2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧
公園で場所を何となく決め、土の上にシートを敷く。 ゆっくりと膝、そうして手をつく。 座る。 陽射しが土を温めており、尻から伝わってくるのである。 「いやあ、何とも気持ちがいい」と青空を眺め目を瞑った。 あなたがわたしをさがすとき|寺井尚子with We…
ご無沙汰か。迷惑のかからない明るさで、開放的な雰囲気。愉しいに決まっている。今や息が詰まり、息苦しくて息もたえだえ。息を吸いながら肩を上げていき、肩を後ろ側に回して下ろすだけでも違うというが。
そうか、ヤクザにおごってあげたのか。ニッポン国民は。剛毅なことじゃあないか。牛が牛丼屋に投票の国だものな。週刊誌のネタ元を考え遠い日の田中様のことも思い出され、とりあえずの試し切りに身震いを。
「実は多く支払っておいてさ」彼は一拍置いて言う。「現金でキックバックということもあるんだぜ」その類の話題にはこと欠かないそうだ。「話題にとどめてはマズイけれどな」お互い苦い酒に厭きていたが。
彼は、顔を上げて言った。肩はまだ落としていたが、「総括して終わりなの?」と。そうして、ゆっくりと明確に続けた。「しかも、総括なんかできるようなことではないよ」中途半端な結論が嫌だったのだろう。 ※中途半端なままにしておいたほうがいいこともあ…
腐って、結果、薄ら笑いを。「なっちゃねえよな」自分を恥じるばかりか。恥じ入るほどの己であるのかどうかは、さておき。意志が必要だ、搾り出すような。気づきの第1歩、いや、半歩でも歩み出すだめに。 映画『明日へ』予告編
悪意とは遠ざかっていたい。とはいえ、巧妙だものな。まずは己の過失を認めていこうか。気づくのは難しいが、そのことも含め恥じ入ること。まず抑制をするのは、明日の解放をまだ、手放したくはないからだ。 Our Native Daughters 'You're Not Alone' Alliso…
悩んでも解決しない? 「どうしたらいいのか」と彼。 コーヒーを前にしばし、話し込む。 彼は言った、「悩み方自体を変えるしかないかな」。 そうして、「悩むのも言葉だし、言葉自体を使わないとか」と苦笑を。 Wes Montgomery - When a Men Loves a Woman
男は言う。「あいつら、使えねえよ」と。要は総括しない者たちに、「仕事は頼めねえよな」というのである。実際のところ、人物としてはどうなのか知らないが、想っていた。「ここにも白洲次郎がいたぜ」
もうずいぶんと昔、戦後のことである。男は庭へと出て行く。そうして、木っ端を集めた。空を一瞬仰いでから、火を灯す。それからだ、書類の束を燃える木々の上に置いたのは。燃えていく、紙・かみ・カミ。
高齢者でも働かざるを得ない状況である。もはや強制労働状況ではないのか。一生懸命に働き続けて、まだ働くのだ。朝から晩まで、働かなくてはいけないのである。いよいよ在職死という言葉にリアリティーが。
隣人を批判する、それも陰で。しかし、それでどうにかなるのか、いい方向へ行くのか。話した者同士で、たとえ負の笑いであれ発生すればマシなのだったが。陰口にはもはや、人心の影さえ映らないのではないか。
ニッポン・チャチャチャ、息苦しさと馬鹿笑いは続く。満腹しないと損とでも言いたげだが、足もとは地割れを。みんなで感動すれば怖くない、お祭り感動主義?「歩いてくるかな」すると、晩秋がそこかしこに。
今、必要なことは何か?例えば、風景を味わうことが欠けていると気づく。濃淡や諧調を愛でては、どうか。潤いや渇き、痩せ方や太り方も、また。愛すべき風景の中で、束の間、風景の一部になりたいのだった。 Shenandoah
やりがいのある賃労働につけるのは、今も、いや、今や幸運だろう。やりがいのある賃労働を続けられるのは、幸福かも知れない。まずは元気を腹へ送る。笑みは口元に。指はしなやかで強ければ申し分ないなと。 3MA - Anarouz (live @TivoliVredenburg Utrecht)
