深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

あれもこれも/情報前線時代・6

聴きたい音楽家たちの音盤を図書館で検索した。 死ぬまでには聴き切れぬ量。 「一応、いいことか、表現が開示されていて」 一方で残念な想いが軽いストレスに。 量が質でもある折、こなすことだけはやめようと。

繰り返し繰り返し/月下の貧乏人・39

毎晩、食卓や皿、箸を並べる。 雨風に関係なく。 食事を盛り、食べつつ会話をし、終えれば皿洗いをする。 突飛・突発なことがなければ、決まってだ。 歌うでもなく、黙々とでもなく、どこかで月光を望みながら。

想像力の身体化/都市サバイバル・ノート276

要約してはいけないときがある。 体験して、ただ味わうだけでいいときがあるのだ。 密約も、公約もいらない。 畳の上で、水泳の練習をして泳げるようになった方がいる。 畳の上が水中になる場合もあるだろうさ。

その都度、問題は発生/都市サバイバル・ノート275

人の問題とは何か? 病に貧困、あるいは戦争もまた。 進歩したとはいえ、今もなお、飢餓さえ消えてはいない。 何が何やら…。 病にしろグルリのあれこれが影響しているのだから、関係不全こそ問題の基本なのだ。

世話焼き/彼・32

呼吸浅く肩で息をしている。 耳は遠くなり、幾度も聞き返す。 周囲との関係は希薄になったが、「寂しくないよ」と。 「昔のことは案外覚えているし、もう十分なんだ」 そう言いつつ、世話を焼いてくるのだった。

大声の怖さ/都市サバイバル・ノート274

粋がったり、すかしたり、ついには勇ましくなったり。 が、あくまでも尊重第一でいくべきときがある。 解決すべき問題の道すじを見定めるためにもだ。 大声で話し合っていれば、周囲も大声になっていくだけだよ。

政治の善意化ではなく、善意の政治化へ/暮らし・17

多数決だから致し方ない…。 強引にねじ伏せるだけの、危険な営為を見過ごせと? 絆などと責任転嫁の押し付け、身心への蹂躙、要は拷問も。 善意は、舞台にあげるものではない。 暮らしの中で掘り起こすものだ。

朝の夕焼けと、夜の朝陽とで1日/マザーネイチャー・16

朝陽がのぼる中、夕陽を想っても悪くない。 あてなく齢を重ねて迎えた3月11日。 手はつながなくても分かっていることが。 見送ることも叶わず脚を止めたままだ。 夕陽が落ちる中、朝陽を思ってもいいだろう。

視えない手/健康法大全・5

穏やかに規則を守っていたのではない。 取り返しがつかぬことに憔悴し切っていたのだ。 テンションの高い人が現れたら? 台なしにしてしまうだけだ。 視えない手を、そっと差し出すことができるといいのだが…。

貯金なんて知らないよ/マネー2015・4

いい暮らしとは何だろう。 貯金がある暮らし? 違うな、断じて。 無論、あるに越したことはないが、貯金しなくても済み、貯金がなくてもやっていける暮らしこそ、栄華也。 もっと言えば、繁栄・発展・進歩也だ。

愉快飯/都市サバイバル・ノート273

共感しても呑み込まれないこと。 褒めれば追い込む場合もある。 暮らしに手当てを落とし込むことは基本だろう。 どのような感情か、自覚して根源へ遡っていくのだ。 愉快がたまり噴出する瞬間を忘れないように。

美の落とし穴/野の花チャイルド・34

美を疑ってしまうときがある。 「妙だよ、効率的な美しさ」といった按配なのだ。 裏読みしているのではない。 そも、美がときに内包する排他性に満ちた醜悪さは忘れまい。 野の花が美しさを誇示するわけもなし。

負け続けよう/この領土で・306

負けを認めよ。 他国の言葉と真摯に、つまり無防備につき合え。 白人になろうとするな、有色人種であることを認知せよ。 何故、勝たなくてはいけないのか、謎だ。 負け続けよう、戦わなくて済む道を歩むために。

今朝に想う/暮らし・16

62年暮らしてきて、愉しみは何だったのか。 出逢いと断言できる。 友人は勿論だが、その変化もまた愉しみとなってきた。 要は、生を支持する発見が悦びだったのだ。 勝つことに興味が薄らいできた由縁である。

最低以下/この領土で・305

妻を殴り続ける夫。 緊急時、喧嘩を売り始める酒呑みも。 被災地には襲い掛かる欲情者さえ。 何より大切な想いを等しく一瞬にして消してしまう権力。 よりによって11日に再稼動、最低を下回る事態が現出した。

