2012-07-13 戦時下/言葉・42 目の前にはご高齢の女性。 戦時下の話となり、身を自然と乗り出す。 「悩んでも仕方がないことばかりだった」と笑う声に滲む慙愧の念。 雨は、すでに本降りに。 が、言葉が焚き火となり、身心をあたためてゆく。