2010-10-04 日曜日の「お疲れ様」/都市サバイバル・ノート78 夜の電車、目の前の空席に仕事帰りの中年女性がやって来た。 座してすぐ、頭は後方へ倒れ口が開き、眠り出す。 「お疲れ様」以外の言葉が思い浮かぶはずもない。 わたしも目を瞑り、意識を、現在を手放してゆく。