彼は言った。
「夢や希望、ヴィジョンもない、単なる爺になれたよ」
そうして、「願ってもないことだよな」と。
エロスがすべての人との交歓にあるのだとしたら、もうとうに諦めている、それは罠だったともいうのである。
応じ方が分からずに、黙っていた。
www.youtube.com▲「へえっ、いいじゃないか」
何となく聴いていた。
【出向く/今日も少しだけ】
大切なこと。
仲間とともに闘い合うことか。
仲間という存在。
何より、その場所の必然性を求めている。
今では廃れたが、しっかりと敵対し、闘うことの重要性は忘れたくない。
希望を感じる必要はないだろう。
徒労感を持ったとしても、出向くときには出向く。
それだけか。
そうしたことを体感していたのである。
よりによって、寒い1日に。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「さてっと」】
最近は、評判の絵本ばかりを読んでいる。
活字が終えないことを契機に、図書館で手にし始めた。
「面白いなあ」と。
佳き日々を。