2015(平成27)年夏の解/遊び・17

青空に入道雲という、天然の恐ろしいほどの美。 その下、波を奏でる海に浮かぶ。 空へ向かって落ちてあいかない安心とともに。 溶けはしないが、解けていく。 言葉は使わず、身体丸ごとでほどけていくのだった。

どうか、敗戦国のままで/この領土で・304

「突っ込め!」の号令が聴こえて来る。 が、もういい加減にして欲しい、勘弁して欲しい。 戦争が嫌なことを自分勝手とは図星だが、何が悪かろう。 体力がないどころか、そも、逃げ足も奪われた。 戦えないのだ。

「我が窮状」とはジュリー沢田/この領土で・303

押し付けられたという、それはかなりいけるんじゃないのか。 武力や武装では禍根を残すだけだ。 攻められる? かつて徹底的に攻めたから、よく分かるのかな? いや、ナニ、今もなお、核をアピールする国なんだ。

YASUKUNI/この領土で・302

戦争で亡くなった兵士たち。 九段方面では今も兵士のままだ。 が、1人の人間に帰っていただきたい。 任を解き、政治からも自由な人としての死を迎えさせてあげられないのか。 今、呼吸を重ねる人々の仕事――。

単純の大切さ/地声で・32

敵は外国なのではない。 自らの狭量さが宿題なのだ。 敵は日本なのではない。 他者の排他性が問題なのだ。 何より歴史を改竄し続ける偏狭なナショナリストたちが、殺戮してきた歴史に憤りつつ、夏を浴びている。

何度でも交差点に/些事の日々・119

話し相手は視えているのか、視ようとしているのか。 そも、感じているのか、どうか。 言いたいことだけを、言っても仕方ない。 聴きたくないことも含め、最後まで聴く。 それこそが、あなたとの交通の始まりだ。

夏のプールで1年ぶりの再会/健康法大全・4

夏のプールで熱心に歩く人。 健康法に勤しんでも老いは隠せない。 去年に比べ頭髪は薄くなり、皺も増えたよ。 愉しむこと、これに尽きるのではと。 汗を拭う必要がない水中歩行だもの、それだけで嬉しいものさ。

2015(平成27)年の夏に/平成四季派・14

とにかく暑いだの、朝は涼しかっただの、ひと雨くるといいだのと――。 まずの時候の挨拶だったのは、今や昔の話? 暑さで、亡くなる人も。 とはいえ、一生は天候に左右され続けて、実は今日に至ったのでもある。

夕陽に向って走れ2015/ラブソング・77

どうしたんだよ、そんな顔をして。 えっ、死にたい? 空耳だといいが、何か悪いものでも食べたのか? 死んでも解決しない、しやしないよ。 お前とはまだ、夕陽を眺めたいが、もう数えられるほどさ、だからさ…。

気分はもう、絶滅危惧種/この領土で・301

「もはや歴史を失ってしまった」との言。 なら、作るしかないべさ。 顕在化した権力の排他性、そうして、すばしっこく逃げてしまった秘密のお話。 気分はもう、スパイ大作戦? なあに、プラス必殺仕置人だべさ。

狂気渦巻く中で/この領土で・300

忘れてはいけないことがある。 逆に忘れたほうがいいことも。 原爆を2度体験した国の原発の多さ。 忘れてはいけないが、忘れないとやっていけない。 忘れないといけないが、忘れてはやっていけないこともある。

北国の少女2015/唄・53

同じ調べを奏でないといけないはずはない。 お互いが勝手にやりたいように歌い出せばいいだけだ。 歌いたい人の数だけ、歌い方はあるのだから。 そうして、1つの唄へ向かっていけばいい。 ただ、想いを込めて。

夏、人と/些事の日々・118

早朝、だるいまま挨拶をする。 夏の、遠ざけつつも、薄い密着としての、まずは言葉だ。 そうして、冷たいお茶をゆっくりと飲む。 もう1度、今度は、近づくための挨拶を。 多少開いていた窓を全開にしながらも。

やわらかいものをつかむ/この領土で・299

今も見下すか、媚びるか、どちらかの眼差しばかり。 多少のズレはあっても、互いに平坦な場所へ出向き、視線を交し合おう。 中立である必要はないが、せめて中性で。 やわらかいものが生き延びさせてくれるのだ。

運鈍根なんて知らないよ/この領土で・298

不安定の恒常化が安定を保つという逆説。 が、そこにとどまってしまっている限り、不安定は再生産されていく。 強いられた場所での滞留は運命ではない。 根性では超えられぬ鈍さを、怒りで洗い落としていくのだ。 「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?…