プールがどうしたわけか、好きだ。
いわゆる解放そのものではない、解放感があるところか。
水には、抵抗などがあるのだった。
「いや、それではないか…」と。
水着を身に着けて水といえば、夏、これかと――。

月に1度は訪ねる場所。
いるだけで、気分がいい。
某氏は、「人類は、猿のころ、緑とともに生きて守られていた。当時の記憶が遺伝子に刻み込まれているから、緑の中は今も、落ち着く云々」と。
猿だったのか、どうかも分からないが、「なるほど」と。

午前中、あれこれやっつけて、午後から久しぶりに休みをとった。
出向いたのは、近隣の梅林。
まさに春だった。