朝、母親が手を振っていた。
視線の先には、送り出された子どもが。
振り返り振り返り、頭で頷いたり、手を振ったりしている。
母親は、子どもが視えなくなるまで見送っているのだろう。
わたしも駅へ向かった。
www.youtube.com【平々凡々で行こう/今日も少しだけ】
普通が何かは、分からない。
ただ、ふと、「普通でいいんだよな」と。
奇をてらうことはないと感じていたのである。
しかもだ。
「つまらない毎日でもいいんだよな」と。
どうして、そうしたことを感じていたのか。
簡単である。
幸運に過ごせる、それでいいのだと。
痛感していたのである。
もう軍人になることはないだろう。
今夏、古希を迎えるのだから。
いや、この国だ、どうなることか。
変なところは自覚している。
が、すべて、とらえきってはいないだろう。
平均的アウトサイダーとの自覚はある。
徹底的ではない。
が、そのほうがいいのだとも、言い逃れしている。
勝たなくてはいいが、負けるわけにはいかない。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「凄いなあ」】
「いやあ、凄いなあ」
野球である。
久しぶりに緊張しながら、視ている。
佳き今日を。