2013-02-07 春へ/平成四季派・7 まぶたを閉じず、見えてくることもある。 まなざしで抱きしめていた風景が、ゆっくりと確かに綻び始めるころだ。 眠いまま窓を開ければ、唄の種子も舞うのがうかがえる。 身心も寒いさむい空気を破っていくのか。