深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

黙っていた/老道・239

彼は言った。
「夢や希望、ヴィジョンもない、単なる爺になれたよ」
そうして、「願ってもないことだよな」と。
エロスがすべての人との交歓にあるのだとしたら、もうとうに諦めている、それは罠だったともいうのである。
応じ方が分からずに、黙っていた。

▲『伸びていく』(写真)
「何だかすごいな」
想わず撮っていた。
伸び方が面白い。

www.youtube.com▲「へえっ、いいじゃないか」
 何となく聴いていた。


【出向く/今日も少しだけ】
 大切なこと。
 仲間とともに闘い合うことか。
 仲間という存在。
 何より、その場所の必然性を求めている。

 今では廃れたが、しっかりと敵対し、闘うことの重要性は忘れたくない。
 希望を感じる必要はないだろう。
 徒労感を持ったとしても、出向くときには出向く。
 それだけか。

 そうしたことを体感していたのである。
 よりによって、寒い1日に。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
 最近は、評判の絵本ばかりを読んでいる。
 活字が終えないことを契機に、図書館で手にし始めた。
「面白いなあ」と。
 佳き日々を。