深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

怒りと悲しみ/希望の弁証法・10

今や希望が盗まれていく感覚か。 問題は、そこにとどまらない。 絶望も盗まれていくことは忘れるわけにいかないだろう。 怒りと悲しみが同時に訪れる感覚の日々。 だからだ、「それでもなお」と顔を上げるのは。 Tedeschi Trucks Band - Midnight In Harlem …

手洗いの日々に/身体から・186

人が倒れそうなとき、自然と手が出る。出せない場合などが増えているというが。倒れる以前の、生活の些細な場所で、手を差し伸べるかどうか。その機会さえ奪われていく現状だ。手は洗うだけのものではない。 Derek And The Dominoes "Bell Bottom Blues" (La…

望ましいこと/暮らし・64

愚痴ぐらい言っていい。ただ、恨みつらみにならないといいのだが。夢や希望を語らなくて暮らしていけることもまた、願っている。それこそ、望ましい毎日ではないのか。愚痴も希望もない暮らしを描いていた。 Da Doo Ron Ron [日本語訳・英詞付き] ザ・クリス…

シュシュポッポ/この領土で・665

「ここは花畑じゃあないんだ」 そう、現実の厳しさを伝える物言い。 確かにそうだ、「ここは修羅場なんだ」というわけか。 「でもな」と。 花畑よりも、修羅場が好きなのではと、ついからかいたくなるのだった。 Maurice Williams & The Zodiacs — Stay (196…

残りたいという傲慢/死を想う・53

いつまでも残りたいという想い。 当然のことなのだろう。 実際、死んでからも、人々に指針を与えるというかたちで仕事を続けている方も。 とはいえ、傲慢でもある想い。 人々を縛ってしまう領域もあるのだから。

入ってこない/視えない日々・15

教わることは、大切だろう。 ただ、最近、「教わる力がないとなあ」と気づかされた。 学べないのだった。 頭に入ってこないのである。 「まいったなあ」と睨んでいたのは、コロナ禍におけるの論文だったのだが。

お世話になりました2021/天下のヨーガ野郎・8

できたヨーガのポーズができなくなってしまった。 加齢が原因だろうが、身心を放置しておいたこともまずかったか。 続けていこう。 できなくなっていくのだとしても。 この身心に一番世話になってきたのだから。

戦争ということ/この領土で・664

この国の真の独立のためというのなら、まだ理屈として理解できる。 ただ、大国と一緒にしよう、やろうというのだから分かりたくない。 ついには、ポチでしかないのに。 敗戦国の奴隷化。 自ら望んでどうするの? Eliza Gilkyson: "My Heart Aches" (Art Trac…

火をつける/暮らし・63

冬のコロナ禍だ。 もはや逃げ場所はない、居場所もか。 辛い、とても辛いことだ。 そうした折、思い立ってまずは火をつけたのだった。 香りや音、そうして何より暖かさが、何ごとかを保障してくれるのだったが。 Matt Rollings - “Stay”(Feat. Alison Krauss…

乗り込む/車内慕情・15

風は、冷たいというより痛かった。 冬はもう、決して去らないかのような感覚に。 プラットホームに人はまばら。 電車がようやく来る。 人のいない車両に乗り込む。 座る、「何だ、ここも避難場所だったのか」。

冬の愉悦/身体から・185

湯に浸かる。 まだ馴れていないから、やけに熱い。 たまらないほどではないが、こらえていく。 3度目ともなれば、身体の芯は火照っているので、楽に浸かっていられる。 ただし、長湯は無理、脱衣場へと向かう。

告白/言葉・188

告白すればいいのにと。 心の洗濯かどうかは分からない。 ただ、身心が洗われる感覚にはなるだろう。 ならないとしても、足取りが少しは軽くなっていくはずだ。 たった1人になったとき、練習してはどうだろう。

また独り/友へ・12

友人が亡くなっていく。 知らせを受け、時間が経ち、「えっ?」と。 それまで何をしていたのだろう。 気づく、「ダチって国家より遥かに大きい故郷だったのか」と。 悲しみはいらないが、耐えることはしていく。

故郷/居場所・5

故郷は1人ひとりの中にある。 自分の中にある譲れない、いや、譲りたくない場所。 動きはするが、今は移動しない。 それでもというのなら、静かで落ち着く場所へ行けばいいだけだ。 探せば、近所にあるはずだ。

言いたい放題/言葉・187

アルコールが入る。 そうして、心置きなく、くつろぐ。 自分のことは棚に上げて、無責任な言いたい放題が始まる。 だからこその本心が垣間見える、いや、そのものズバリのときが。 そうしたときがあっていいよ。 満月の夕 by NØ NUKES JAZZ ORCHESTRA ( Vo.…

