深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

太陽としてのここ/身体から・258

干した布団。
中へ入れば、陽射しの温もりを体感できる。
その温もりも、寒い部屋ではいつしか消えてしまう。
が、大丈夫、体温で布団の中の身心は温められているからだ。
身体という太陽と言いたくなっていた。

▲『色づいて』(写真)
体力、金力、あるいは時間がないので、遠出はできない日々。
近隣の公園へ出向く。
紅葉を束の間、愉しんだのである。

www.youtube.com▲齢を重ねても、歌い続ける。
 この方もまた。
「うむ、いいぞ」


【名言インフレの渦/今日も少しだけ】
 今や名言インフレか。
 事実、ウェブで検索しようとすると、名言を紹介する記事の最新情報が数多く、掲載されている。

 その一般化した記事の内容には、あまり惹かれない。
 例の名言解説である。

 そうした中、次の言葉に、「うん?」と。
 こうだ。

「人にいら立つことがあるのなら、そこには自分自身を知る手がかりが眠っている」
 あのユングの言葉だそうだ。

 解説は覚えていないが、苛立つことを考え抜けば、自分というより、自分の傾向が分かる――。
「このところ体感してきたことだよな」と想ったものだ。

 例えば、ある老婆が、他人様の車いすを蹴っていた。
 思わず、「ひでえことをするな」と、声が出てしまっていたときもある。
 しばらくして、「あっ、おれは、ああした行為も嫌なんだな」と気づかされたのだった。

 世間的には下にいる者が、より下と思われる者と出会ったときの、陰湿・陰気な嫌がらせ。
 身の毛がよだつとは、このことかと。

 本来なら連帯とまでは言わないが、親しくすればいいだけなのにと。
 下は、より下を蹴落とそうとするものでしかない?

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「さてっと」】
「ばっくれているよなあ」
 そう体感することが多過ぎる。
 政治不信?
 政治の原則は、「敵を殺せ」であるのなら、殺すためになら、どんなことでもするのだろう。
 つまり、政治=不信。
 佳き日々を。