2019-09-09 手書きで/彼・92 かたわらには冷めていないお茶。熱心に紙に向かう彼。声をかけず眺めていた。ほどなくして、「久しぶり」と声をかければ、「ああ」。「今、書いていたんだ」妻の看病でやって来る娘への手紙なのだという。