深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2013-06-07から1日間の記事一覧

月がとっても赤いから/この領土で・107

酩酊の夜中、車は走っておらず、人もいない。 赤信号がポツネンと。 「奇妙な花が宙で咲いているな」と。 「砂漠の信号でも待つだろうか」とも。 その後だ、水たまりに映る赤が月に被る様子に見惚れていたのは。