昔、写植を打つ友人から、「これ面白いよ」とコピー用紙を渡された。
一読。
「本当だ、新しい感じがするね」と。
ただ、オールドマルキストの文章という。
当時の最新の書体でゆったり組んだだけなのだったが。
www.youtube.com【どうしよう/今日も少しだけ】
「およみ下さい」
そう書かれた本が、ベンチに5冊。
パラパラやったのだが、「もう読めないなあ」と。
文字が小さいこともあるが、行間がつまった圧倒的文字量に、「ううむ」と。
例えば、サルトルの『唯物論と革命』。
今までも、何度か置いてあったのだ。
最近では、チョムスキーのメディア批判をした新書本や、戦後すぐの性愛手引き本なども。
オークションで高値がついている本もあり、たまげた。
「どんな人なのか、見てみたいなあ」と^^。
お逢いしたいような、どうなんだろうみたいな。
ちなみに、青空文庫で読みたかった短編をコピペして、読みやすいようにしたこともある。
片岡義男氏の『ぼくはプレスリーが大好き』は、ロック論の極北と感じていて、読みたいところだけをコピペして、行間を開き、文字を大きくして、再読した記憶が。
いよいよ、図書館にある大型活字本が、他人事ではなくなってきた。
ただ、まだまだ少なく、残念ではあった。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「ううむ」】
また、亡くなられた方が。
ムーンライダーズの方だ。
新譜を図書館から借りて、聴いたばかりだったのだが。
合掌
佳き今日を。