深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

今も憧れる③/人へ・3

天才はいるのだろう。が、求めているのは違う領域だ。美空ひばり氏はかつて、言ったそうだ。「天才? その言葉、甘んじて受けましょう」大谷翔平氏にしろ、天才という小さな枠でくくっていいのか、どうか。 ▲『夜がまた来る』(写真)暗い。夜へ。が、におい…

今も憧れる②/人へ・2

立ち居振る舞いでも、感銘することがある。老いていても背筋が伸びており、親切な感じがもたらされたとき。これまた感銘する。仮に背筋が曲がっていても。スクッと立っている感覚にさせられる方もいるのだ。 ▲『寄り添え』(写真)公園にいくつもの大きな石…

今も憧れる①/人へ・1

人と逢い、「いいなあ」と想うことがある。まず、言葉遣いで。丁寧、かつ要領を得ている言葉の運び方。何より、妙な負担がかかる自己主張が一切なく、しかも静かな語り口も。これはもう、感服するしかない。 ▲『笑』(写真)「1枚ではおさまらないほど、食…

望み②/暮らし・85

歌うこと。それも自然と、ハミングが出てくるかのように。あてがわれた唄を、超えていく瞬間。本も大切だ。幾度もいくども、読み返されていく本は杖だ。暑過ぎず、寒過ぎず、陽射しを愉しむ、のんびりと。 ▲『路上の花』(写真)意味ばかりなんていらない。…

望み①/暮らし・84

よく働く、追いつけ追い越せとは違った文脈で。貢献という方向性があればいい。夜や休日。家族や友人知己と、どうということもない話をして笑う。ゆったりは無理でも、せめてゆっくりとできればいいのだが。 ▲『春の影』(写真)影も暖かい春へ。春の影。影…

幸運であること/暮らし・83

毎朝、何とか起きている。早朝、稀に、目覚めるときが、あるにはあるのだったが。そうして、食べる幸運を体感して。食べられて、眠れる――。これだけでもう、よしとしなければいけないと感じる毎日である。 ▲『黄色は幸せ』(写真)「あっ、美味しそう」空腹…

呼吸を深くしていく/当世労働者覚書・158

毎日毎朝、何とか起き出し、洗顔を。そうして気づけば、電車に乗っている。毎日毎昼、働き、毎日毎夜、帰路を急いでもいるのだった。過酷で目立たない日々に、春が来のである。広い場所で、深呼吸をしよう。 ▲『満開』(写真)爺さんたち。朝から、アルコー…

近代?/ヴィジョンへ・5

交通と情報が発達してきた近代。交通も情報も、素早く、的確に、かつ量が求められていくばかりだ。想い出したのが、子どもの時代の、狭くて短い路地裏である。世界だった、宇宙だった。月は遠いままでいい。 ▲『競技場に立つ』(写真)桜が満開だった。曇天…

断言した姿勢/彼・140

「関係ないさ」と彼は、言い放った。「普通って何さ」と言うのである。そうして、「周りのことなんか、関係ないよ」と。何をどうすればいいか分からないが、まずは自分でじっくりと。そう、言い切ったのだ。 ▲『向こうの桜』(写真)競技場である。桜を視な…

スケジュールだなんて/当世労働者覚書・157

手製の予定表を視る。「賃労働が詰まっているな」と内心、騒ぐものが。ふと、何やら、物悲しくなるばかりか。休めずに、忙しいことがではない。要は、予定を書ける人と書けない人の差があり、堕落したなと。※予定表が必要のない暮らし。 何よりだと想う。 が…

気づかない・気づけない/出逢い・3

例えば、身近にはいないと言えば、失礼になるか。強くて、清々しく、しかもやさしい人。だからだ、物語などを読むのは。実はと想う。実は、いるのだが、目立たないので、気づかないだけでもあるのだったが。 ▲『なあに』(写真)寝違えて、首が痛い。「どう…

桜の時季に/令和四季派・26

ようやく迎えた春3月、みながみな、桜へと視線を向けているのだった。今年は、格別である。いや、今年も?とはいえ、足もとなのに、小さな花たちは、見向きもされていない。春空だもの、あくびを1つ2つ。 ▲『咲いたさいた①』(写真)トテチテタ。そう、想…

罪とバチ/この領土で・812

世の中には、平気かどうかは知らないが、いわゆる自分の愛人を売り飛ばす輩がいる。例えば賭けごとに負けたからと。自分を好きだと知りつつも。現実を地獄化していくのである。為政者に比べれば、罪はない? ▲『咲いていた①』(写真)「わっ!」春だ。 ▲『咲…

大切に眠っていく/死を想う・58

僧侶が言った。「若いとき、みんな死ぬのに、どうして慌てていないんだと想った」と。確かに、死は隠れている、隠されている。「眠りは死の予行演習」との言葉を想い出す。今夜の眠りも大切にしていこうか。 ▲『図書館』(写真)小さな図書館もがんばってい…

率直に認める/老道・195

老いてせっかちに。若いときのように対応・処理できないからだろう。苛立つ機会が多くなったのである。が、しかし、心身がついていかないことを、率直に認めるところからだ。苛立ちを伝染させてはいけない。 ▲『春へ』(写真)冬は終わった。木々からも感得…