命がけで守ること?すべきという視点では、息苦しい。したいことでは、軽過ぎる。せざるを得ないこととして、身心がふいに動かないとな──。休日、近所の店で買った醤油味の団子を公園で美味しく食べよう。
命がけですべきこととは、一体何だろう?やはり命を守ることだろうか。それ以外、どうなのかと想うところがある。守る相手は家族や友人知己から広がっていくのだろうか。ただし、為政者は入らない、決して。
どうしたものか、人間力では就職できないという。それはそうなのだろうが。点数化等々、できないものな。むしろ、人間力が判断材料となったら、逆に怖いのかも知れない。ただ、寂しいことに変わりはないよ。 ※それにしても、顧客第一なら、苦労人に居場所を…
賄賂をもらった?バカなことを。結果的に、大地を台なしにしていくだけではないのか。放射能はそこかしこに散って、今や住めないともいう。つまりは、自分の懐は潤ったものの、自分の首を絞めただけなのだ。
神も仏もいないのは明確だ。「あの一味に天罰が下されていないもの」と。どこぞから賞賛されたと言うではないか。「疲れたと言うな」と想ってきた。が、「もう疲れたよ」と言う人がいても当然かと痛感中だ。
相変わらずの格差。差別や偏見も、また。実のところ、階級・階層こそが問われているのである。もう共に産むことではなく、共に生きることでもない。共に在ることをどう生き、産み出すかが問われているのだ。 Walk, Don't Run - Penguin Cafe Orchestra
正しさが人を殺す事態が目につく。優しさが自殺に結びつくときも。「死ねば死はなくなる」という言葉も虚ろ。若いとき死は甘く匂うが、加齢とともに異臭を放ち出す。今や少しずつ常態としても映るのだった。 Gypsy Woman
自分に帰って反省する――。まさに基本だろう。ストレスはその場で解消できればいいが、なかなかね。しかし、落ち込むことは切り上げたほうがいい。何がどう問題で、どう具体的な方向へ歩むかが重要なのだ。
「やる気のない奴は辞めろ」そこかしから聴こえて来る。辞められない事情を突き、奴隷になれってか。が、恫喝ならまだしも、威嚇する、当のご本人は?楽しか体現していないスチャラカ野郎が何と多いことか。
今も自己責任?したいことばかりが話題にも。生命が終わること自体、人に内包されたことなのに。したくないことはしない自由が、必要でもあるだろう。開かれた場所・身心で、もっともっと楽に、息をしたい。
怖いものさ。いざとなれば無言、なおかつ俊敏だもの。親しげに寄って来て、ついには心さえも管理されているよ。しかも、気づけない場合も多い。犯罪のプロは、落ち込むこともなく、淡々と仕事をするものだ。
駅にトイレがあるとは凄いなと。水のお代わりさえ疎ましい顔をされる食堂があるときに。ありがたいのである。中には駅構内に安い床屋がある駅も。商店街の人たちは困るだろうが、やはりありがたいのだった。 雨宮処凛の活動家健康法 作者: 雨宮処凛,今野哲男…
生きている間に発したい言葉がある。 例えば、「いい世の中だな」。 何気に言いたいのだったが、相変わらず口から出たことはない。 そうした折、電車に乗って人に逢いに行く。 人が人の居場所となると体感した。 Béla Fleck - Big Country, by Roots Ensembl…
敷居は、低いほうがいい。自己表現だなんて面倒だ。扉を開け放った家のように、いや、縁側から出入りする家のように、訪ねやすいほうがいい。たいした秘密はないものな。相変わらず、お金がないだけである。 Alabama Shakes - Hold On (Official Video)
萎縮しているときがある。決まって息を詰めているものだ。肩もいつもよりは上がっている。そこで、肩を落としながら、「ふう~っ」と、息をゆっくり吐く。それだけで少し、ほんの少しは気持ちが整っていく。 雨宮処凛の活動家健康法 作者: 雨宮処凛,今野哲男…