深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

打たれる/感染症時代・9

打たれてきた。5回目のワクチン。副反応は少なかった。以前、「ワクチンでこれなら、感染はしたくないよな」と痛感するほどだったが。ともあれ、人には感染させたくない。ワクチンの善悪は、別の問題だ?※京都大学・福島雅典名誉教授が、官僚に激怒している…

膝を屈して起死回生?/この領土で・797

左への対抗として、互いに袖の下を。国を売り払うことさえ厭わなかった。国土には死屍累々、膝を屈して、死の直前に延命されたのだ。それぐらい屁のカッパだったのだろう。もう左右ではない、上下なのだが。 ▲『手品』(写真)だまされてはいけない。が、素…

耕していく/地上物語・18

耕す。いいことのように言われている。が、「土の悲鳴が聴こえてくるときもあるよね」との声も。実際、どうかは知らない、分からない、どうなのか。ただ、額に汗して、向かっていくときの姿勢は悪くないよ。 ▲『木』(写真)特に特徴はない。実際はあるのだ…

欲しいもの/地上物語・17

中国の農耕や食文化、火薬や製紙等々の歴史。「たいしたものだ」珍しく欲しいものができた。小さいものでいい、地球儀である。クルクル回しながら、眺めていたいのである。雑音を遮る助けにはなるだろう。 ▲『歩いていた』(写真)「あっ」人がいた。普段は…

手を想い出す/令和四季派・20

寒くなってきて、春先の情景を想い出す。桃の花が咲き始めた晴天の日。爺さんが木にもたれかかり、気持ちよさそうに座っていたのだ。目を瞑っている傍らには、カップ酒。手が、ゆっくり伸びていくのだった。 ※その後、爺さんを視かけない。 元気でいるだろう…

想いがポイントか/姿勢・56

エゴサーチ、自己検索。ウェブの時代だ。所属するあれこれについて、検索は可能だ。客観はあり得ないが、そこへたどり着く方法とはなる。つまり、たどり着けはしないものの、知ろうという想いが大切なのか。 ▲『木々の中へ』(写真)休日。やはり、木々のも…

振り返る/自転車にのって2022・2

自転車にのって、のんびりと。紅葉巡りをしたのだ。追い抜かれることは分かっていたから、肩越しに振り返りながら。案の定、脇を素早く走っていく人々。間抜けな顔で色づいた葉に夢中だったのは、わたしか。 ▲『ここでも座った』(写真)座して、空を眺めた…

三大悪女だってさ/言葉・227

三大悪女という言葉と出遭い、「ん?」。ネットで視たが、出てくるわ、出てくるわ。「ただなあ」と感じていた。男尊女卑の歴史が長く続いたのだ。そも、反対語が三大悪人とは、「何をかいわんやだよなあ」。 ▲『地べた』(写真)写真の場所に、座り込んだ。…

お茶の時間/食卓慕情・43

もしなくなったら困るだろう時間帯。例えば、お茶を飲むときだろうか。寒くなるこれからは、ますますである。熱いお湯とカップ。「さて、何を飲むか」と、ごく短い時間なのだが、身体が感じるときも大切だ。 ▲『コーヒー』(写真)陽射しがうれしい。晩秋と…

始発駅で/車内慕情・19

通勤電車。休日以外は毎日、乗っている。あ、休みのときに利用することもあるか。視かける人が幾人かいるのだった。だからか、焦らず、押し合わずに座っていく。それだけでも、少し心温まるご時勢である。 ▲『利用駅』(写真)昼に、たまたま下車した。「へ…

手品のような現実/この領土で・796

手品のタネを知れば、「何だ、そんなことだったのか」と。が、タネを教えられず、見破ることができなければ?下手をすれば神秘体験となり、ぞっこんになる可能性は高い。危ない。手品ではない、現実の話か。 ▲『木々を抜けて』(写真)小道主義である。光を…

バランスを/この領土で・795

国民の情報は視えなくてもいい。ただ、国家、つまり国土と為政者、何より国民の情報は視えたほうがいいのだったが。矛盾。要は、バランスをとっていくしかないのだろう。為政者にはとても無理なのだったが。 ▲『親子』(写真)日常の風景か。超がつき、化が…

振り向いて/姿勢・55

頑固ではなく、芯こそが強くあって欲しい。そうして、頭が柔軟であるといい。身体もまた。姿勢がよく、だれることもなくて、歩き続けたい。前しか視ることができない顔なのだから、ときに後ろを振り向いて。※芯。 人は、関係の中で生きている。 だから、揺ら…

目標?/令和問わず語り・78

特別に仕立ててもらうことはできない。固有性をないがしろにするつもりはないのだが。そうした折、「持続可能な開発目標」という言葉と出逢い続ける。目標は目標のままではいけない。が、目標のままなのか。 ▲『這って行く緑』(写真)駅のプラットホームで…

報道論だなんて/この領土で・794

「何が起きているのか」を報道することは大切だ。 が、「何故その事態を報道するのか」。 それが分からないのでは意味がない。 教えて欲しい。 どうして今、そのことを、わたしたち、いや、わたしに伝えるのか。 ▲『70を前に』(写真)脚。颯爽としている。…

