木々を視ていた。
が、視られてもいるのだろう。
そうした気配を感じてもいたのだった。
何から、どのように?
自然という全体から、その一部のわたしの呼吸を、「続けろよな」と。
思わず、深呼吸をしていた。
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【新譜だってさ/今日も少しだけ】
新譜。
今、ここで、聴いているものが新譜なのだと痛感している。
かつて、次のような言葉を読んだ。
「新聞を出すように新譜を出したい」
発言したのは、ピーター・タウンゼントか。
そのとき、「新聞を読むように、新譜を聴きたい」と想った。
が、すでに聴き切れないほどの音盤だ。
そも、今や音盤でさえない。
だからだ。
昔のものでも、今、聴いているもの、今、ここで聴いていて、「いいなあ」と感じるものこそが、わたしにとっての新譜なのだと。
ジョニ・ミッチェルの昔の録音が、新譜として発売されていた。
聴いてみると、何やら新鮮だったりする。
ともあれ、今年のベスト10は、新旧あれこれとなる。
そも、ベスト10など、意味はあるが、意味はなしとも。
この点は、長くなりそうなので、省く。
いずれにせよ、あえて想い出せば、今年は、カレン・ダルトンやネイティブドーターズの唄か。
チャールズ・ロイド、ビル・フリゼール、ライ・クーダなど、何人もの楽曲も挙げたい。
日本では、リトルクリーチャーズ、木澤嘉春、斉藤哲夫など、「いいなあ」と。
今日もどうか、ご無事で。
【追記/「ええなあ」】
かくして、今、またカレン・ダルトンの唄を聴いているのだった。
「いいよなあ」
貼り付けた楽曲は、かつて聴いて、感銘を受けたものであるが。
佳き日々を。