深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

長生きできたら?/老道・133

長生きしたとする。今なら90歳、100歳?慶賀也である。わたしが長生きできたら、どうかと。今さら死ねないと、生に執着してしまうのではないかと、ふと。そうして、苦笑したのだった、「せこいよなあ」。 Blues Brothers: Soul Man - SNL

本を開く/些事の日々・289

駅の手前で気づく、「あっ」。スマホを忘れていたのである。慌てた、1日の予定を急いで想い出そうとした。「別に今日は大丈夫かな」ほどなくして爽快感が訪れて、通勤電車で読みかけの本を開くことにした。

生き延びて欲しい/この領土で・582

「死ぬな、未来がある」との助言。ときには酷に。香港の背景には素人では敵わぬ力も――。そも、このままでは未来もないのだ。しかも、今の生命だ、大切にしていくしかないことは、分かっているはずである。 ※大国の思惑が視えてくる。 いやはや。

保障こそ/この領土で・581

読んだ。 生活保護から生活保障へという言葉を。 「その通り」と首肯した。 そも、生活の保障ができていれば保護はいらないのだった。 保護さえ排除する苛立ちがまん延する中、無理なのか、どうして無理なのか。

壊すところを作って壊す/この領土で・580

下へ下へと拡大していく貧しさ、要は情けなさ。 その後、実は上へ行ける? 無理だ、無理に決まっているではないか。 1等地だろうが、黒字だろうが、上昇中だろうか潰す。 壊していく、壊し続けていく国である。

参加することに異議?/この領土で・579

参加すること。外部からの脅迫から逃れるためにも。壊されると、害悪にされかねない個体。参加するところは何処?そこが大切なのだけれど、さあて、すでに参加したくなくても、参加させられているものなあ。

臍曲がりのくせして/令和問わず語り・4

得意なことがあるわけではない。そのくせ反感は持つ。例えば、悪くないものに対しても。正義や正解、正論はまっとうなのかと。が、小心者である。ときどき自分にも嫌気がさすが、なあに、このままだろう。 My Girl

避けられないこと/老道・132

老いは老い。病の問題にすり替えることはない。そも、病もまた老いの必然だとしたら?病に手当ては必要だが、そうして老いにもまた手当ては有用だが、ともに避けられない。つまり、どう受け止めていくかだ。 The Walker Brothers - Love Minus Zero

切り刻む人々/この領土で・578

生老病死――。老・病に対して、実は医療は無力という。が、生や死に対してもどうなのだろうか。そこを見直したところから始めないと、また切り刻むことをしでかしやしないのかと。勘弁して欲しいばかりだ。

いないいない、バア/身体から・158

他者はいない、いるのは自分だけ。ただ、どうなのだろう。我は他者なりと喝破した人もいるし、実感できることでもある。あるのは、この身体、そうして脳に心。自分のものだなんて、どうして言い切れるのか。

満足できない2019/この領土で・577

喜びを分かち合う。人と人とが、自然と助け合う。そうした営為に唾を吐きつけられたと同様の情勢だ。満足できない、満足できない、満足できない。自分の小さな成功だけでは、満足できないのではないのか。

これからの毎日/老道・131

そりゃあ長生きはしたい。とはいえ、とらわれると、それだけで命が縮むかのよう。むしろ、周囲から認められるだけで満足できる日々を。ただ、先がある。大切なことを教えてくれるような親しい人が周囲にと。

朝には目覚めよう/暮らし・45

家賃は払えて、家族と安穏と暮らしていく。それができれば幸運だし、僥倖だろう。実は何ともならないことは、多い。何とかしようとすること自体、無理であるし、無茶・無謀のときも。が、明日も目覚めよう。

皆、今夜は憂うつ?/当世労働者覚書・110

自分のミスはせこく、巧妙に隠す。そのくせ、人のミスは細かく探し出していく。それならまだしも、人を平気で嘲笑う。ミスの大きさ・深さ・広さは桁違いなのに。そうした輩がいるのである、明日からはまた。 Booker T. & The MG's - Time Is Tight

飛び上がった/犬と・2

飛び上がった。「凄いな」と想わず。実は飛び上がって、タッチスイッチを押し、自動ドアを開ける犬を視たのである。「もう外に行きたくて仕方ないのよ」と飼い主。なるほど確かに、犬もまた家族なのだった。 ※視たとき、わたしの気分もまた、飛び上がってい…

屋外へ/夏2019・7

屋外にいるだけでいいときがある。例えば、雨に打たれてもプールで歩けるのなら。いっそ涼風が全身にやって来て、シートの上で居眠りし始めたとき。お金と欲情は随分と遠い。結果、屋外の愉しみは代え難い。

