深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

代わりはいる/当世労働者覚書・85

「お前は弱い、代わりはいくらでもいる」 確かに、賃労働とはそうしたものなのだ。 今年今月今日だけ、家族友達、そうして自分だけ。 しかも、お金だけか。 が、問題は、弱くて代わりがいても働けることなのだ。

ささっ/この領土で・518

格差を調査? いや、徹底的に審査しないといけない事態だ。 情報もまた連鎖していくが、操作はないのか。 人と人とが、交差していくには、上下があっては健康と言えないだろう。 誰もが捜査するのは息苦しいが。

今日もティータイム/些事の日々・270

熱いお茶をゆっくり飲んでいた。 感じることや考えること、あるいはヴィジョンへ向かうこともない時勢に思い当たる。 情や知、意志も消えているのだった。 残されたお茶を一気に飲み干して、もう一杯飲むことに。

じっと指を視る/この領土で・517

安酒は、貧乏人の憂さを晴らす格好の娯楽。 そう想ってきた。 が、安酒を呑めるだけでも、幸運だったのである。 年貢の取りたてには気が滅入る、いや、やばい。 後はやはり、クスリ指でも舐めて健康になるかあ?

顛末/この領土で・516

亡命者の気分でいた。 が、実際は捕虜だったのかと。 近寄らない、いざとなれば逃げればいいと感じる部分もあった。 が、無理だ、捕虜だもの。 今の為政者から視えない場所にいても、制度には捕まっているのだ。

自白しろ/平成問わず語り・68

沈潜することは少なくなった。 とはいえ、ときにパズルを解くかのようなときも。 自分で自分に、自白を強要するときだ。 「本当のところさ、どうなんだよ、お前自身はさ」 答は出ないが、それもまた答ではある。

老い話/歩く・52

同世代で出る話は病や衰え、要は老いのこと。 例えば脚力の衰退。 「脚を大きく開いて歩けなくなったよね」と彼。 「頭は昔のまま、身体だけ置き去りっていうかさ」とも。 切実な情報交換を工夫の源にしていく。

「大事にして」/この領土で・515

「大事にして欲しい」という想いがそこかしこから。 大事にされていないから大事にできない事例も。 大事にすればいいのだ。 まずは自分のことを、そうして周囲の人々を。 結果、胸も広がっていくかも知れない。

反省とは無縁の阿呆/当世労働者覚書・84

阿呆の辞書に、反省という文字はない。 いいや、「辞書が間違っている」と言い出しかねないのである。 そもそも、辞書がないのかも知れないと、ふと。 そうでなければ、反省の1つしても、おかしくはないだろう。

死んでも働け/この領土で・514

アメリカは資本家に依拠している。 ロシアは今でも党。 中国は、その両方のようにも視えてくる。 そうして、この領土は? 役人の天国、極楽、理想郷。 今や死ぬまで、いや、死んでも働き、年貢を納めろと――。

世界を変えても、変わらないもの/情報前線時代・38

AIが世界を変える? それはそうなのだろうが。 そも、保育士や外科医、作業療法士などのようにライブに適応できる? 何より雑談ができるのかなあ。 あそこで陽射しに当たる婆さん爺さんや走り回る子どもらと。

ラブとピース/この領土で・513

殺人を快として感じない予防策を希求している。 文化文明を進化進歩させてきた根源には好奇心が。 その根底には実は、新たなものを創出しようとする殺意もまた滲んでいるのだが。 「ラブ&ピース」と呟いてみる。

運ばれていく/都市サバイバル・ノート312

忙しい。 が、「エスカレータを歩くほどには忙しくはないよな」と。 実は歩くことによって、気持ちを疎外、一段と忙しくしているのではと。 実際、忙しいのだとしても。 スマホも視ずに大人しく運ばれていこう。

すでに統治されている/この領土で・512

あの大陸から攻め込まれるという。 しかも、半島からはミサイルが飛んで来るとも言う。 ただ、問いたいことが。 9月11日を抱えた国に、長くながく統治されてきたのではないかと。 そちらのほうはどうなのかと。

少しの真実/マネー2018・2

とどのつまり、お金のことだらけ。 そうして、跋扈する嘘・うそ・ウソ。 でもさ、生きる悦びにつながる真実と、少しでも出逢えることがあるよ。 だからさ、いつも、今の向こう側を視ていくんだ。 ほぼ無料だよ。

