2014-04-08 わたしもまた、歩き始めている/喜怒哀楽・6 喜びや楽しみなのではない。 怒りや哀しみこそが、常態なのである。 長きに渡り、嘆きや否定の対象だった死こそが、生よりも本態なのと同様に。 だからこそ、衰弱していく両脚で、歩き始められるときがあるのだ。