野には花々。
暑くなってきて、いよいよ輝きが増してきた。
見詰める、眺める、あるいはチラリとうかがう。
どのような目の運動にも、存分にこたえてくれるのだった。
立ったり、座ったり、歩いていたりしても。
www.youtube.com【あちらの国/今日も少しだけ】
金子光晴氏はかつて、今の中国を見据えていた。
侮れない、隆盛になるだろうと。
その通りになった。
今、想う。
「千年単位で、物ごとを見据えている国だよな」と。
いい悪い、好き嫌いではなく、損得で動く国なのだとも想う。
ただし、スケールが違うのだ。
というのも、人が死んでしまっても、どの薬物がいいのか試してきた国である。
それも、生きるために。
損得の基準が、よく分からないところがあるのだった。
ちなみに、若いころ、毛沢東の文革を、支持する連中がいた。
わたしは、その直情性に距離があったのだろう。
「本当かな」と。
後年、数え切れない人々が亡くなったと明かされた。
驚きはしたものの、理解はどうにかできたものだ。
そういえば、「昔、読んだ記事に、確かあったな」と。
「億ではなく、百人単位ではいい思想だ」と記されてあり、「なるほど」とも体感していたのである。
モンスターのアメリカ、そうして重層的とは言えなくなっているロシア。
そうした中、戦争への道のりをギリギリかどうかは分からないが、とにかく踏みとどまっている中国。
大国など、信用はしていない。
が、今もなお、千年単位で考えていて欲しいとは思っている。
ただし、地球上の人々のために。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「さてっと」】
眠い。
実に。
佳き今日を。