取り戻せないことを知るところから/都市サバイバル・ノート311

苦しみはいずれ去るのだろう。 が、そのことをもってして慰めとはならない。 たった今、苦しんでいることが問題なのだから。 しかもだ、苦しんでいる間に失ったことは、取り戻せないのである。 そこからなのだ。

公園へ/都市サバイバル・ノート310

公園はいい。 節約するしかない日々に弁当を広げられる。 人がいれば高齢者も呑気に昼寝を。 走ったり、歩いたり、座り込んだりも。 本を開くこともできる。 何より、開かれているよさを教えてくれるのだった。

奥義を極めた後に/身体から・152

いくつになっても訓練は大切である。 いや、加齢とともに重要になっていく。 身に着けた奥義があったとしても。 いや、それであるなら、なおのこと訓練は積み重ねるべきだろう。 身から剥がれ落ちないためにも。

反射的に人助けをする労働者/当世労働者覚書・83

医師は憐憫の情から手当てをするのではない。 人助けが労働の内実なのだ。 感情につかまっては見誤る場合も。 治療が、生きがいとなるときもあるだろう。 が、患者さんの自然治癒力を醸成する労働者なのである。

机に向かう/遊び・24

ためになったり、躾に結びついたり。 あるいはまた、感動できたり、何より正しかったりするもの。 「でもなあ」 そんなことよりもまずは、愉しみをと。 結果、快適な感覚になれて、勉強だってしかねないものだ。

ただただ笑顔のために/当世労働者覚書・82

どこで読んだのだろう。 「とにかく社員の笑顔を視たいだけです」 そう発言した方がいる。 「そのためには嘘はつかず、できるだけ争わず、人様に迷惑をかけたくない」 想わず、「いいねえ、それが基本だよな」。

今日も食べていく/食卓慕情・15

失うわけにはいかない労働がある。 漁業に農業、狩猟だ。 どれもみな命の死と関係しているが。 とにもかくにも食べないといけないのである。 食べずに生きているという方もいるようだが、実際はどうなのだろう。

写真論2018/今もメディア論・6

圧倒的な量で公開され続ける写真。 「今や写真は無視されるためにある」と喝破した写真家も。 が、珠玉の写真もある。 色や形、線などの個々もだが、全体で迫ってくる写真も。 忘却に逃げ込むわけにはいかない。

どこにも売られていない/ラブソング・81

2人にふさわしい唄。 レンタル屋には置いてないよ。 そも、売られていないものね。 それにさ、今この瞬間の笑顔が、すでにして唄なんだよな。 やはりさ、流行り唄など気にせず、自分たちで作っていけばいいさ。

材を取る営為/情報前線時代・37

取材という方法を信じない。 話を盛る人や平気で嘘をつく人もいるのである。 そも、初対面の輩にいともたやすく、事実を言うものかどうか。 とはいえ、取材は大切だ。 要は、どう見抜いていくかにかかっている。

「魅力があったわよ」/彼女・36

彼女は苦笑しながら言った。 「それはもう、魅力があったわよ」 指のしなやかさに眼が止まったそうだ。 「口を視ていいなあ、きれいだなと」 そうして、「何より声が響いてきたのよ」と。 墓参は終えたという。

当たり前の今日が大切/幸福論・17

当たり前の1日が大切と言われるようになった。 が、ふと、「当たり前とは?」と。 食べて出し、眠ること? そうだ、そうした生命の基本がまず保証されないと。 結果、幸福、いや、幸運への半歩を味わえるのだ。

物腰/身体から・151

居丈高で何かいいことでもあるのだろうか。 そんなバカな。 むしろ、物腰が低い人に自信の現れを感受できるものだ。 とはいえ、喰わせ者という場合も多い。 物腰の柔らかさこそ、深い呼吸の体現者ではないのか。

始発駅で座った/娘と・86

娘と電車に乗れば、話し始めるのだろう。 話が佳境に入ったとする。 そのとき、お年寄りが目の前に来たら、娘は席を譲るかな。 自然に立つか、どうか――。 わたしにはわざと席を譲らないときもあるのだろうが。

分かっている/家族と・7

死んだ親父とお袋が、向こうからやって来たら? 「よっ」か、「元気だぜ」か、「何とかね」か。 いや、その前に向こうから、「その不景気な顔、どした?」と言うのだろうな。 分かっているさ、家族だったものな。