深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

駅へ/親子・5

朝、母親が手を振っていた。
視線の先には、送り出された子どもが。
振り返り振り返り、頭で頷いたり、手を振ったりしている。
母親は、子どもが視えなくなるまで見送っているのだろう。
わたしも駅へ向かった。

▲『2人』(写真)
何かを視つけたようだ。
後で分かった。
小さな花を発見したのだと。

www.youtube.com【平々凡々で行こう/今日も少しだけ】
 普通が何かは、分からない。
 ただ、ふと、「普通でいいんだよな」と。
 奇をてらうことはないと感じていたのである。

 しかもだ。
「つまらない毎日でもいいんだよな」と。

 どうして、そうしたことを感じていたのか。
 簡単である。
 幸運に過ごせる、それでいいのだと。
 痛感していたのである。

 もう軍人になることはないだろう。
 今夏、古希を迎えるのだから。
 いや、この国だ、どうなることか。

 変なところは自覚している。
 が、すべて、とらえきってはいないだろう。

 平均的アウトサイダーとの自覚はある。
 徹底的ではない。
 が、そのほうがいいのだとも、言い逃れしている。
 勝たなくてはいいが、負けるわけにはいかない。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「凄いなあ」】
「いやあ、凄いなあ」
 野球である。
 久しぶりに緊張しながら、視ている。
 佳き今日を。