深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ダメから/月下の貧乏人・73

ダメでもいいではないか。まずは、ダメさ加減を受容しなければと。その器量を持ちたい、持つべき、持たざるを得ないのだったが。そこからである、佳き道への歩みは。かくして、月光は身近にいてくれるのだ。 ▲『秋か』(写真)暑い。が、確かに秋かと。チグ…

ようやく/言葉・259

「ようやく差別も偏見もなくなったな」生きている間に言いたい。終戦を迎えても、続くだろうから?いや、戦争は今すぐ終結して欲しいので、比べるべきことではない。とにかく、言いたくて仕方ないのである。 ▲『剥き出しな』(写真)最近、朝には公園へ出向…

排除できるのか?/令和問わず語り・114

できるのだろうか?想い込みを排除すること――。自己点検をして、「よし」となったとしても、どこかで想い込みは残響しているのではないか。そう感じている。が、それでもなお、判断をしていくのだったが。 ▲『石花』(写真)花よりも、花びらに惹かれた。動…

哲学と革命/言葉・258

哲学や革命。大切なことだが、企業哲学や価格革命など、「えっ?」と。若いころ、違和感を持ち、今もなお続く。絆や忖度など、使いにくくなってしまった言葉もある。が、使えばいいときは、使うしかないと。 ▲『咲いていた』(写真)「この季節か」そう体感…

喜ぶ感覚/混乱・1

有限と無限。そのつながりについて、ふと想う。想うだけに止め、考えてはいかないのはおかしくなりそうだからだ。そもそも、考える基盤の手持ち札はないのである。が、しかし、感覚は喜んでいるようなのだ。 ▲『太極拳を』(写真)朝、写真の場所で、久しぶ…

集まって眠る/老道・202

自我は大切だが、おできのようなときも。老人ホームの個室から出てきて、広間に集まり、寝てしまう高齢者たち。いろいろなことが言える。自我より大切な関係があるとさえ、分かっていればよい。まずの話が。 ▲『木の下方』(写真)「あらま」咲いていた花に…

「神仏を尊び恃まず」/一生・4

完全で無限の神とは、凄いことを発明・発見したものだ。人とは真逆の存在と言えるのである。一方の仏は、どうなのか。生老病死を視ているのだったが。生きて老いて病を得て死ぬことだけは完全・無限に続く? ▲『どぶ川』(写真)利用駅前のどぶ川。ないより…

善悪?/死を想う・63

死は悪?そんなことはない、みな、死ぬのだから。とはいえ、良いとも言えないのは、死ぬのはいつも他人だからね。要は善悪の問題ではないのだ。善悪の彼方、あるいは遥か手前の問題でもないところが厄介だ ▲『畑へ』(写真)自転車徘徊族である。写真のよう…

初恋の人2023/顔・16

初恋の人に会うテレビ番組を想い出した。万が一、会わせてくれるとなったら?こっちはジジイだ、向こうはバアサンだろう。逃げるのが得策だなと。が、知っている、バアサンの奥から幼い相貌が現れることを。 ▲『どぶ川』(写真)相変わらず非衛生的だ。が、…

眠りの前に/死を想う・62

人は必ず死ぬ。ただ、いつも死ぬのは、自分以外の他人だった。だから、死んでもいないのに、死の何が分かるのかと。そもそも、わたしはわたしの死に方を知らない。つらつら想っていたときに、眠りへと――。 ▲『惹かれる曲がり角』(写真)何故か、惹かれる曲…

早足で/月下の貧乏人・72

もう、どこにもいたくないと。過ごしやすい自宅にでさえ。ただただ早く帰りたいだけだったんだ。当面、他にはないものだから、自宅を想起していたんだよ。夜空には月がくっきりと見えていて、不思議だった。 ▲『草という導火線』(写真)「あっ」草が導火線…

現状/この領土で・854

建前さえ無茶苦茶だ。ましてや本音はもう、何が何やら。今や、いや、今も、どこもかしこも汚染水だらけなのだったが。水浸し。泳ぐわけにもいかず、ましてや溺れるわけにもいかず、突っ立ている脚力もなく。 ▲『隣町の図書館の自転車置き場』(写真)平日。…

手/身体から・223

追い込まれたとき。食べられるうちは、まだ平気なのだろう。お金の問題もあるが、食欲の問題でもある。身心が縮んで、食べることさえ覚束ないときがあるのだった。余裕の手が、伸びていかなければならない。 ▲『手』(写真)久しぶりに視た。手の大切さ。あ…

聴きたい/唄・104

唄を聴く。小手先や小細工はどうでもいいのだ、小ざかしく感じてしまうばかりか。小難しいのも遠のくばかりである。自分の盗作をしているケースも多い。ただただ、染み入って来る唄を求めている、聴きたい。 ▲『ヴェルヴェットな』(写真)カラスに、自転車…

通じないと踏んでいる/言葉・257

記録は永遠に残らない。夢中になって呼んだ本も、版元が潰れればアウト?そも、放射性物質が安全になるとも言われる何万年後。そのとき、今の言葉が通じるのかどうか。日本の古典でさえ、学びの対象だもの。 ▲『ベンチ』(写真)座ろうと想った。「あっ」暑…

