深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

どこから来て、どこへ行くのか、しかも、ここはどこか/令和問わず語り・61

自分とは誰か、誰なのか?
ありとあらゆること・もの、あるいは関係総体の集合場所なのである。
だからこそ、かけがえがないのだろう。
自分以外の人同様に。
人を殺して気違いになるほうが、至極真っ当だよな。

▲『山並み』(写真)
生憎、富士マウンテンは見えなかったが。
ほいきた。
山並み。

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【判断停止してしまう言説が/今日も少しだけ】
 言葉を読み、唸った。
 概略、こうだ。

 >「軍産複合体が戦争で儲けている」
 が、実際は、企業の売り上げ世界ランキングトップ100に、軍需企業は0社。
 200位以内にようやく、ノリンコ、ボーイングロッキード・マーティンなどが入る程度。

 要は、「産業規模が小さ過ぎて、戦争で損をする企業すべてを敵に回せるほどの政治力などない」というのだったが。
 わたしは、「そうだといいなあ」と。

 大きくではなくても、細かく分散されて、儲けていることは見逃したくはないかなあと。いうわけだ
 そう、想うばかりなのだったが。
 実際、部品を供給する企業など、自覚を持ちにくいのではないかと。

 現実は、どうか。
 格差、階級・階層差の下の人々から、アウトになっていくものだ。
 最近、ドキュメント映画『ゆきゆきて神軍』をあらためて視て、下々がまず殺されて、喰われていったという、元日本兵の告白のシーンを見ていて、「ひえええっ」と。

 比喩でも何でもなく、喰われていくために殺されるなんて。
「たまらねえよなあ」と体感したものだ。
 元日本兵のPTSDが指摘されて、「当然だよなあ」とも。

 ちなみに、上掲の意見とは真逆の意見を言う方も多くいる。
 だからだ。
 軍需産業に政治力がないことも、切に祈っているのは。

 そうそう、今年の2月末、日経新聞に以下の記事が出ていて、「おいおい」と。
 こうだ。

 >東京株式市場で防衛関連株が物色された。国内外で航空エンジンなどを開発・製造するIHIや、航空機や宇宙開発機器などを手がける川崎重工業が前週末比3%高となった。
 ロシアによるウクライナ侵攻を受けて世界的に安全保障戦略の見直しが進み、防衛機器の需要が高まるとの思惑が広がった。
 戦車や戦闘機などを製造する三菱重工業も2%高となり、終値ベースで約8カ月ぶりの高値を付けた。
 軍需産業の米ロッキード・マーチンが25日時点で約1年8カ月ぶりの高値を付けるなど、世界的に防衛関連株への注目が集まっている。
〈略〉
「ロシアによるウクライナ侵攻で各国は安全保障戦略の見直しを迫られている」(国内運用会社のファンドマネジャー)
 日本でも地政学リスクの高まりは意識されている。

 以上だが、わたしは、想ったものだ。
朝鮮戦争ヴェトナム戦争のころと、変わっていないな」と。

 精密機器や医療、食糧等々を含め、日本の大手の企業が軍需に関連している。
 それだけに、「いやはや」と。

 経済活動とやらに戦争が繰り込まれている状況下である。
 在庫一掃セールなんてことにならないことを、切に願っている昨今なのだったが。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「久しぶりだなあ」】
 昨日は、賃労働。
 夜、プールで疲労の垢落としを。
 結果、酒が進むすすむ。

 今朝。
「あらま、久しぶりの二日酔いか」
 佳き日々を。