干した布団。
中へ入れば、陽射しの温もりを体感できる。
その温もりも、寒い部屋ではいつしか消えてしまう。
が、大丈夫、体温で布団の中の身心は温められているからだ。
身体という太陽と言いたくなっていた。
www.youtube.com▲齢を重ねても、歌い続ける。
この方もまた。
「うむ、いいぞ」
【名言インフレの渦/今日も少しだけ】
今や名言インフレか。
事実、ウェブで検索しようとすると、名言を紹介する記事の最新情報が数多く、掲載されている。
その一般化した記事の内容には、あまり惹かれない。
例の名言解説である。
そうした中、次の言葉に、「うん?」と。
こうだ。
「人にいら立つことがあるのなら、そこには自分自身を知る手がかりが眠っている」
あのユングの言葉だそうだ。
解説は覚えていないが、苛立つことを考え抜けば、自分というより、自分の傾向が分かる――。
「このところ体感してきたことだよな」と想ったものだ。
例えば、ある老婆が、他人様の車いすを蹴っていた。
思わず、「ひでえことをするな」と、声が出てしまっていたときもある。
しばらくして、「あっ、おれは、ああした行為も嫌なんだな」と気づかされたのだった。
世間的には下にいる者が、より下と思われる者と出会ったときの、陰湿・陰気な嫌がらせ。
身の毛がよだつとは、このことかと。
本来なら連帯とまでは言わないが、親しくすればいいだけなのにと。
下は、より下を蹴落とそうとするものでしかない?
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「さてっと」】
「ばっくれているよなあ」
そう体感することが多過ぎる。
政治不信?
政治の原則は、「敵を殺せ」であるのなら、殺すためになら、どんなことでもするのだろう。
つまり、政治=不信。
佳き日々を。