深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

耳でも食べている/食卓慕情・40

思いついて耳栓をして、食卓に向かう。
味気なかった。
食器の音や言葉、音楽が聴こえないのは、それこそいただけないなと。
何より、食べている音が遠いなんて。
聴覚がない方に教えて欲しいことが増えたなと。

▲『食べられない』(写真)
雨が降らないと困る。
例えば、畑。
市民農園も大変だと聴いた。
胃袋の問題。

www.youtube.com【瞑想へ/今日も少しだけ】
 どうなっているのか。
 世界からはもう、瓦解の音ばかり?

 そうしたとき、想っていた。
 社会とは別のわたしについて。
 あり得ないことを想いたがっていたのか。

 が、椅子に腰掛け、目をつぶる。
 そうして、ゆっくりとした呼吸を繰り返す。

 簡単な瞑想法か。
 悪くない。
 社会から切り離されても、豊かな気持ちになれる方法だ。

 野狐禅は危険と、高橋新吉氏が確か、書いていた。
 それはそうだろう。
 白隠の例もある。
 やはり、プロの指導は必要なのだ。
 おかしくならないためにも。

 ただ、背筋を伸ばし、半眼で、試すことは悪くない。
 今でもときどきする。
 断食のため、ヨーガの合宿に行ったこともあったなと。

 座ること。
 実は、ちゃんとできている人は、そう多くはない。
 わたしもまたアウトか。

 そのことに気づくだけでも、瞑想を試す価値はあるだろう。
 今夜も少しだけ、試した。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「えっ?」】
 国葬
 たまげた。
 そこで助走をつけて、一気に改憲
 いやはや。

 佳き日々を。