深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

信から遠く/身心から・107

今も、信じるとか、信じないとかではない。ましてや、信じられるとか、信じられないとかでもないのだった。ただただ、自分の想いを無に帰したくないだけ?得体の知れない想いがあれば大切に。そう視ている。 ▲『早く咲いて欲しいなあ』(写真)上へ上へと伸…

空を視ていた/言葉・232

徳という文字が気になる。ふと、検索してみた。「身についた品性。社会的に価値のある性質。善や正義にしたがう人格的能力」と出てきた。「おれには遠いし、この国の為政者たちには無縁だな」と。空を視る。 ▲『影』(写真)冬だ。影を視て想う。「春よ、来…

弱さから/身体から・212

弱いものいじめ、その残虐さ。見え難いからとできるとも言われる大量殺戮のことも想起した。身心は鍛えられるが、はかなく脆くて、弱いもの。いじめは、自らを殺しているのと同じなのだと、あらためて痛感を。 ▲『林』(写真)ここにいるだけで、いい。陽射…

火の写真/視る・2

焚き火の暖かさ。「人の身心には適しているんじゃなかろうか」とはいえ、暖炉のある家に住めるわけもなし、直火ができる場所も遠い。いっそ、今年から火鉢をとも想ったが。なあに、写真を視て、宥めている。 ▲『本』(写真)近隣の公演へ。ベンチには、「お…

大笑いした後の怖さ/言葉・231

ユニクロとは月とスッポン、雲泥の差。それにしても、「最悪の事態になった場合、責任を取ればいいというものではない」と元首相。うん?国民を阿呆にする新話法なのか。この国では長く、責任不在のままだ。 ▲『突然の花』(写真)自転車でウロウロしていた…

火を、もっと火を/令和四季派・22

「本日は少し暖かいでしょう」との予報だった。が、朝は、「まだ寒いじゃないか」。火を見たい、火を。火事はごめんだが、焚き火にあたると、まだらとはいえ熱くなるのだ。何より、身心が落ち着くのだった。 ▲『曇天』(写真)富士の見えない1日。寂しいも…

父からの伝言/言葉・230

思春期のころ、父から厳しく言われた。「人のことを馬鹿というものではない」口に出さないよう、用心深くなったか。ただ、アルバイトをするようになったころ、父は言った。「お前の言うように馬鹿はいるな」※賃労働の関係者に騙された後のことである。「信じ…

今日も/当世労働者覚書・156

皆が貧乏だった。だから、貧しいことを気にしなくて済んだ。が、想うのだった。皆がそうでなくても、貧しさに耐えられるかどうかなのだろうと。知ったことではないのだ、こちとら、今日も老いて賃労働日和? ▲『痕跡を訪ねて』(写真)過日の小雨。とはいえ…

苦労しています(笑)/言葉・229

昔、ユマニスムがヒューマニズムと知って、「何だあ」と。アイデンティティ・クライシス?要は、ようやく指摘されるようになってきた居場所がないということか。まずは理解を。その後だ、自分で考えるのは。 ▲『病気』(写真)雨の日、チャリ徘徊。乗らないと…

さてと/情報最前線・55

本こそ永遠、ウェブはその場だけ――。実は本は壊れていく。敬愛する作家の本をデータ化したHPには、むしろ可能性を感得。そも、スペースをとらなくいていい。が、運営会社が潰れたらアウトなのだったが。 ▲『美味しそう(嘘)』(写真)枯れ葉はいい。歩く…

犬死に/戦争・29・

みな、犬死にしたんだ。実際、飛行機で突っみ、死んでしまったのだから。勝つ見込みがあれば?そんな酷い作戦を実行することもなかった。せめて、国ではなくて、家族のため、友・恋人のためなら、まだしも。 ※50歳代で亡くなった父親は、犬死になど、認めな…

夕映え/マザーネイチャー71

街中を歩いていたときのことだ。何となく空を見上げると、ため息が。そうして、できるだけ広い場所を、急いで目指したのだった。夕映えの美しさを浴びたかったのである。嬉しいほうのため息を、久しぶりに。 ▲『紅葉もどき』(写真)夏のとき。今風の集合住…

現在地/この領土で・809

GHQやCIA、新興宗教やヤクザ、右翼など。あれこれ絡んでの、この国の現在。実は、「こうすればよくなる」と分かっているのではないか。しないのは?利権がなくなるからとしか思えない事態なのである。 ▲『講演会』(写真)過日、近隣の大学へ。仏教の…

意味不明/この領土で・808

何故、与党が勝ち続けるのだろう。地方の日々の暮らしを支える基盤を、癒着とともに作ってきた。情宣も、巧みに。1票の格差も、貢献してきたのだろう。日本のソビエト化を持続させる反共勢力とは、一体何? ▲『踊る』(写真)樹木は移動しない?そんなこと…

親指を隠す/令和問わず語り・89

霊廟を想う。信心深くはないのに、自然と手を合わせていた。両親はすでにいないものの、霊柩車が通り過ぎるとき、親指を隠すときがあるのと同じ?条件反射は怖いものだ。自分の中にいつもいるか弱い子ども。 ▲『雑木林』(写真)呼吸が改まる。深い呼吸を、…

