そうして…

忍び寄っていた?/彼女・54

鏡の前で気取ってみた。「捨てたもんじゃなかったのね」と彼女。「今や簡単に写真が撮れるでしょ。それで見るとさ」苦笑しつつ、「老いに、あらためてショックだったわけよね」。「いいんじゃね」と伝えた。※年を取れたのだ。 今、生きていられるだけで、幸…

子どもから/遊び・35

子どもはまだ、知らない。だから、遊びで認知していく。遊びという自覚もないままに、コミュニケーションをとっていくのである。大人が賃労働に追われているときにもだ。平和と和平の世界に、想いを巡らす。 ※Aiに聴いてみた。 すると、こう出た。 >「平…

手/身体から・270

手。1日中、実によく働いていてくれる。にも関わらず、それこそ手入れをしてきたのだろうかと、ふと。長く手作業に関わってきただけあり、痛むときもあるのに。気づいたとき、マッサージをしていこうかと。 ▲『やっぱさ』(写真)やっぱさ、燃やしたい^^…

美味しい水2025/令和四季派・40

「春の昼の、キャンプ場にいるようだな」そう体感していた。暖かくなっているのに、冬対策用の服装で過ごしていたからだ。寒い夜を乗り切るための武装もどき。季節の変わり目に、美味しい水を飲もうかと想う。 ▲『あらま』(写真)ちょっと行かないうちに、…

情けない平和主義/令和問わず語り・150

AIが評判だ。が、その前に家電製品が気になる。戦争を通じ生まれた武器等々が、家電製品に反映しているのだ。家電製品が少ない生活が、平和なのだと。財布が軽くて購入できないという情けない平和主義だ。 ▲『泥』(写真)春の泥・泥の春。何やら温かそう…

みんながジャンキー?/この領土で・903

いやあ、「おれはもう、いいや」と^^。何がいいのか。夢中になることが、疎ましいときもあるのだった。ジャンキーの対象は薬だけではなく、賭けごとや性、食べ物等々と多種多様だ。「面倒だよな」と痛感を。 ▲『足もと』(写真)「おっ」春だ。「待ち望んで…

看守心得/この領土で・902

感じている、そこかしこの収容所と。何気に看守の心得をAIに聴いた。法律と規則の遵守は当然として、公正な態度、コミュニケーション能力、ストレス管理等々が出た。為政者に求めたいことばかり?イエス! ※自分の中の看守に聴いてみたい。「お前は、誰だ…

唾液・2/天下のヨーガ野郎・19

ヨーガの教室でのことだ。口の中の運動をした後、指導者から、こう言われた。「唾液をゆっくりと飲み干しましょう」なるほど、確かに飲み干すことはして来なかったなと。唾液の効用を体感していたのだった。 ▲『愉しいなあ』(写真)おっさんの“悪戯=遊び”…

命を寿ぐと書いて寿命?/死を想う・78

すべての生命にあるもの。寿命。が、今後は分からない。自らに、「永遠の生命をどう想う?」と問うてみたが、結論が出なかったのは想像さえつかなかったからだ。ただ、今はまだ死にたくないというわがまま? ▲『空へ』(写真)ベンチでゴロリ。雲一つ探せな…

スマフォ革命^^/情報前線時代・77

スマホが壊れた。が、特に困ったとは想わなくなっていたのである。とはいえ、家族割引とかで買い換えたのだが。すると、やはり、つい手にしてしまうのだった。年がら年中ではないところが変化した点かなと。 ▲『春影』(写真)気分がいい。しかも、眠い。暖…

いい話を聴く/言葉・303

ヨーガの指導者が言う。「教えることは罪なのではないだろうか」と。ご自身の実力を冷静に見詰めてのことである。が、「あなたはあなたの方法で」との先輩指導者の言葉に合点がいったとか。いい話を聴いた。 ▲『春の1コマ』(写真)円く散る花もあれば、ひ…

辞書/言葉・302

映画『舟を編む』で知った用例採集。なるほど確かに、大切だなと。なかなかできずにいる。とはいえ、小さなノートを持ち歩いてはいるのだった。自分なりの辞書を作ることが、日々の愉しみとなっているのだ。 ▲『しびれた^^』(写真)桜である。が、桃源郷…

物に触れてみる/今日のワークショップ・2

知っているようで実は知らない、なじみのある人。そこで、例えば、こうだ。その人の持ち物に触れてみる――。愛用の文房具や日ごろ履いている靴、あるいは腕時計でもいい。存外、感じてくるものがあるのだ。 ▲『いいなあ、春』(写真)欅(ケヤキ)。幾分やわ…

今宵この夜2025/月下の貧乏人・76

格差社会と環境問題だけでも、大変なことだ。そも、階層・階級社会、呼吸不全が問題でもあるのだから。生きられるのか、どうかといった切迫感。それでも、今夜も寝具にたどり着けそうだ。何よりなのだろう。 ▲『そそられた』(写真)最近、焚き火を体験して…

