深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

お前がパラダイス2009・2/身体から・23

今・ここにいることが嬉しくて仕方ないお前と、 束の間とはいえ、一緒にいられるだけで、 俺の身体も浮かれて歌い出す。 「今・ここが、たどり着きし世界の果て」と。

低人・2

夢や希望がなくても、 心静かなら十二分。

低人・1

弦が錆びたのなら、 錆そのものを、 奏でればいい。

春の脚下照顧/備忘録・8

砂埃はかぶったが、 それでも美しき野の花が、 ひっそりと必死に咲き始め、 足もとを見つめさせ続ける。

春なんです/都市サバイバル・ノート18

変わりたくないのに変わるか、 さもなくば消えるしかない現状で、 どちらを選ぶのでしょうか。 私自身、変質した後、 流れ弾に当たって、 消えてしまうと自覚できたとき、 楽になれたんです。

薬物療法/身体から・22

本気こそ脳への妙薬、 ときめきこそ心への仙薬、 動物化こそ身体への良薬。 副作用? 関係ないさ。

体調/身体から・21

1人では生きていけぬが、1人で生きていくしかないし、 1人で生きていくしかないが、1人では生きていけぬ。 かくして生きていく季節の変わり目に、 体の調べ、体調が今日を決めていく。

砂に書いたラブレター2009

若いころ、 1歳の違いは月より遠かったもの。 それが今や、 若者・中年・高齢者で捉える視野狭窄に。 そこで、私事で恐縮ですが、 オヤジと呼び捨てていただき結構です。 呼んでさえいただけるのなら。

悲しき願い2009/備忘録・7

単に貧しい暮らしでさえ、 憧れの対象にしてしまう情報社会ですが、 高齢で身寄りもなく、 病はあるものの、お金とは縁がない暮らしもまた、 希望へと一括変換していただきたいものであります。

たった3つのこと/身体から・20

身体が硬いと、何を言っても偉そうに思える。 だから、回す。首を出来る限りゆっくりと。 歩く。汗が出ない程度に。 そうして、送る。腰を中心とした暮らしを。 このたった3つのことから始め直す。

何が何やら

何、じゃれ合っているんだか。 ふと浮かんだ言葉は、魑魅魍魎。 どうした弾みで覚えた言葉やら。 妖怪変化が消えるわけでなし、まあいいさ。

極北の思想2009/友の言葉・3

屈託を溶かす日差しの下、 物があって、生き物がうごめいている──。 それ以外、実は何もない、 ないということもない。 そこからだ。

抱きしめられたい

豊かで体つきがよく、実に楽しそう。 明晰で余裕があり、怒るべきときには相手が誰であろうと怒る。 しかも、重大事にあたり、原則を貫く男。 そりゃあ、なびくさ、男の俺だって。 いや、男だからこそ?

暮らしの手錠・2/備忘録・6

実のところ、 善悪の価値観などではなく、 怒りをやり過ごす気遣いなどが、 暮らしを少しは楽にしてくれるのだろう。

いくつになっても伸びる/身体から・19

春のアクビは思いっきり。 陰に隠れてでも、遠慮なく。

お前がパラダイス2009・1

政治より広い社会、 社会より広くて深い世界、 そうして、 世界より広くて深く、 奥行きのある、 お前との暮らし。

難儀/身体から・18

老いつつある身体は、 さらなる向上をめざし、 かろうじて維持可能といった塩梅か。 が、しかし、 この肉を腐らすわけには、 まだいかぬ。

備忘録・5

暮らしの美貌録こそを。

清原的もう出会ってしまった友へのご挨拶・1/友の言葉・2

何もさ、今さ、自ら死ぬこたあねえよな。 ほっぽといても、俺たちゃあ、いずれ死ぬんだからさ。 あっ、オネーサン、ホッピー、お代わりね、 そう、中だけ。 おっ、お前さんも、どや?

同時に多発な春/壁は語る2009・2

同じ色の土壌から違う色の花が咲く/国籍を尋ねたきニッポンよ/アクビは実は呼吸法/子どもにネガティブな現実を教えるのは難しいな/極楽なんて…。眼前に豪華絢爛だぜ/うれしいね、くすぐったい春の日差しだね/

ダジャレの域?/呼吸・13

自らの心と書く息で生きる心意気の粋。

春が来た/備忘録・4

梅の香りに鼻の奥をくすぐられ、 気持ちの節々がほどけ始める。 清々しくも、静かで、 とろけるがごとき、丸き夜よ。 私は同化していこうとする。

気分はもう修ちゃん/備忘録・3

許す限り眺めていたい名画は山ほどあれど、 生涯の宝物としての1枚の絵と言えば、 顔がひん曲がって、やけに笑顔、 全然似ていないが、「確かに俺だな」と分かる 『おとうさんのえ』。

静かなる丼/備忘録・2

妻子が出かけ、 丼物に喰らいつく夜半、 食卓に響くは、 1人なる音。

冬と夏/備忘録・1

達人とは無縁の散歩の途上、 冬の受容の心とともに、 遥か遠き、 嫉妬という夏の在り様を懐かしむ。

こっち側にずっといて/都市サバイバル・ノート17

死んだ瞬間、 「死が今、訪れた」とは気づけない。 死んでしまったんだもの。 絶望や希望、後悔や納得とも無縁の事態──。 あらさっと、呑気にいくべか。

一般化の罠/言葉・8

個別の事態を言語化する際、 一般化すれば、 そこには暴力が不可避的に働く。 むしろ、個別の事態を、 そのまま広い場所へと向かわせる 言葉の営みこそを。

休日もだんだん?

室内にいて、家族で出かける。 何処へ? 家族へ。 一家団らん、その暖。