2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧
いわゆる趣味がない。 映画や書籍、音盤に親しんではいるが。 里山歩きなども。 が、いわゆる趣味ではない、衣食住のように必要不可欠なことかなと。 もっとも、なければないで、やりくりはしていくのだろうが。 ▲『座っていた』(写真)新書を読んでいた。…
寒いと言えば、嘘になる。 暑いと言うには、遠い。 身体が若干冷えていたので、温められたコンクリートに座った。 尻が気持ちよくなり、ほどなくして心持ちが落ち着いてくるのだったが。 落ち着いていたのにだ。 ▲『足りない青空』(写真)新緑の候か。何か…
真心とかけて、コロナととく。その心は、どちらも視えない。ただ、とんでもない嘘だってばさ。人が立ち直ったり、倒れたりしているのだから。そのうえ、何と、亡くなっていく人たちも、多くいるのだったが。 ▲『匂いも嗅ぐ』(写真)近隣の市民農園。土は、…
落ち着くよう、呼吸を整えた。 そうして、動き出したのである。 1歩いっぽ、確かめつつ、歩を進めたのだった。 ゆっくりと行えば、気分はゆったりとしていく。 足の裏で立っている場所をつかむ感覚も悪くない。 ▲『青空の下で』(写真)飛び立て、鯉のぼり…
木々は、いつでも丸裸だ。 追いかけられ、ついには捕まり、身ぐるみ剥がされていく、わたしたちとの相違は? ふと感じてしまったことだ。 あの身1つで、水分と光だけで生きていく存在。 わたしの指針でもある。 ▲『腰掛けた』(写真)四季を織り込んだ、落…
「生きるのを諦めさせるようなことばかり」との言葉。 確かに。が、概ね絶望、生きててよかったと思うのは一瞬ではと。そうとでも思わないとやっていられないからだが。今後は絶望に逃げることも大切かなと。 ▲『見上げていた親子』(写真)コロナは視えない…
今できることは、それでも多くあるはずだ。 例えば、雇用の死守。 それこそ企業が世間に貢献できることである。 国家が頼りないのだから。 内部留保ばかりでは、何1つ、よくなりはしないと分かっているだろう。 ▲『お茶を』(写真)いわゆる趣味がない。映…
得心する得身。 排他・不寛容よりも、共鳴して受容し合う関係こそをと。 それでこその、生きているハリ。 今や望みとなってしまったのではあるが。 歩いていけば、いろいろな事象に出逢っていくが、少しでもと。 ▲『訪ねた』(写真)周囲の木々が刈り取られ…
人と人。 言葉がなかったらどうしていただろう。 いや、そうしたことが問題なのではない。 人と人が同じ場所で話すからいいのだという1点を想う。 だから今日もまた、いくつものことが奇妙に映るのだった。 ▲『新緑の候』(写真)自転車道である。5月のよ…
仮に正常だとしよう。 とはいえ、人が集まればおかしくなる。 ついには戦争だって始めてしまうのだったが。 もちろん、祝福し合うことも行う。 どちらがいいと分かっていても、おかしくなるときがあるのだった。 ▲『可憐』(写真)弱虫のほうがいいよ。臆病…
一般的な歴史。 そうしたものなどない。 あるのは、あくまでも個別の歴史だろう。 ただ、それでは収拾がつかないから、一応の手はずとして、年表などを編み出しのである。 わたしは、わたしの肉を転がしていく。 ▲『緩む』(写真)春である。花が咲く。身心…
まず感情が湧く。 鈍いわたしでさえ、稀に身心を貫くように走るときが。 個体を守る感知器として機能するときも。 感情を散らすために歩くときが。 何しろ、夕焼けに見惚れていたいだけの暮らしではあるのだが。 ▲『落ち着く場所』(写真)切り株。「しめし…
質素でいい、煩わしくないから。 先立つものがないし、強いられたものだとしても。 勤勉や礼儀は苦手だが、必要だ。 清潔は今こそ求められてもいる。 実際は豪華で不届き、無作法、不衛生に解放を感じていても。 ▲『わたしたちの親戚』(写真)これまた、「…
当然だが、知識と思考は違う。 どちらも大切だ。 知識を思考しようというわけではないし、思考を知識にしようというのでもない。 読む、読み続けていく。 知識と思考が交わることろで言葉を生かしていくために。 ▲『春の訪れ』(写真)タンポポが咲くと、感…
生き延びていこうとしている。 ただ、想うことが。 生き延びてきた者の悪や残虐性、鈍さについて。 善人でも、人を押しのけているからこそ、今・ここで暮らしていくことができているのだ。 ここからなのだった。 ▲『ダンスを視た』(写真)出喰わしたときの…