座席問題みたいな/この領土で・793

目の前には高齢者。が、座席を決して譲らず、居眠りする人もいる。が、高齢者がいなくなればどうかといえば、スマホに視線を。「どうなってんだか」その“能力”には唖然茫然、「ああ、嫌になっちゃうぜ」。 ▲『烏合の衆の如し』(写真)どうして群れるのだろ…

技について/身体から・211

病を得たわけではない。にも関わらず、何だか気分がすぐれない――。逆に、病気なになってしまったのに、いたって元気。どうしたわけか、そうしたときがあるものだ。人にもよるのだが、技にもよるのだろう。 ▲『一本道2022』(写真)歩き出した。この道もめざ…

顔を叩いて/彼・132

素早く無意識で、周囲をうかがう。誰もいないと分かったのだろう、彼の口から、大きなため息が出た。が、彼自身がため息の対象でもあったのだ。ため息の連鎖である。彼は顔を叩く、「何とかしなくちゃあ」。 ▲『緑へ』(写真)何度でも緑へ。身心が望んでい…

整っていく/身体から・210

デマまみれのご時勢、まずは木々のプール・森の中へ。「いるだけで気持ちがいいぜ」夜には水の森・プールへ。「歩いているだけで気持ちがいいぜ」調整しようとしなくても、呼吸が整っていく場所なのである。 ▲『本』(写真)無料の本だ。稀に出逢う。誰なの…

探している/令和問わず語り・77

探している、長きに渡ってと言えるだろう。真をである。ただしだ、開かれたそれである。閉じていたのでは、真とは言えない局面を何度視て来たことか。心が立ち尽くしたままか、座り込んでしまうかの日々に。 ▲『緑へ』(写真)緑を視る。中へ入って行きたく…

孤独だって?/令和問わず語り・76

「最大の懲罰は孤独」なのだそうだ。そうなのだろう。1人でいても孤独ではない、例えば愉しみがあれば。ただ想う、「孤独だっていいのではないのか」と。自分という馴染みの他人と出逢えていけるのならば。 ▲『公園の花』(写真)周囲と一体化していた。陽…

とにもかくにも/令和問わず語り・75

人さまから、あてにされるほどの自分ではない。単なる生きがいがないことも知っている。老いを生きる、いやはや、慌ただしいだけの毎日。嘘の心配をされるだけでもいいではないかと。とにかく、生きている。 ▲『橋』(写真)赤い橋は渡らないほうがいいそう…

お金がない/令和問わず語り・74(マネー2022・3)

お金やお金もないうえに、お金がない。しかも、お金がないにもかかわらず、お金がないのだ。だから、お金がないし、もちろん、お金もないのだったが。生きていくだけ。それでいいじゃあないか、お金がない。 ▲『ノラ』(写真)「あっ」東京にもまだ、ノラが…

今宵この夜2022/食卓慕情・42

親愛の情を交わす時間。たとえ少人数であれ、テーブルを囲み。ささやかだが手作りの料理に舌鼓を打ち、思わず感嘆してしまう美酒。申し分ないときが漂っていく。それだけでもう、何も入らない今宵この夜へ。 ▲『石』(写真)どすん。音で表すと、そうなるか…

座り込む/彼・131

「愉しみなんかないよ」と彼。「確かにそうかもなあ」と。「たださ」とわたし。「たださ、ゴロリと横になるのは気持ちがいいし、愉しみになるよ」と伝えたのだった。彼はその場で座り込み、「これもね」と。 ▲『歩いていた』(写真)出逢った緑の道。「いい…

希望2022/言葉・226

「希望とは人類が最後にかかる病」この言葉と出逢ったのは、大昔か。以来、希望という言葉のおめでたさに違和感を。ただ、最近は違うのだった。希望という言葉は闘いの別称だと、想うようになったのである。 ▲『無用の長物』(写真)スカイツリーより、はる…

ここから始める/令和問わず語り・73

わたしが知っていることは、特にない。強いて言えば、わたしのことぐらい?それさえ覚束ないものだ。となれば、他者のことなど、どれほど分かっているのか。分からないといった場所から始めるしかない毎日。 ▲『コップ』(写真)何の変哲もない写真。ただ、…

予行演習/この領土で・792

戒厳令の予行演習とも想えた国葬?実は、ビートルズの来日公演も、そうだったという。本当のところは、知らない。が、分からないでもない指摘だ。事実、怪しげな動きだけは、相変わらず続いているのだから。 ▲『沼』(写真)相変わらず、まだ名前を知らない…

坂の上の/この領土で・791

昔は文字通り、何もなく暮らしていた。それでも、キャッキャッとやっていたはずだ。あの貧しさがいいとは言えないが、断言はできない。上下関係が固定していくばかりの今だから。坂の上の鎖も視たくはない。 ▲『蜘蛛の巣』(写真)眩しい。「あっ」蜘蛛の巣…

冬眠前に/令和問わず語り・72

アルコール中毒は避ける。薬のそれも。むしろ、知るべきことなどを歩いて調べていく。そうして、賃労働を何とか真摯にこなしていくしかないのだろう。それでもダメなら、そのときだ、諦めて冬眠に入るのは。 ▲『散歩道』(写真)いつもは足早に通過する道。…