深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

益体もない/マザーネイチャー・64

通勤で電車に揺られている。
窓の外では奇妙な色の濁った川が流れていく。
夢は、あらためてない。
が、「あの川がきれいだったら、泳いでの通勤もいいな」と益体もないことを夢想する。
「いいだろうなあ」と。

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▲『小川』(写真)
どぶ川だ。
ただ、ないより、あったほうがいい。
こうした川にしてしまったことを痛感するためにも。
何より、視線のやり場に困らない。

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