朝早くのことだ。
食堂の入り口に何気に貼られた紙を見詰める、身なりを整えた中年女性。
アルバイト募集の案内だった。
信号が変わり、自転車を走らせ、振り向く。
「そうか、暗算をしているのか」と気づいた。
【壊れても壊れても壊れていく③/今日も少しだけ】
それにしても、元首相が殺されても、一向に悲しくはならないのだった。
「当然か」
「いつか、やばい目に遭うんじゃないか」
そう、感じていたからだろう。
事実、選挙妨害をヤクザに頼み、支払いを値切った云々のニュースも読んでいたのだった。
今、東京五輪の件で、あれこれ捜査しているようだ。
そのニュースを読んで、「心配ない、アンダーコントロール云々」との文脈も想い出してしまった。
あのとき、あの言葉を信用した人はいるのだろうか?
いたとしたら、どのような人なのだろうと、想わざるを得ない。
被災地復興と言いながら、とどのつまり、「原発の事故を隠蔽するために利用しているな」と考えた人たちも多いのだと想う。
わたし自身、そう痛感したものだ。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「暑さのせい?」】
コロナ禍に戦禍、カルト禍。
しかも、自然災害禍に原発禍等々。
みんな、暑さのせいなら、いずれ収束・終息したのに。
今日は息ができないほど、麦茶ガブ飲みをした時間があった。
「さて、もう少しだけ、チャリ徘徊を」と想ったときである。
佳き日々を。