2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
大地を感じることが困難な都市暮らし――。そう感じたとき、夜空を見上げた。星がいくつもうかがえたのである。小さな惑星に生息していることにさえ想いがいった。小さな上に成り立つ、大きな地という場所。
会社は株主のものという。そうした中、逆転させた記事を読んだ。まず従業員を大切にしているのだと。そうして、取引先、地域、株主の順で守っていく云々だったか。たとえ嘘であっても、胸のすく記事だった。 Wilko Johnson, Roger Daltrey - Going Back Home
孤独。否定も肯定もないなと感じていた。寂しさどころではない孤独は必要であり、必要悪でもあるのだろう。大雨が降っている、もう長く。向こう側に笑顔の人さえ視えないが、感じることはできるはずである。 All Along The Watchtower | Playing For Change …
議論が鬱陶しくても原因は解明すべきだ。犯罪のカジュアル化を前に。日常的な犯罪というより犯罪という日常、いや、日常という犯罪。劣化は今だけではない。が、劣化の進行は、劣化さえも劣化しているから?
上にへつらい、下には居丈高――。そうした事例は、そこかしこに。巻き込まれないよう静かに闘い、要らない自我を殺し、気にならなくなればいいのだが。工夫するのなら、やはり食べること。愉しめるといい。
1つひとつ望んで動いているのだろう。暮らしという営みの中で。多くの見え難い努力をしながら。基本にあるのは食べる、排泄する、眠る等々、生き物としての営み。積み重ねがこの今の快適に結びついていく。
酒席で、「人が人たる由縁は何か」と話題になった。答えはいくつもあるのだろう。彼は、照れながら言った。「困った人を助けなければ、人ではない」人でなしというわけだが、「人に成るのは大変だよな」と。
そうだ、爪を切ろう。できればゆっくりと、軽やかな音楽でも聴きながら。リラックスして、しかも集中した、わずかの時間。爪が伸びたままでは、土をいじることさえも煩わしくなる。少しだけ早起きしようか。 青い魚/金延幸子
雨風が強いとき、頑丈な建物から窓の外をうかがっていた。子どもたちの落ち着いた寝顔を想い出す。麗しい姿を視られたとき、幸運な今を想う。眠りもまた守られなければと。国々の安らかな眠りを想起しつつ。 Bill Frisell “In My Life” 12/20/18
恐怖や不安もまた神を生んだのだろう。発明・発見の領域と言える。洞窟の中で言葉を生み出したときもあったのだろうし、実は武器もまた。神と言葉と武器。今にいたる問題は大昔の洞窟からと言えるのだろう。 Eva Cassidy - People Get Ready
頭髪が少なくなってきた。いや、体毛全体か。家の中で家出しているかのような日々に心もとない。いや、それが常態、安心立命は困難だからこその希求。守る・守られることはもうないと、呑気でいくしかない。
沈黙には力がない?だから大きな声を上げるというのだった。もちろん、無力のときもあるし、その逆の場合も。決めつけないこと、決めつけて狭めないことだ。撹乱ではなく、ますます混乱していく時勢である。
宗教を必要とする人はいるだろう、いや、いる。組織とは無縁な姿勢で律していけばいいのだが。大きなお世話?言わざるを得ないのは歴史が証明している。でなければ、呼吸は乱れて、血が流されていくのだ。
個の問題は千差万別か。ただ、社会全体の問題を解決しないと、どうしようもないことが滲んでいるとは理解できる。あの声、その声、この声。奥底から聴こえて来る叫び――。集中していなくても、響いてくる。
初っ端から負けていた。残念と想わないのは悔しいから?いや、そういう気持ちもなくなった。ヴィジョンを提供し続ければいいと傲慢に想い定めたときも。が、それさえ覚束ず、「まあ、いいじゃあないか」と。 Ray Davies - 07 Waterloo Sunset (with Jackson …