駅へ/親子・5

朝、母親が手を振っていた。視線の先には、送り出された子どもが。振り返り振り返り、頭で頷いたり、手を振ったりしている。母親は、子どもが視えなくなるまで見送っているのだろう。わたしも駅へ向かった。 ▲『2人』(写真)何かを視つけたようだ。後で分…

掃除/言葉・238

僧侶が言った、「掃除がテーマ」と。通常なら、通り過ぎていく言葉だった。記憶に残ったのは、昨今の情報も影響を。原発のゴミ処理がままならぬ事態での、原発への回帰。掃除というテーマは幅広いのだった。 ▲『春の陽射し』(写真)影もまた、春の様子にな…

いい暮らし?/彼・139

いい暮らしをしてはいけない――。「そうした想いを抱えてきた」と彼。「トラウマになっているかな」「じゃ、いい暮らしとは、何さ」と問うた。すると、「人を落し込めることはしたくないんだよ」と苦笑を。 ▲『林』(写真)林の中。いるだけで、いい。呼吸が…

撃てないこと/戦争・30

戦場で撃てない兵士はいたという。「撃たれた人より多かった」とか。いつ、どこで、何を通じて知ったのかは忘れた。撃てるような訓練がされたとも知ったのだったが。無能の力の組織化と言いたくなっていた。 ▲『ポツネン』(写真)切断され放置。身悶えるか…

いやな感じ2023/病・10

家庭内・外暴力。巷間言われるトラウマもあるのではと。いくつかの事態から痛感した。そも、コミュニケーション不全が直接・間接の原因なのではないか。人を敬う術さえ身につかない時勢が、長く続いている。 ▲『全国的に夕暮れ~っ』(写真)束の間の情景。…

今も連帯/言葉・237

戦前・戦中・戦後のことだ。唯物論が夢だった時代があったのである。要は、考え方の駆け込み寺だったのではないのかと。世間知が人の命を奪う事態のとき、翻訳本へと向かうしかなかった人々。連帯していく。※唯物論の事態・内実などはともあれ、置いておき。…

続いている/彼女・48

蹂躙されないだけマシ?ましてや、「強姦されないのだもの」と。それはそうなのだが。が、相変わらずの公衆便所と同じ構造は続いている。残念過ぎる事態は、長くながく、深くふかく、広くひろく続くばかり。 ▲『全国的にアサ~ッ』(写真)思わず、「おはよ…

見舞いもできず/病・9

近所のおばちゃんが、自転車で転倒、骨折した。腫れがひかずに、手術は延期したという。この時勢、家族は面会もできないそうだ。骨折も、年をとると、難病の如しではある。寝たきりが身近になっていくのだ。 ▲『文字』(写真)思わず一読を。「へえっ」が、…

不思議な1本/身体から・214

口から肛門までという、1本の管。 そこで織り成される無数の変化・生成等々の不思議さを想う。 それにしても、口から肛門までの管は外界なのか。 あるいは、内側? はたまた両者なのか、理解不能なのだったが。 ▲『笹』(写真)風が強い日だった。硬い笹の…

ワクワクしていたころ/情報最前線・56

通信機器がない状況・状態を、想像する。なかなか巧くいかない。が、「なあんだ」と気づく。子どものころを想い出せばいいのかと。朝は勝手に起き出し、夜は早くに寝ていて、それでもワクワクしていたなと。 ▲『夜へ向かう』(写真)歩いていた。ふと視れば…

またしても、夜へ/令和四季派・25

行くべきところはどこか。明るく、賑やかで、愉しそうなところ?暗く、静かで、深さに満ちた場所もいい。そうだな、春の花のにおいが漂ってくれば、なおいいだろう。夜、その日、初めて靴を履いたのだった。 ▲『生きている廃墟』(写真)ときおり、掃除をし…

苦痛は回避したいが/死を想う・57

死は、すべて苦痛に支配されているわけではない。苦痛は、ときにたやすく死へと結びついていくが。想像しても仕方ないことはしない?それはそうだろう。が、ときに死を想い、苦痛がないことを願うのだった。 ▲『梅』(写真)桜への橋渡し?いいや、今、春を…

1歩ずつ/歩く・64

ズボンは両脚1度に履けない。誰が言ったのかは忘れたが、「なるほどな」と。事実であり、箴言にもなっていた。想ったものだ、やはり1歩ずつ歩むしかないのだと。たとえ決めごとに支配されていたとしても。 ▲『梅林』(写真)暖かい日。人出があった。春で…

本来の場所/居場所・9

ここは、本来の場所?そう感じるときが、いくつになってもある。落ち着けるのは、多くに属していないところ。無意識が解放を求めているからなのか。一方で、解放の怖さも知ってはいるつもりではあるのだが。 ▲『土』(写真)チャリ徘徊族としては、「やった…

今ここ/言葉・236

明らかにする。ただ、1つのことだ。同時にいくつもは、なかなか明確にできない。すると、全体がやはり曖昧になるときもあるのだった。同時並行で読んでいても、読むときは1冊の1ページの1行にある言葉。 ▲『花見』(写真)桜はまだなのに、人が存外多く…