「ねえね、あのね」
そうした声が聴こえて来るかのようだった。
子どもが2人、ベンチに寄り添うように座っていたのだ。
善良や信頼、希望など、求めていない2人。
前提にあるし、親和力に満ちていたのだから。

自転車を止めた。
撮るために。
道が身近になっていく感覚。

昨日の梅林。
カメラで撮る人たちも多かった。
後で眺めるのだろうか?
「ねえね、あのね」
そうした声が聴こえて来るかのようだった。
子どもが2人、ベンチに寄り添うように座っていたのだ。
善良や信頼、希望など、求めていない2人。
前提にあるし、親和力に満ちていたのだから。