人のいないスーパーマーケットがある。待つことなく、会計も済ませられるとか。自動ドアからの進化?いや、農業まで遡れるのだろう。一方で、環境破壊を阻止しようとする組織に、排他性を感じるときもある。 The First Time Ever I Saw Your Face
「抗わず、しかし与せず」とてもいい言葉だと想い、メモを取っておいた。「そうか、そうだよな」と首肯をしたのである。抗えば袋叩き。とはいえ、それでは一向によくなりはしないから、せめて与せずであると。 Etta James - I'd Rather Go Blind
お馴染みの場所へ。が、1度として同じとは想えない。緑が満ちた場所に変化はないのだったが。呼吸が深まり、身心が肯定感に包まれていく。自然からの贈り物は見返りを求めていないので、そのまま受け取る。
おしゃべりは大切だ。 が、そうした文脈が奪う自由な語らいもあるのだった。 否定や侮蔑、軽蔑や皮肉。 「それでもなお」と。 足の裏には、土がふさわしい。 声を聴いていくことが今も、求められているのである。
銃弾が飛び交い、首が吹っ飛ぶ――。心が凍りつく、怖いことだ。そのくせ、いつしか日常になっていくのである。それこそ恐ろしいこと。小指に刺さった棘は、いつまでもどこまでも気になって仕方がないのに。
「仕事が生きがい」と彼。業務との相性が合ったようだ。ただ、「賃労働でもあるのに」と。そう伝えると笑った。「だから、バランスが大切」続いて、「笑顔が返ってくる仕事なんてあまりないですから」と。
かたわらには冷めていないお茶。熱心に紙に向かう彼。声をかけず眺めていた。ほどなくして、「久しぶり」と声をかければ、「ああ」。「今、書いていたんだ」妻の看病でやって来る娘への手紙なのだという。
前奏はなく、間奏もない。いきなりサビというか、聴かせたいフレーズでガンガン攻めてくる。つまり自分に聴かせたいフレーズで、どんどん音の連なりを音楽にしている。「いかすな」あきたらやめればいいさ。 Nina Simone -To Love Somebody + Lyrics
電車事故のアナウンス。電車は止まったままである。どこからか、舌打ちする音が聴こえて来た。自殺だとしたら、自分への舌打ちといった想像力はないのか。気持ちは理解できるが、「寂しいものだよなあ」と。 Cyndi Lauper - Stay (from Live...At Last) Cynd…
加害者なのに被害者面した輩が。 そこかしこにいる。 そうでもない? 勘違いならいいのだが、邪悪な手合いはそこかしこに跋扈しているじゃあないか。 そうしたことにおかまいなく、今年もまた、夏が去っていく。
よく分からないが、肝に銘じていようという言葉があるのだった。理解できていないにも関わらず。どうしたわけか。考え続けている、長く、もう随分と長く。やはり不思議であるが、当たり前でもあるのだろう。
ふいに自分を感じていた。どうしたわけだろうか。老いて腹が出ている、ボーっとして愛嬌のない、とぼけた輩。展望もなく無力、かつ家計も火の暴走列車だもの。が、分かっているさ、生きていくしかないって。
退屈は知らない。 眠くなったことはあったとしても。 今や加齢とともに身体どころか、心の融通利かなくなることも予測できる。 愉しむわけにはいかない上に退屈どころではない。 興味津々にはなかなかなれない?
彼は言った。「父が無能と知るのは嫌だったな」「母が女を出したときはもっと、嫌悪したなあ」とも。世間的には何ら問題はない、いや、むしろ恵まれた家庭の子弟だった。「たださ、贅沢なんだろうな。嫌なものは嫌と言えただけでも」と苦笑をした。 Taxman (…
「悪いようにはしない」そう言われたことがある。一瞬何を言われたのか理解できなかった。要は、なびけば地位を上げてやるというのである。たいした男ではないものの、コケにされたようで、今でも腹が立つ。 The Skatalites - Independent Anniversary Ska