眠っているのではないし、起きているとも言い難い。
寒くはなく、暑くもなかった。
適温というわけか。
ただただ呆けていた。
微風で我に返り、「いい風だったな」と。
地べたから立ち上がって、帰路を急いだ。
▲『思わず』(写真)
久しぶりに電車に乗った。
思わず、デジカメを取り出していたのである。
「古希を迎えたんだ。
座ってもいいか」
www.youtube.com【洒落た言葉の嘘/今日も少しだけ】
「街は無料のトレーニング場」等々の洒落た言葉がある。
トレーニングのために、スポーツ施設へ、お金を払ってまで通う必要はないというわけだ。
よく分かるが、ただ、最近、「あっ、そっか」と。
次の言葉と出逢ったのである。
>(階段では)自分のペースで歩けない。
まず、階段とは、何か。
ネットには、「登り降りする段差のある通路」とあった。
「建物の階を移動するための設備として造り付けるほか、傾斜の大きい道などにも設置される」とも出ていた。
その通路は、一定の高さで、造られている。
つまり、自由な歩行の幅が少ないのだ。
規定のものに、自分を合わせていくしかないのである。
結果、自分のペースは壊され、結果的に苦痛を強いられていくばかりなのだった。
やはり、起伏はあったとしても、自分のペースで歩けるほうがいい。
山の愉しさは、たとえ辛いとしても、アドリブができるところか。
そうしたことを想いながら、今日も、階段を歩いていたのだったが。
「緑道はいいよなあ」
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「さてっと」】
身心の疲れ。
除去するために、もっと眠っていたかった。
が、目覚めてしまったのである。
「新しい賃労働になれてきたのかなあ」
佳き日々を。