あるのか?/暮らし・82

今、周囲にあるのか?愛、そう言って白々しかったり、難しかったりするなら、敬うことと言い換えたい。考えた痕跡としての言葉は、どうか。暮らしを支える安心の経済は?生きていくために、今、必要なのだ。 ▲『馬』(写真)「おっ」思わず惹かれた。大きい…

光る洗脳/情報最前線・54

落とし穴はそこかしこに。帰宅すれば、茶の間のテレビが光りながら洗脳をしてくる。あれを買え、これを買え。勝手にのぼせて有頂天なら構わないが、巻き込んでくるのだ。勘弁して欲しいと、スイッチを切る。※テレビは、概ね視ない。 今の技術なら、諸外国の…

いる/彼・136

足もとはぬかるんで滅茶苦茶な時勢である、相変わらず。とはいえ、品位に満ちた人がいる。礼儀をわきまえ約束ごとは守るのだった。探すまでもなく、いるのだ。ぬかるみを歩いていても、靴は美しいのである。 ▲『遠くへ行きたい2023』(写真)ふと、遠くへ行…

仰いだ/月下の貧乏人・70

あの青年に銃を撃たせてしまった――。させたのは間違いだったのだと、ふいに。それが基本ではないのか。むしろ、暴いてこなかったマスコミ等にこそ、責任はあるのだったと体感していたのである。月に和む。 ▲『影』(写真)冬である。影が長い。これもまた、…

トップ?/この領土で・807

トップに立ちたい?ということは、標的になるということ。事実、宗主国の大統領をはじめ、元アイドルのロックミュージシャンも殺されている。嫌なことだ、恐ろしいことである。悪いことだけでは、ないのに? ▲『富士』(写真)燃えている。嬉しい驚き。「き…

もう読まない/今もメディア論・8

まだ開いてはいる。が、新聞はすでに遠い。めくっても、知りたいことは出てこないのだから。例えば、戦後史の虚妄を突く記事は、どこにあるのかと。そも、カルト教団のことさえ、覚束ないではないのか――。 ▲『枯れ葉』(写真)枯れ葉は、まだまだ愉しめる。…

水切り/遊び・31

水面に向かい立つ。石を投げる。石が何回、水面を跳ねていくのか、見詰めていく。ただ、それだけの遊び。投げる前、投げているとき、投げ終わったとき、各々違う期待が、一瞬のうちに発生しているのだった。 ▲『枝』(写真)木の下に立つ。見上げる。1本の…

道徳?/令和問わず語り・88

人様に迷惑をかけ、「しまった」と感じるときがある。身体に根付いた道徳観からだろう。若いとき、道徳には反発していたのだが。今はどうだろう?悪くないものの、すべてがいいというわけでもないのかなあ。 ▲『富士』(写真)思わず合掌を。「苦しいのは、…

グローバル化は進むよ、どこまでも/言葉・228

有名タレントの、「新しい戦前」という言葉。反応している人が多くいた。ただ、どうなのか。昔から戦前・戦中・戦後の三位一体状況ではないのかと。グローバル化は、いわゆる近代以降、続いているのだもの。 ▲『枯れ葉』(写真)枯れ葉。そこかしこに。踏ん…

詰めていく/令和問わず語り・87

わたしはこんなふうになりたい――。そうした想いは、実はいくつになっても大切である。何も職業のことではないのだから。なりたい地平から今を詰めていく。後悔しつつも、今日の中の明日を育んでいくこと。 ▲『光る馬』(写真)歩いていた。すると、突然、写…

忘れないで/令和問わず語り・86

裏切らないままで暮らしていけるといい。自分が感じたことを。もちろん、悪や害など、負のことではなくて。人様のために心を動かされたことができなくても、いい。ただ、内実を忘れなければいいのだったが。 ▲『惹かれる細かさ』(写真)「おっ」毛細血管の…

避けたいこと/この領土で・806

手を結んだのは、信用したからではない。とどのつまり、裏切られないようにするためだ。背後から、ふいに撃たれないために必要だったのである。疑えば、疑われる。結果、信じることも消えるのは避けたいが。 ▲『カイト』(写真)近隣の公園で。「いいなあ」…

万が一のとき/彼・135

「新年を迎えても変わらないね」と彼。わたしは頷く。コロナ禍にカルト問題、戦禍に自然災害は今も。「万が一、おれがいなくなったらさ」と彼。「周囲の人も含め、いい感じで想い出してもらえるといいよな」 ▲『富士』(写真)はっきりしない写真だ。昼間、…

自分勝手な/食卓慕情・46

やはり美味しいものを食べたい。ただ、簡単に作ることができて、見た目がいいことも大切だ。流行りだした昆虫や内臓を想像させるものは、苦手である。身体によければ、申し分ない。何より安くて済むものか。 ▲『初詣』(写真)「少しは動くか」初詣に出た。…

カレーを想う/食卓慕情・45

物語を想い出す。定年を迎え、会社を去る日の話だ。行きつけの蕎麦屋へ寄り、カレー南蛮を注文したという。落ちは、ワイシャツを汚さないため食べてこなかっただったか。正月、カレーが食べたくなるものだ。 ※誰が書いたか、忘れた物語。「なるほど」と想っ…