深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

ゴロリと/暮らす愉しみ・29

1日1回でいい。
美味しいものを食べられれば、何とかなる。
量はいらない。
食後には遠慮なく欠伸ができ、ゴロリと昼寝ができればもう、言うことなしか。
食事と睡眠、何より怠惰が、再び現場へと向かわせる?

▲『燃やしたい』(写真)
賃労働が休みの平日。
あれこれの事務的手続きを終えていた。
自転車で帰路を急いでいるとき、「あっ」。
木々が多い公園と遭遇したのである。
陽射しが嬉しかったものだ。
と同時に、枝を見て、「燃やしたいなあ」と。

www.youtube.com▲この唄も久しぶりに聴いた。
「いいよな」
 たった1つの感想である。


【少し残念だった夜に伝えていた/今日も少しだけ】
 中間管理職。
 今も、そう言うのだろうか?

 ともあれ、身心がまいって当然なのだろう。
 上と下という権力構造の中、一丸で成績を上げなければいけないのだから。

 わたしにも、そうした時期があったことを想い出していた。
 では、どのように対応を?

 上司には、自分が、その人の上司になったと想像し、あれこれ考え、対応をしていた記憶がある。
 傲慢だったが、ただし、見えてくるものがあったのだ。
 その小心なエゴイストぶり等々がである。

 では、部下には?
 同様に、その人の部下になったつもりで、考え、やはり模索した。
 が、こちらのほうが、難しかった。

 何故か。
 上のほうが、見えやすい領域があったからである。
 部下の負の感情は、わたしにもあって当然のものだったが、細かいところまで、見えないのだった。

 ともあれ、そうしたことを伝えた夜があったのである。
「んじゃ、また」
「あ、はい」

 店の外へ出たとき。
 雨はすっかり止んでおり、月が見えていた。
 月に照らされていたのだろう。
 が、人工照明のほうが明る過ぎて、少し、そう少しだけ残念だったものだ。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 苛立つ日々か。
 己の負の領域を忘れ、人様をけなす輩に。
「おれも、心しないといけないな」
 佳き日々を。