2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧
毎朝、目覚めてから、短時間で移動をしようとしている。理由は簡単だ。賃労働が待っているのだった。が、行くあてもない感覚は拭いようもない。実は、身心が悦び、落ち着ける場所を求めている故なのである。
「よく分からないなあ」そうした日々が、長くながく続く。もう昔からだろうか。例えば相手を落としこめて平気な手合いがいるのだった。何が分からないかといえば、そうだ、背景がよく視えてこないのだった。
自己否定。 方法ではあるが、自己肯定しているからこその自己否定ではないか。 当たり前といえば当たり前だが。 とはいえ、安易・簡易なそれでは、害をおよぼすだけだ。 他者を生かすための方法であって欲しい。
わたしはいつでも今、ここにいる。 椅子に座り、軽く目を閉じて、自分の呼吸に集中していく。 座っていられるだけで、ありがたいと感じられたらしめたもの。 快を感じるのは、そのように身心ができているからだ。
挨拶は大切だ。やくざや自衛隊、体育系のように儀礼が臭うのは苦手だが。要は挨拶は相手の存在を認めるからするのだ。そうして、自分もまた認めていただくのだった。挨拶しない関係に潜む暴力性を嫌悪する。 Someone to Love -Roger McGuinn
栄養と精神には関係があると聴いた。足りないと、うつ傾向になる成分が。結果、見当違いの治療を施されることに。爺さん婆さんともなれば、あまり関係なくなるとも。頭も使い、食べないといけないのだなと。 Neil Young - Walk On - On the Beach - July 16,…
頬ずりしたくなる瑞々しい身体。 齢を重ねカサカサになり、痒みさえ覚えるときも。 適切な養生に努めていてさえ。 刻々と生が死に死が誕生を。 死が死ぬ生が終わるまで、水の上に浮くことができるといいのだが。
「妾同士が争っても、ダンナは悦ぶかね」言葉は悪いが、そう喝破した方が。隣国と何故巧くやっていかないのか。そのほうが、ことは円滑だろうに。もっともダンナは他の女性に、夢中になり出していたりして?
嫌な奴はいるものだ。そこかしこに。それはそうだ、勉強の方法同様、豊かな人間関係の創出法など、教育されたことがないものなあとはいえだ。嫌がることをされっぱなしで黙っているのは、美徳とは言わない。
悩みがないといったことは、ないのではないか。 悩みがないとしたら勘違いかもね。 要は感じなくなっただけで、身体は知っているはずさ。 不幸はあるし、不運にいたっては日常茶飯。 だからさ、生きていくのは。
「貸してくれと言われてさ」 彼はガッカリしていた。 「で?」と問えば、「貸したよ、そりゃあさ」。 結果、返ってくることはなかった。 「やっぱ、やるもんなんだよな」と杯を空け、「もう一杯いいかな?」と。
妬んだとき、すでに友ではないとの言葉。そうかも知れない。が、それぐらいで壊れるのなら、そも、友ではなかったのではと。疎ましく想ったっていいし、コケにしたっていいさ。それでも、友は友なのである。 Born To Rock & Roll
まずは正確なデータだ。そうして、政策へと。が、現実は逆へ逆へと。そも、データさえ改ざんを。絶望しない方とはもう、話もできないほどの惨状である。とはいえ、わたしもまた、軽蔑の対象のようなのだ。 Blues Beatles - A Hard Days Night (Live) 2017
信号機が変わる。自転車のペダルを踏み込む。すると、目が開けていられなくなった。ビルとビルの間から朝陽が昇り始めていたのだ。瞼を少しだけ開けて、朝陽の方角へ向かい、ゆっくり走り始めることにした。
忙しく働いてきて定年を迎えた日。 自宅へ帰り、食卓の椅子に座る。 家族は不在、1人で熱いコーヒーを入れて飲む。 「何だ、これはっ?」と驚く。 不必要なものに囲まれて暮らしてきたのかと気づいたのである。
人と人との関係が温かく、少しでも親和力があれば、どうか。 反抗さえできるだろう。 重く淀めば、それさえ無理なときも。 ましてや陰惨であればなおのこと。 犯行としての関係の変化の糸口を、今も自らに訊く。 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』 予告映…
大木の上の小屋。 子どものころからの憧れか。 そこにいるだけで愉しいとは、何よりではないか。 のぼって、そこにいるだけで愉しい気持ち――。 これに勝るものはないように想う。 宗教も、思想も、あるいは法律などもいらない常態で暮らしていきたい。
自慢してきたよね、勉強はできたって。ただ、「人間関係は壊れてもいい」と思っているだろう?正直に言わせてもらうよ、「頭、悪いね」と。人の心をつかまえようとしなくてもいい。でもさ、せめてさ――。 2CELLOS - Whole Lotta Love vs. Beethoven 5th Symph…
歩いていてまだ、転ぶことはない。 が、いずれ。 無理やり責める連中にまみれながらも。 求めているのは大それたことではない。 きつくなく核心を突いて来たり、だらしないほど穏やかだったり、そうしたことだ。 Short Trip Home
ジャーナリストが豪華な家屋に暮らしていたら興醒めか。 廃屋とまでは言わないが。 政治家の家族への仕打ちにも違和感が。 もっとも家族を持てる職業なのかは疑問だが。 身を粉にして働く人々は、青息吐息だよ。 Wake Up (Rage Against the Machine Cover)
「日和るんじゃないよ」そうしたことを言う人から消えて行く。だから、他人には言わないようにしてきた。とはいえ、自分に対しては、日々伝えている。「逃げて当然のときは逃げろよ、が、戻ってこいよ」と。
彼は言った。 「初期認知症と診断されたんです」 が、微塵も感じさせないのだった。 連れ合いの方が屈託なく笑っていたとき、思わず、「あっ」と。 豊かな関係性が、今は崩れないであるからと気づいたのである。
人はエゴの塊という。 それはそうなのだろう。 が、協働性を発揮することもできる。 協働性を発揮するエゴ、エゴの協働性もまた可能なのだ。 飢えずに済ませるために、エゴの塊だけにとどまるわけにはいかない。
高校生のときだったろうか。 殺し合わなくても人は死ぬと体感したのは。 お互い死ぬ身なのだと想っていたのだった。 それなら、むしろ共に感じ合う方位へこそと望んだのだ。 「何もやりあうことはないよな」と。
事実に依拠した批判に応じないで、どうするのだろう。正確な反論を、何故しようとしない?つまりは、できないのだろう。今のままでは単なる反発、条件反射だ。それでは下々が浮かばれない、いや、わたしが。
居場所が問題視されている。 そりゃあそうだよな。 学校も地域も会社も、水浸しだもの。 ウェブでつながりっぱなしの現状だが、求められてもいるのだろう。 「居場所はない」という居場所とか言ってみたりして。 Johnny Thunders & Patti Palladin - Baby It…
やさしさが求められている。 親切さえ朧げな今。 倒れそうな高齢者に、手さえ出さない今だものな。 言い換えれば、ぬくもりが切実なのである。 単なる飾り物ではない、作用してくるぬくもりは、やさしさなのだ。 TRACY CHAPMAN - GIVE ME ONE REASON COVER B…
生憎の曇天だった。 雪の予報が出ていたのである。 都内へ出向くため、「ええい、ままよ」とネクタイをしめた。 喪服の袖に久しぶりに手を通しもしたのである。 ふと、毎日、喪服を着用しているようなものかと。