深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

救済を救う

救いはない――。 確かに。 が、それでもいいじゃあないか。 不条理が当たり前。 ただし、歌うことは忘れない。 いや、だからこそ。

問題だが、いわゆる問題ではない

今、目の前の現実を、 研究対象や社会問題、単なる話題にして、 どうするのだろう。 絶え間なく続く事態を、 とどのつまりは囲い込み、陥れ、 どうしたいのだろう。

上出来/人生論・2

してきたことの豊富さも侮れないが、 心を込められることが1つあり、 長く続けてきたのだったら、 上出来。

水の森・プールで深呼吸/ついに娘ネタ・9/プール絶景・4

子どもは本当に溺れ出す、親が慌てると。 落ち着いた視線が届いていれば、 安心して溺れている、 溺れることを楽しみながら泳いでいるかの如く。 手はまだ、そう手はまだ、差し出さない。

目の前の国境線/都市サバイバル・ノート67

家庭で解決すべきことを社会に持ち込んだり、 社会で対応すべきことを家庭に運び込んだり…。 どういうつもりなのかな。 もちろん、食卓の上には、国境線が滲むあれこれが並ぶのだけれども。

夢の中の夢へ

誰にも知られず、実は伝えられない、わたしの夢。 深夜には理解できず、朝には覚えていない、 明確な茫洋の一部始終を、 おそらく観たはずなのだが…。

私の青空2010

市場からはみ出されているが、 存在自体が寄る辺となる高齢者の一団。 道端に座り込み、一口呑んでは、「ニッ」と笑う姿を眼球でも握りしめ、 足早に行かねばならぬ朝。 呟く、「彼らも、私の楽しい家」と。

靴ひもを結ぶ・1/都市サバイバル・ノート66

雨か、月曜の朝に。 腹に夏を注入、 野の花は買うな、野原で愛でればいい。 瞳には映るだろう、 洗濯機に放り込まれたシャツの温もりが。 互いに、売買するものがなくとも語り合えるのだとしたら、 何も望まぬ。

全裸主義者として・1/自分様から遠くへ・2

わたしにも夢がある、 全裸社会という。 浴槽では服を身に着けないもの。 同様に、 自分とも全裸でつき合う人々が集う社会への夢がある。

自分様から遠くへ・1/都市サバイバル・ノート65

どこまでも、自分、いつまでも。 枯れぬよう、日々、潤う言葉の水やりを。 日差しとしての文脈、 肥料としての文体も。

人には人のリ・クリエーション

おっ、少し時間ができたな。 よっしゃ、ここはひとつ、 逆立ちでもかました後、 意味なく手でも叩いて、 ヘラヘラしてみっか。

根源/人生論・1

生き方が分からない? 自身もまた敬愛できるよう、 しっくりくる暮らし向きへ、 しっかり変えていく、 ただそれだけ。

手はあげるものでなく、握り締めるもの

子どもを殴ったり、焼いたり、ついには刺すぐらいなら、 まずはおっさんの俺たちを殺しに来いよ。 そこんとこ、ひとつ、よろしく。 朝日が昇ろうが、夕日が沈もうが、関係なく来いよ。

死を想う・2

死者を火にくべ、 悲しいのは当然だとしても、 いつかどこかで身心の暖を得つつ、 報われているはずだ。 互いが互いの場所から見送ることさえできたのだと――。

死を想う・1

大切な人が亡くなるとき、 別れの挨拶を交わすことができれば、 事態が事態であるにもかかわらず、 「よかった」と――。 すべてが公然とされたことによる功徳。

月下の貧乏人・5

古より夜空に浮かんでいるのに、 月は夜毎、 新しくなることができる。 読み終えられないことが楽しみな叙事詩。 しばし眺めれば、 わたしもまた、陽気で静かな落ち着いた場所になっている。

鬱々討つ

拝啓 知ったかぶりで気が散りやすく、 不満を言い募っては不安を醸成、 正義と威圧を混同しては、意味なく焦らせて、 そのくせ無気力で、顔には張りついた笑み。 そんな奴、そばにいたら嫌だよね。 マスコミ殿

月下の貧乏人・4

夜には室内の、光るすべてのものを消しておこう。 窓から忍び込んでくる客人を迎えるために。 挨拶は簡単に、こう言おうか。 「朝日とバトンタッチするまで、ごゆっくり」 わが家に、月の光を招くんだ。

100文字の全体、断片の100文字

断片をいくら集めても全体にはならないが、 全体は容易に断片化していく。 わたしはグラスにビールを注ぐ。 断片の断片性、断片の全体性、全体の断片性、全体の全体性。 一気に呑みほして一瞬待つ、永久の酔い。

悪の華はどこへ行った?

自らに巣食う魔物は、飼えるはずもない。 魔物たる由縁だ。 最近は昼寝なんぞ覚えたらしく、 老いても、存外、元気な様子。 稀に、「よっ!」と声をかけて、起こすこともあるが…。

ちから

こどもらが、はらっぱではしる、はしる、はしりつづける。 いきているちから、 いきていくちから、 いきていこうとするちからが、 わたしにまるごとながれこんできた。 こころやあたまのふしぶしものびていく。

夜には上映中『月の映画』/水百景・11

切実ならともあれ、 単に気がきいただけの言葉に興味はないよ。 暖かい夜だもの、歩こうか。 川が流れているところまで。 な? 不思議な生き物と出合えなくても、 水に浮かぶ月の百面相ぐらい楽しめるさ。

愛こそすべって/母なる大地の売買

常識と常識とが、 非常識の卵を、薄暗く産み落としていく。 吉であるわけがなく、 機知が微塵もない、 断固、既知にしてはならぬキチ。 キチキチ・バンバン、 バンバン!

おおっ、ママ、辞書的な、あまりにも辞書的な

多忙の合間に間合いをはかり、 間に合わせでない人生へ。 間延びさせないことが肝心。 間抜けは単なる人、 人間に非ずだってさ。 おおっ、ママ、キチキチジョージ・ブルーズ・アゲイン〜っ。

ゆるぎない力/ラブソング・2

不吉で不運、不景気な話だとしても、聴くさ。 ゆるぎない力の源は、 あなたの存在そのものにあるのだもの。

存在する原点

食べる、排泄する、眠る、そうして会話する――。 多少のほころびはあっても、 生存のための行為ができるだけで、 充実感が得られる暮らしぶり。 そうした場所へ、いつでも帰っていけるか、どうか。

火の5月/野営生活覚書・2

野営生活では、 日差しが出てきたとしても、 朝から木々を燃やす。 煮炊きをするために、 暖をとるために、 何より安らかな心を集わさせるために。

伝承

古のものが発見され、今、その素晴らしさに驚嘆する。 私たちの時代のものが、遠い未来に発見されたときは、どうなのだろう。 今日も、野原で鬼ごっこをする子どもたち――。

焚き火を前に・1

火のダンス、焚き火。 暖をとりながら、魅せられている私たちは、 満ち足りて、とても静かだ。 会話は続けているけれど。

ある春、突然

大の字で横になり、 空を眺めていた。 突然、わけもなく流れる涙。 笑いもまた、ふいに。