贅沢な夜/食卓慕情・56
「贅沢だな」と感じたことがある。
旬の食材を食べたときだ。
屋外で、野菜を天ぷらにして食べたのである。
「熱燗が合うよね」などと話しながら。
空には満天の星、後はもう、眠るだけという点も贅沢だったか。

「小判ならなあ」
毎年想う。
本当に小判なら、価値はなくなるのだったが。
ともあれ、寒く暗い冬の前の、自然からの贈り物。
▲「あっ、この唄があったな」
久しぶりに聴いた。
【無/今日も少しだけ】
驚いた言葉に出逢う。
こうだ。
激しい無。
誰の言葉だったか。
どこで読んだかも失念している。
ただ、言葉だけがメモされてあったので、紹介した。
無の激しさではなく、激しい無。
確かに、これ以上の激しさはないのかも知れない。
しかし、感じてもいた。
無?
「無とは何だろう」と。
何も無いのだとしても、無いことはあるのだったが。
やはり、激しい無というしかないのか。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「さてっと」】
お客に暴力をふるう。
カスハラが問題視されている今、「分かるけれど、どうなんだか」と。
目の前で繰り広げられた茶番。
茶番では済まされない茶番と痛感していた。
佳き日々を。