深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

始発駅で/車内慕情・19

通勤電車。
休日以外は毎日、乗っている。
あ、休みのときに利用することもあるか。
視かける人が幾人かいるのだった。
だからか、焦らず、押し合わずに座っていく。
それだけでも、少し心温まるご時勢である。

▲『利用駅』(写真)
昼に、たまたま下車した。
「へえっ」
こうした場所に毎朝、立っていたのである。

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【何だろう/今日も少しだけ】
 不思議な情景。
 埃にまみれた。

 上掲の写真である。
 見慣れたはずの場所。
 何となく、おさめたのだが。
 よくよく視ると、何だかゴチャゴチャしていた。
 が、バランスもあったのである。

 何がどうなっているのかは、分からない。
 とはいえ、危ないとは想えず、「面白いのかな」と。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「えっ?」】
 昨夜、突然、爆発音がした。
 窓を開けてみれば、花火だった。
「ああ、そうか」

 近隣の大学で毎年、学園祭のとき、あげているのだった。
「ただなあ」と。
 ただ、たまげた。
 そのとき、ちょうどパソコンで、戦禍のことを読んでいたからである。

 高齢者が、「花火が嫌い」と言うのを、幾度か聴いた。
「分からないでもないよなあ」

 佳き今日を。