深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

新鮮だった昔/言葉・235

昔、写植を打つ友人から、「これ面白いよ」とコピー用紙を渡された。
一読。
「本当だ、新しい感じがするね」と。
ただ、オールドマルキストの文章という。
当時の最新の書体でゆったり組んだだけなのだったが。

www.youtube.com【どうしよう/今日も少しだけ】
「およみ下さい」
 そう書かれた本が、ベンチに5冊。

 パラパラやったのだが、「もう読めないなあ」と。
 文字が小さいこともあるが、行間がつまった圧倒的文字量に、「ううむ」と。
 例えば、サルトルの『唯物論と革命』。

 今までも、何度か置いてあったのだ。
 最近では、チョムスキーのメディア批判をした新書本や、戦後すぐの性愛手引き本なども。
 オークションで高値がついている本もあり、たまげた。

「どんな人なのか、見てみたいなあ」と^^。
 お逢いしたいような、どうなんだろうみたいな。

 ちなみに、青空文庫で読みたかった短編をコピペして、読みやすいようにしたこともある。
 片岡義男氏の『ぼくはプレスリーが大好き』は、ロック論の極北と感じていて、読みたいところだけをコピペして、行間を開き、文字を大きくして、再読した記憶が。

 いよいよ、図書館にある大型活字本が、他人事ではなくなってきた。
 ただ、まだまだ少なく、残念ではあった。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「ううむ」】
 また、亡くなられた方が。
 ムーンライダーズの方だ。
 新譜を図書館から借りて、聴いたばかりだったのだが。
 合掌

 佳き今日を。