深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

風などとともに/食卓慕情・41

誰が、わたしたちを食べられるようにしてくれるのか?
第1次産業が消えていくばかりの、この領土で。
自衛の問題もある。
が、そればかりではない。
この国でしか味わえない食べもの・食べ方があるのだったが。

※せこい土いじり。
 賃労働に追われ、遠のいている。
「何とかしなきゃな」

▲『都電』(写真)
自転車で30分ほどの、広い公園。
そこに展示されている。
中に入れるのだが、「おっ、懐かしいな」と力が入る^^。

▲『小休止』(写真)
公園でひと呼吸。
麦茶をガブ飲み。
そうして、唄を聴きながら、爪を切るのだった。
最近の愉しみである。
わずかだが、爪がどこかへ飛んでいっても、探さない。
土へと帰るからだった。

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【凡人として/今日も少しだけ】
 賃労働の現場で言われた。
「あの連中、結局、何だかな」
 わたしも、そう痛感しているのを知っての言葉だ。

 彼は言った。
「こんな諺があるんですよ」
「どんな?」
「英雄とは、自分のできることをした人。
 凡人は自分のできることをせず、できもしないことをしようとする人」

 うなった。
 フランスの諺という。

 気になり、ウェブで調べた。
 すると、ロマン・ロランの言葉と分かった。

 知っているようで、実はよく知らない作家か。
 調べると、反戦の方だったが、国内での評価はそうでもなかったようだ。
スターリンの従僕」なる言葉とも出逢い、そうしたことも影響してのことか。

 ともあれ、ロランの言葉であることを、諺として伝えてきた彼に伝えた。
 そうして、「凡人なのだから、せめて、できることをできるだけしていくか」と体感していたのだったが。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「とんでもないなあ」】
 感染者数。
「先週より減少云々」
 日々、違和感がある報道だ。

 問題は先週と比べて減ってはいても、まだ感染している人はいるという点にあるのだった。
「いやはや」
 当たり前のことがどんどん失われている。

 統一きょうだいの件でも、そうだ。
 与党の調査だか、点検だか知らないが、殺害された首相が存命であれば、何もしなかっただろう。
 何せ、隠蔽・改ざん、嘘八百の象徴ですらあったのだ。
 死んだからこそ、できるのではないのか。

「いやあ、糞だよなあ。
 いや、糞以下か」
 人糞は役立つのだったが。

 佳き日々を。