とうとう捕まってしまった。
コロナにである、「逃げ切れなかったな」と。
高熱でうなされていた。
意識等とは関係なく、体内ではあれこれが総動員され、必死に生かそう、生きようとしている。
「ありがてえな」
www.youtube.com▲久しぶりに聴いた。
「いいなあ」
その一言か。
祝福。
そう感じている。
【逃げ切れなかった/今日も少しだけ】
コロナ。
感染してしまった。
第11波との報道記事や、SNSの「増えている」との記事を読んでいたのである。
それだけに、手洗い・うがい、マスク装着、定期的換気等、いつも通り、努めてきたのだったが。
当初、「体調が何か変だな」と、手持ちの市販の検査キットを試してみた。
すると、陰性と出たのである。
「なあんだ、気のせいか」
とはいえ、何となく気になっていた。
夏には、強いほうだったからである。
そこで、近所の総合病院へ。
すると、けんもほろろ、取りつくしまもない感じで、断られた。
「ひでえええっ」
炎天下、自転車で回ることにした。
すると、運よく受け付けてくれる病院があった。
「30分ほど、待つがいいか」と問われる。
涼しいし、「お願いします」と。
市販キットでは陰性でもあるし、「暑気あたりだろうな」と、ヘラヘラできていたのは、そこまで。
30分経つと、検査室に通され、突然、鼻に綿棒の大きいものを突っ込まれた。
「ひえええっ」
聴けば、感染が拡大しているとのこと。
であるが故の、まずの検査だったようだ。
待つこと、しばし。
結果は、陽性。
「ゲッ」
知らされた途端、急に発熱を。
これにはまいった。
帰路のことをよく覚えていない。
賃労働の現場にメールをしたようだが、これまた、よく覚えていなかった。
その後、眠っては食事、食事をしては眠る日々だった。
自宅入院、自宅監禁、いっそ自宅監獄みたいな?
屋外へ出たいとも想わないのだったが。
ピークは、最初の2日間だったか。
「コロナ、まじで死ぬ人がいるよな」
今は、からだを動かしてこなかったので、だるいのは当然だろう。
本調子とは言えない。
寝たきりジジイだったのである。
いくつかのことを感じ、想った。
取り急ぎ、まとめておきたい。
肝心なことが抜けている感じもしているが、とりあえず、こうだ。
【市販の検査薬の罪】
試す時期によっては、陰性と出るため、当てにはならない。
陰性と勘違いして、よく効くとされるロキソニンあたり飲み、賃労働に勤しむ方の姿は、容易に想像がつく。
結果、感染は拡大…。
ちなみに、医師によれば、ロキソニンは脳に来るとかで、わたしはアセトアミノフェンを処方された。
【薬局のコロナ慣れ】
屋外に相談用のテーブル・椅子があるのに、室内にいてもいいとのこと。
「まずいんじゃないの」と。
感染の旨、最初に伝えたのだったが。
【処方薬の高さ】
以下の記事にもあるように、高い。
www.tokyo-np.co.jp 最初から、アセトアミノフェンを処方されたのは、お金がないと見透かされたからか^^。
【予防の決め手はない?】
前述したように、手洗い・うがい、マスク装着、定期的換気には努めてきた。
外食も1回で、問題がない店だった。
そもそも、今はもう、満員電車には乗っていない。
「はてさて」
【体調のこと】
人によって症状は違うのは、当然か。
わたしの場合は、高熱と、声のかすれか。
とはいえ、今後どうなるかは、分からない。
【その他】
まだまだあるが、何はともあれ、眠り続けることがいいのだろう。
当然の結論か。
いずれにせよ、若い医師の、診察などしないで、即検査の判断には感謝している。
それだけ、急増しているということなのだろう。
何はともあれ、備えあれば、憂いなし。
経口補水液を口に入れたときには、生き返る感覚になれたものだ。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「さてっと」】
とにかく、高熱で、へんな夢を見た。
街へ出ると、頭だけで散歩している連中がいたのである。
その風景に、何の違和感もなかったのだったが。
「胴体は?」と聴くと、「家で休ませています」と。
「ああ、やっぱり」とか、わたしが答えていた。
で、頭だけで歩いているから、安定が悪く、すぐにこける人も。
それを助けたりしていたのだが、「三島じゃなくてよかった」とか感じてもいたのだった。
佳き日々を。