効率的に?/身体から・184

「1時間ダラダラ歩いても消耗するだけ」とか。 むしろ、家の中で10分、筋トレをしたほうが効果的というのである。 コロナ禍だ。 もってこいか。 それにしても、加齢とともに効果・効率が大切になってきたとは。 夕景

緊急事態?/この領土で・663

不要不急とは今、何を示すのか。 実は市場に取り込まれ、経済を回しているのだが。 しかも、不要不急の逆の文脈が疎ましい、怖い。 たった1人亡くなっただけで、痛みを感じたのか。 すでに問うことは山積みだ。

出逢っていく/令和問わず語り・22

感じた、いずれ読むことはないと。 聴くことも、視ることも。 ただ、目の前にあることに没頭していこう。 一期一会という言葉に収斂させたくないが。 出逢っていく心持ちだけは、いつでもどこでも持っていたい。

すでにアウト/当世労働者覚書・131

賃労働の現場でよくある事態。 例えばしなければいけないことができない。 すると人として失格の烙印を押すケースだ。 そこから人の上下関係にまでいたってしまうのだったが。 すでにしてアウトだと降るものが。

安心できる場所/この領土で・662

今、安心できる場所はあるのか。 人が入らない場所としての森か。 が、そこへたどり着くまでに、いくつかの難関が。 結局と想う、結局人と人との間にしかないのだろうと。 当たり前過ぎる結論が新鮮でもあった。

退屈なんて知らないよ/暮らし・62

退屈することはない。 すべきこと、せざるを得ないこと、さらには、したいことをすればいいのだから。 どれをすればいいか、悩むこともないだろう。 何とも簡単である。 重なるところから、選べばいいのだから。 夕景

どうしようもない/視えない日々・14

気をつけようがないところまで来ている。 事実、家庭内感染が増加中と言われて久しい。 一体どこにいればいいのやら。 それでもなお、迷惑をかけないように気をつけていくしかない。 とぼけた顔してババンバン! No No Boy - 内田勘太郎 Guitar Solo 「ザ・…

友よ2020/合掌・65

友とは、誰か? 面倒だったが、一応考え、伝えてきた。 たとえ不利で損しても、なお、つき合う人、これではないかと。 たとえ犯罪者でもつき合うとか言いたかったのではない。 死体に向かい話し掛けていたのだ。 Vancouver Island #22 南 正人「朝の雨」(喜…

攻めることなどできない/視えない日々に・13

「一向に変わらないな」と。 基本が変わらなければ死は一段と身近に。 結果、絶望、死への親和力が増すので都合がいいとでも? そのための今の無茶苦茶なのかと。 大丈夫だった自分と出逢うところから始まる朝。

カンパしたくなくとも…/この領土で・661

国が負担する? 要は人々のお金が使われているのだ。 武器を買い続けているが、殺人にカンパ? ふざけたことが続く。 前首相のファンの遊興費に支援したつもりはないが、すでに大小便となって、臭いさえ消えた?

学徒動員といった声も/視えない日々・12

緊急事態を求める雰囲気が醸成されてしまった? 困ったものだが、巧みに利用、しめしめの輩も。 やりたい放題は続いていく。 非常ならぬ、非情事態宣言の如し? 責任をなすりあい、税金だけは使われていくのだ。

意味不明/視えない日々・11

どうしてなのだろう。 幾度か考えたが、分からなかった。 こうした場合、しばし放置しておく、いずれ分かる、分けられるだろうと。 それにしても、今、何故、安全をアピールする必要があるのだろうか。 愚かだ。

受け入れるしかない?/死を想う・52

人は死ぬ、いや、人も。 怖がっていても仕方がないとの声も。 食べたくなったり、排泄したくなったり、あるいは眠くなったりするのは、自分であって自分ではない。 相似だ。 死ぬときに死ぬしかないのだったが。 広島の川 中山千夏

1月3日の懐/2021(令和3年)朝・3

利害とは無縁。 いや、むしろ損したとしても、つき合える──。 それが友人という言葉を知った。 国家や社会、政治や世間より大きくて深く、広い存在になる。 故郷そのもののようだが、それどころではない懐だ。 Alabama Shakes - Hold On (Official Video) 『…

1月2日の再会/2021(令和3)年朝・2

コロナ禍は終息どころか、収束さえ視えてはいない。 「ひょっとして」という想いは長く続いている。 いやはや、鶴亀鶴亀か。 周囲もまた、毎朝、セーフだった自分と再会している。 わたしも今朝は大丈夫だった。 You're Not Alone