深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

再会を果たす/友へ・14

何十年ぶりかで、幼いころの友人と逢った。

故郷のような人だ、故郷のないわたしには。

話は弾み、嬉しかった。

何より、快く向かい入れてくれたことが。

突然、訪ねたにも関わらずだったので、僥倖だったのだ。

※たいしたことは、してこなかった。
 むしろ、迷惑をかけたり、ドジを踏んだり、傷つけたりと、ひどいことばかりしてきた?
 ともあれ、何とか生きてきた。
「せめて、佳き人になれればよかったのだが」
 そう、後悔するわたしを見せることだけは、できたのではないのかと…。

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▲『春の気配』(写真)
冬の写真と同じだ。
が、写真の風景の中にいたわたしは、春の気配を感じていたのだった。
風が違ったのである。
匂いもまた。

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▲『芽が出た』(写真)
桜が生きていたのだった。
「いやあ、春か」
とはいえ、また寒い日も来るという。

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▲『桜前線』(写真)
「わっ」
桜がすでに、咲きそうだった。
今年は早いと聴いてはいたのだが。


Steal Away (Instrumental)