敗戦の日に/この領土で・576

暗闇を明らかにするのは光ではない。照らせば暗闇は消えてしまうだけだ。自我だけでは食べられない上に、呪ってみても結果は変わらない。ただただ暗闇の中だ。が、うっすらと視えて来るものがあるのだった。 Ane Brun - Do You Remember (Official Video HD)

名前どころか、顔も忘れた/夏2019・6

若い女性だとか。ぶかぶかファッションで笑顔が反抗の証、しかも口から唄が。「昔、出逢ったよなあ」と写真を視ながら。が、今のその人も、昔のその人も想い出せない。台風の被害がないことを願うばかりだ。 Brian Blade & The Fellowship Band - Within Eve…

曖昧に頷いて/彼・90

「何を弱気なって、自分に言うときがあるんだ」と彼。「そもそもがさ、マイナーじゃないかと」「メジャーは糞と罵るのはいい」が、「自分にこそ罵声を浴びせないと、意味がないよね」。半分だけ頷いていた。 ※自分がいいと想えれば、「まずは、それだけでい…

掘り続ける/夏2019・5

崩壊は続くのだろう?昔と同様、気づかない、いや、気づけないだけで。こうした文字のみを記すしかない?まずの自分への手紙として。足もとはもう、立っていられる場所でない、掘っていくしかないのだろう。 60のゆりかご アイヌ音声 日本語字幕

炎天下を歩く/夏2019・4

ご近所の徘徊族と化している。厭きない、いや、むしろ愉しい。夏が、グルリを観光地化、つまりは光を観る場所へと変化させてくれるからだった。「いかすぜ、夏」「あぢくて、たまらないな」と呟きながらも。 南正人リバー 「風たちは今」 START AGAIN 1990 …

届かないが/言葉・156

自己弁明ばかりか。 人様の苦労どころか、自分で自分に罠を仕掛けていることに気づかないとは…。 人様がもし自分の名前と同じだったら? 同じ人じゃあないのかと。 こうした言葉は届かないのは分かっているが。 Iggy Pop - The Passenger

お見舞い/夏2019・3

古い映画を視て想った。「あはは、おれの人生もピクニックじゃあなかったな」羽根が抜けるとき、鳥は痛いのだろうか。羽根がない上にモグラでもないのに、ふと、そんなことを。猛暑、お見舞い申し上げます。

まだ食べる/食卓慕情・22

食べられなくなったらおしまい。 確かにそうだろう。そうしたときを、幾度か体験して、いつしか喉を通らなくなるのだった。猛暑続きだが、工夫して適した栄養を。まだ食べられなくなるのは、ご免なのだった。

気になること/些事の日々・288

履いている靴や履き方で、人が理解できることが。持ち歩く鞄や持ち方でもまた。片付けている姿でも伝わてくることがある。ともにいて落ち着く人は、単に穏やかなだけではない。些事に工夫を施してきた方か。

薄っぺらな富/夏2019・2

炎天下、歩いていた。重くはない重厚さがあってもいいよなと。軽くない質感、そうして温かい拡がりも欲しいかなとも。街中では、人とすれ違うことさえ避けたかった。貧すれば鈍すならぬ富で鈍すのニッポン?

ちゃんと視ろよ、獣の過去/この領土で・575

全体主義、あるいは類することが、そこかしこで。沈黙然り。同調を求めてくる心魂もまた。座っている少女の展示もできなくなったというが、新たな悔恨の始まりだ。獣だったんじゃあないのか、実際のところ。

青春歌謡/夏2019・1

旅や唄、いや、旅と唄が、何故か必要なときがある。そうして、独りであることも。「まるで青春歌謡だな、なっちゃねえよな」そう、言い訳しながらも、旅・唄・独りを望むのだった。夏は、暑さだけではない。 "Watermelon In Easter Hay" 2015.8.28

整えていく/呼吸・72

「何も信じられない」そう言われれば、頷かざるを得ない。反発することもなく、茫然自失?そうした中、呼吸を整える、整え始めるしかない。まずはゆっくりと息を吐き出して、少しでも全身を整えていこうか。 Yoko Ono - Now Or Never

丸々持っていかれても/全裸主義者として・13

いちいち言わないだけで、責任はあると想う。あの高貴な方々に。そうして自分にも。では、責任を取るとはいえ何をどうするかだが、賠償もまた前提だろう。逼迫した常態、それでもスッポンポンでいこうよと。