深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

ありがてえよな/健康法大全・33

とうとう捕まってしまった。
コロナにである、「逃げ切れなかったな」と。
高熱でうなされていた。
意識等とは関係なく、体内ではあれこれが総動員され、必死に生かそう、生きようとしている。
「ありがてえな」

▲『富士さま』(写真)
夏の富士。
相変わらずだ。
この通俗、いいではないか。

www.youtube.com▲久しぶりに聴いた。
「いいなあ」
 その一言か。
 祝福。
 そう感じている。


【逃げ切れなかった/今日も少しだけ】
 コロナ。
 感染してしまった。

 第11波との報道記事や、SNSの「増えている」との記事を読んでいたのである。
 それだけに、手洗い・うがい、マスク装着、定期的換気等、いつも通り、努めてきたのだったが。

 当初、「体調が何か変だな」と、手持ちの市販の検査キットを試してみた。
 すると、陰性と出たのである。
「なあんだ、気のせいか」

 とはいえ、何となく気になっていた。
 夏には、強いほうだったからである。

 そこで、近所の総合病院へ。
 すると、けんもほろろ、取りつくしまもない感じで、断られた。
「ひでえええっ」

 炎天下、自転車で回ることにした。
 すると、運よく受け付けてくれる病院があった。
「30分ほど、待つがいいか」と問われる。
 涼しいし、「お願いします」と。

 市販キットでは陰性でもあるし、「暑気あたりだろうな」と、ヘラヘラできていたのは、そこまで。
 30分経つと、検査室に通され、突然、鼻に綿棒の大きいものを突っ込まれた。
「ひえええっ」

 聴けば、感染が拡大しているとのこと。
 であるが故の、まずの検査だったようだ。

 待つこと、しばし。
 結果は、陽性。
「ゲッ」

 知らされた途端、急に発熱を。
 これにはまいった。

 帰路のことをよく覚えていない。
 賃労働の現場にメールをしたようだが、これまた、よく覚えていなかった。

 その後、眠っては食事、食事をしては眠る日々だった。
 自宅入院、自宅監禁、いっそ自宅監獄みたいな?
 屋外へ出たいとも想わないのだったが。

 ピークは、最初の2日間だったか。
「コロナ、まじで死ぬ人がいるよな」

 今は、からだを動かしてこなかったので、だるいのは当然だろう。
 本調子とは言えない。
 寝たきりジジイだったのである。

 いくつかのことを感じ、想った。
 取り急ぎ、まとめておきたい。
 肝心なことが抜けている感じもしているが、とりあえず、こうだ。

【市販の検査薬の罪】
 試す時期によっては、陰性と出るため、当てにはならない。
 陰性と勘違いして、よく効くとされるロキソニンあたり飲み、賃労働に勤しむ方の姿は、容易に想像がつく。
 結果、感染は拡大…。
 ちなみに、医師によれば、ロキソニンは脳に来るとかで、わたしはアセトアミノフェンを処方された。
【薬局のコロナ慣れ】
 屋外に相談用のテーブル・椅子があるのに、室内にいてもいいとのこと。
「まずいんじゃないの」と。
 感染の旨、最初に伝えたのだったが。
【処方薬の高さ】
 以下の記事にもあるように、高い。

www.tokyo-np.co.jp 最初から、アセトアミノフェンを処方されたのは、お金がないと見透かされたからか^^。
【予防の決め手はない?】
 前述したように、手洗い・うがい、マスク装着、定期的換気には努めてきた。
 外食も1回で、問題がない店だった。
 そもそも、今はもう、満員電車には乗っていない。
「はてさて」
【体調のこと】
 人によって症状は違うのは、当然か。
 わたしの場合は、高熱と、声のかすれか。
 とはいえ、今後どうなるかは、分からない。
【その他】
 まだまだあるが、何はともあれ、眠り続けることがいいのだろう。
 当然の結論か。

 いずれにせよ、若い医師の、診察などしないで、即検査の判断には感謝している。
 それだけ、急増しているということなのだろう。

 何はともあれ、備えあれば、憂いなし。
 経口補水液を口に入れたときには、生き返る感覚になれたものだ。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 とにかく、高熱で、へんな夢を見た。
 街へ出ると、頭だけで散歩している連中がいたのである。
 その風景に、何の違和感もなかったのだったが。

「胴体は?」と聴くと、「家で休ませています」と。
「ああ、やっぱり」とか、わたしが答えていた。

 で、頭だけで歩いているから、安定が悪く、すぐにこける人も。
 それを助けたりしていたのだが、「三島じゃなくてよかった」とか感じてもいたのだった。
 佳き日々を。