眠る前に/身体から・269

冷戦後に脱構築は陳腐。そうした文章を読んだ記憶が。が、構築・脱構築は、人の習性のような領域もあるのではないか。由縁を、1つのことだけに求めては見誤ってしまうだろう。そう言い聞かせ、横になった。 ▲『「おっ」』(写真)実がつきだした。まだ寒い…

心の餓死?/この領土で・901

馴染めなかった成り上がりという言葉。最近、成り下がりとしての職業という言葉に出会う。思わず苦笑を。と同時に、海外へ出稼ぎに行く日本人の記事を読み、成り下がり国家になったなと。餓死は避けていく。※最近、市販の餅を食べる。 腹いせもあるのか。 ▲…

贈与だってさ/戦争・58

贈与論が流行っているとか。期待していると、「えっ、そうか」と。返礼の多さ等で、王が誕生する契機になったともいう。「贈与でいい社会にはならないとは単純にはいかないな」戦争の贈与もまた、御免だが。 ▲『昼月の驚き』〈写真)口は閉じていた。が、心…

動きについて/天下の太極拳野郎・30

最初は意識的に、だ。身体化されてきたら、からだが自然と動いていく。腕や脚などが、ついていくというと奇妙だが。すでに動いていて、そこに現実の身心がついていくのだった。後はもう、流れていくのである。 ▲『いろいろな想い』(写真)女子中学生たちの…

極上の美しさ/彼女・53

「最高の美しさってさ」と彼女。「笑顔なんじゃないのかしら」学生時代、お金もないころの名言だった。感情労働としての笑顔とは対極の、自然とこぼれる笑顔。グルリも明るくさせるなんて、いかしているよ。 ▲『「あっ」』(写真)写真右側の木々。その向こ…

シャワーを浴び続ける/暮らす愉しみ・31

プールで泳がなくなった。代わりに歩くようになったのである。上がった後、熱いシャワーを浴びつつ、マッサージをしたりもする。湯加減がよく、勢いもあり、腰に当てておく。すこぶる気持ちがいいのだった。※過日のこと。 30分ほど、シャワーを浴びてしまっ…

汚れ?/休日に・6

休日。平日のように、つい慌しくなってしまうが、避けている。だから、例えば歯をゆっくりと丁寧に磨く。いや、口腔の衛生を妨げないようにと、汚れを取るのだった。そうして、想う、「汚れって何だあ?」。 ▲『富士さま』(写真)「迫力があるなあ」と。野…

音の便りを聴く/身体から・268

赤ちゃんの心音には感銘を受けるとか。聴いたことはあったが、記憶になかった。この際だ、大人の心音も含め聴いてはどうか。無闇に命を奪わないために。仮に意味はなくとも、生きようとする大切な音の便り。 ▲『富士さま』(写真)富士さま。まだまだ寒いわ…

見抜こうとする日々/言葉・301

記事を書く際、自分勝手な思い込みは避けたい。手柄を立てたいがために、記すことも。とはいえ、それでも面白い記事はあるのだった。どうする?どうするもこうするもない、自分で判断していくしかないのだ。 ▲『陽射し』(写真)木に陽射し。「あはは」面白…

寝たきりへ/老道・245

便利は大切なことだろう。とりわけ、高齢者にとっては。時代劇で、身の回りにあれもこれも置いた情景を見て、「理想だな」と。が、動かなければ、楽の極北・寝たきりに。排泄所ぐらい、自分でまだ行きたい。 ▲『富士さまと獣たち』(写真)雲が、何匹もの獣…

身体の春へ/身体から・267

まずは、からだをリラックスさせる。難しいのなら、横になって力を抜くといい。その後、すこしずつ手足伸ばしていくのだ。ひょっとして解放感が得られるかも知れない。そうできているのが、身体なのだから。 ▲『生憎の』(写真)生憎の天気模様だ。雨が上が…

手作業へ/当世労働者覚書・186

今できることは何か。普段考えてはいない。ただ、「千年後の人々のための暮らしを」と想ってしまったのである。だめなことばかりが想いつく。そうした中、「手作業はいいよな」と、糊と鋏を使っていたのだ。 ▲『咲いた』(写真)「おっといけね」踏みそうに…

銭失い/マネー2025・1

床屋は、大人がリラックスできる娯楽施設だった?今や安いチェーン店も。その中でも安いところへ行けば、バリカンの当て方が痛いのだった。リラックスできずに、緊張して10分経過。安いにも限界があるなと。※かつて長髪だった。 プールへ通うようになってか…

消えないもの/マザーネイチャー・94

人はいつかいなくなる。武器は残ってしまうのに。重くて固く、冷たいまま、残酷で冷酷な事態として消えない、消えやしない。花も消える。が、手にしたとき、軽やかに柔らかく、明るい今日として残っていく。 ▲『新聞ガミ』(写真)部屋に、新聞が溜まってい…