達人は謙虚という。 もちろん、そうではない御仁も。 ともあれ、達人にしろ、病気の平癒、商売は繁盛、家内が安全であることを願ってはいるのだろう。 謙虚の達人かどうかは知らない。 ただ、いるといいよなと。 ▲『ここに決めた』(写真)ひと休みした。「…
暖かくなり、顔が火照ってきた。 そのくせ、手足は冷えているのだった。 「頭の中は南の島、手足は極寒の地みたい」 そう、彼女は笑うのだったが。 検査を受け、問題はなかったものの、「やはり妙だわよね」と。 ▲『堕ちた?』(写真)想わず、「こえええっ…
微妙な気候だった。 寒いと言えば、大袈裟になるだろう。 涼しいといえば、嘘そのものになるのだったが。 春はすでに、やって来ていたときのことである。 何かをしたいわけではなく、ただただ青空を眺めていた。 ▲『燃やしたいなあ』(写真)「白線の内側へ…
唄が、新しい唄が聴きたい。 身心に届く唄をである。 申しわけないが、吐き気をもよおさせる聖火ランナーたち。 誰かが、「火遊びをすぐにやめさせろ」と。 力を奪う火ではなく、今日の力となる火としての唄よ。 ▲『芝桜』(写真)去年今年と、難儀なことだ…
浮気とは無縁だった。 ギャンブルとも。 せいぜいが何とかなる借金を背負い、多少の酒を呑み、和気あいあいとしていたかっただけか。 そう、彼は振り返る。 「だからなんだろうな、逃げられたんだよ」と苦笑を。 ▲『泳げ』(写真)鯉のぼりの時季か。桜が散…
どちらかというと、弱虫なのだろう。 臆病で、意気地なしとも視えた。 が、悪くはないのだ。 少なくとも卑怯には気づくし、人でなしでもないのだから。 胸を張るのは息をしやすくするためとも知っているはずだ。 ▲『木々と過ごす』(写真)久しぶりの休日。…
「いいものを作ったからといって、売れるものではない」と彼。 そうして、続けた。 「いいものでないと、売れる可能性もないのだけれどさ」 確かに。 「下を向いてであれ、コツコツとやっていくべさ」と応じた。 ▲『紅』(写真)燃える地球(嘘)。でも、や…
商品を納入したとき、難癖をつけてくるのだろう。 訴訟に持ち込むことだってするさ。 結果、商品は無料、しかもお金まで巻き上げられて。 今だ、グローバル・ハイエナ社会だ。 政争なんてしている場合ではない。 ▲『練馬』(写真)24時間働く畑。元気だ。元…
「信じられない」と呟く、恨む、嘆く。 おれも、また。 が、もっと違うことを考えていきたい。 そう、「おれが信じられる奴になればいいだけなのか」と。 それしか、今は、呼吸がしやすい方法はないようなのだ。 ▲『いつも工事中』(写真)プラットホームか…
苦しいときではなく、愉しいときの神頼みこそしてみたい。 この愉しさが続きますようにと。 もちろん、少しでいい。 もっともっと大きなものをとは思わない。 ただただ今の親和力が続きますようにと、頼むのだ。 ▲『倒れていた』(写真)東京・練馬の畑であ…
春を、体感した。 花で。 想わず、涙腺が緩んでしまったのは、コロナ禍で鬱屈して いたからか。 嬉しくても涙は出るの典型だったのだ。 こっぱずかしいので、ヘラヘラと速足で、その場から逃げたのではあったが。 ▲『見上げた』(写真)桜と雲。何ということ…
「古いな」、そう想わず呟いていた。 為政者たちの繰り返す政争。 もはや、グローバル・ハイエナ主義が跋扈している。 喰われていくばかりではないのか。 革命の輸出入を志向した連中の愛国ぶりに驚きながらも。 ▲『通勤』(写真)休日の賃労働時、撮った。…
阪神・淡路大震災、そうして東日本大震災。 今やコロナ禍が続く。 決定的な違いは、支えとなる直接的交流が奪われたこと。 つまり、「二重にやばい状況だよなあ」と。 自殺者が増えて当然の事態に応急処置をと。 ▲『ええなあ』(写真)春の午前中の情景だ。…
聖火ランナー? 何と人騒がせな。 参加を見送る国の記事も読んだのだったが。 この際だ、日本人だけでやってはどうか。 県別対抗戦や紅白合戦などで趣向を凝らし、しめしめ、金銀銅、すべて日本のものになるぞ。 ▲『しゃらくせえ』(写真)出番は少ないほう…
すべきでない民営化に規制緩和。 そうして、人を殺していく競争原理も。 かつ、すべてのモノ・コトの商品化さえ起きている。 結果、「我は他者也」とは違った意味での、わたしがわたしでない事態に。 さて――。※アルチュール・ランボーも形無しの現状か。 ▲『…