海外へも流出/この領土で・853

国難を海外にまで背負わせるカタチに。処理後汚染水問題だ。自然乾燥やコンクリート化などの方法もあるという。各省庁の利害との声もあるが、勘弁して欲しい。海外へ行くことはないが、殺されても仕方ない? ▲『避難場所』(写真)図書館へ。暑い。逃げ込ん…

マスコミより、すぐそこの情報/情報前線時代・59

マスコミを信用できない?当然だ。商売だから、お金をくれるほうになびく。だからこそ、ジャーナリズムこそをとも、痛感している。いっそ身近な体感した情報から、読み抜いていくほうが、的確かもしれない。※事実、某国の人々は、コミュニティの人々の言うこ…

リクエスト三昧/情報前線時代・58

図書館が仕入れた新譜をウェブで調べて、聴く。新しい音楽家と出逢おうとしているのだった。が、ぴんと来るものがない。結果、図書館に予約を入れるのは、今では概ね知っている歌い手か。それで問題はない。 ▲『小さな図書館で』(写真)今月のテーマは、ル…

痛感する/暮らす愉しみ・24

死もまた、決して平等ではない。とはいえ、等しくやって来るのだ。未来の人々に手渡すものは?今や危ういとはいえ、暮らすことの愉しみか。そこにしか、生きていく理由も方途もないのではないのかと痛感を。 ▲『これぞ原点』(写真)おおっ。やてるやってる…

忘却の力/身体から・222

嫌なことを体験後、生きているのだったら、どうしたらいいのか。忘れるしかないのだろう。どうやって?言いたくはない言葉だが、時間もまた、手助けしてくれるのだったが。今日もまた、ストレスの中で歩く。 ▲『立ち止まる』(写真)近所の桃源郷。いや、想…

それでもなお/唄・103

広告主が、早々に逃げていく。テレビには、気づけば出られない。信頼していた共演者も呆れ果てている。それでも、棒の1本でも持って、段ボール箱の上をステージとして、踊り、歌わざるを得ないのか、どうか。 ▲『まだ夏』(写真)相変わらずの陽射し。強い…

犯人扱い/身体から・221

途方に暮れる。犯人ではないのに、誰も話を聴いてくれなければ。行き場のない想いのまま、吐き気さえ。もどし続けても当然だ。脳は破壊されて、身心にはダメージが残るだろうが、シャットアウトすることだ。 ▲『馬』(写真)犬や猫もいい。馬もまた、そばに…

怪/この領土で・852

論破?ほんとうは寂しくなるだけ。いや、うそであっても。目の前の人と何故、腹蔵なく交通し、今・ここを大丈夫な場所にしようとしないのか。単純なことなのに、ますます入り組み、判断停止に陥っていく怪。 ▲『緑』(写真)木々よ。命よ。緑。美しいなと。 …

1人の幸運/言葉・256

自分がダメになるとき。1人きりになること、書けなくなること。そう記している人がいた記憶がある。大切なことだろうが、わたしには遠い。1人きりになれる幸運、書かなくていい僥倖があるのではないかと。 ▲『処理後汚染水』(写真)空を眺めていた。一瞬…

罪?/死を想う・61

自殺について、自分殺害罪との言葉を読む。「確かに」と体感していた。が、罪なのか、どうか。自分という自分、自分という他人、他人としての他人。それらを一緒に殺してしまうわけだが、罪とは言えないと。※追い込まれて、死が救いのときもあるのだ。「そこ…

公共性?/この領土で・851

この国における公共性とは、何か。為政者のためのものでしかない。世界に国難を輸出してしまった処理後汚染水。人々といえば、「みながしているから」やってしまうのでもあった。お似合いなのかどうなのか。 ▲『おおっ』(写真)賃労働があれこれあるわ、プ…

明治だって?/この領土で・850

明治は輝いていた?おかしかったのは戦前で、戦後は抜群――。歴史は、勝者が作ってきたのである。せめて、敗者として絶望を正確に描いたほうがいいのではないのかと。もちろん、涼風を求めながらなのだが。 ▲『密かに』(写真)「あっ、ビューティフルやんん…

海や山も/戦争・35

戦闘による死よりも、餓死や病死のほうが多かったという。恐ろしい人災だ。食べられなければ、何をしでかすかは、いくつかの作品に。病も他人事ではないだろう。今、慰めにもなる海・山も遠くなるばかりか。 ▲『木々の向こう』(写真)「もういい加減にして…

夜空の星2023/この領土で・849

放射性廃棄物――。安全になるまで10万年もかかるというのだったが。今、地球上にいる誰も、安全を視ることはできない。そもそも、10万年後、言葉が通じるのかどうか。暗澹としたまま、夜空を見上げていた。 ▲『夏』(写真)もちろん、食べたいとは思わなかっ…

デジタル化の大海/身体から・220

デジタル化によるデータ化。商売から軍事まで必要なことである。生きていく上でも大切ではあるのだろう。が、身体や心との折り合いはどうなのか、実際のところ。月夜に、呼吸を意識しゆっくりと歩いていた。 ▲『まだまだ陽射し』(写真)自転車道。陽射しが…