深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

犬になりたい2018/この領土で・469

愉快に暮らしていくには、跳ねる想いが必要なときも。 犬が飼い主と再会したときのような。 ふと、長く一緒にいた犬を想い出す。 文字通り跳んで出迎えてくれたものだ。 あの姿のような事実を視なくなったなと。

うらやましいなあ/プール絶景・19

「わたしなんか毎日プールでさ、これでいいのかねと想うよ」 婆さんが監視員と話している。 いいんじゃあないか。 体調を整えるのが仕事みたいなものさ。 たとえ病があろうとも毎日通えるなんていいじゃないか。

出遅れた/平成四季派・37

雪で足もとが覚束ない帰路。 呼吸を弾ませ、気になっていた場所へ向かった。 原っぱだが、「あったあった」と。 月がぽっかり浮かぶ下、奇妙な雪だるまがいくつか点在していた。 「なあんだ、やるじゃあないか」

雪が残り、相変わらず暑い/平成四季派・36

「雪の日は寒いが、暑い」と記した。 実際そうなのだ。 厚着に普段とは違う歩行法。 自転車を押して歩けばラッセルの如し、汗をかく。 ただ、帰宅して真っ先にするのは、やはり熱いあついコーヒーを入れること。

捨てるばかり/情報前線時代・28

情報に振り回されている。 それでよしか。 以前は再読したり、保存したりするため、新聞などを切り抜いた。 今は、ウェブの記事はお気に入りに保存を。 一定期間が過ぎれば、斜め読みして、概ね消去をしている。

「何とかしなくっちゃな」/彼・72

「寛容が必要だよな」と彼。 連れ立って歩いていたときのことだ。 「具体的には譲り合うっていうかさ」 冬なのに、陽射しに恵まれ温かい。 「血塗られた自由や平等、博愛を何とかしなきゃね」とも言うのだった。

沖縄よ、獏さんよ/この領土で・468

解説者が言った、「日本の縮図ですね」と。 想わず、のけぞっていた。 断じて、そうなのではない。 今の日本そのものとしての事態が続いているのだと。 実は今でも差別、いや、区別意識が巣食っているのだろう。

街の人となる/情報前線時代・27

街へ出れば、賑やかで、派手である。 それもそのはず、どこを向いても広告ばかり。 自己主張、つまりは、「買ってよね」と。 そも、商品自体、広告なのである。 今日も遠回りして、林の中を歩くことにしたんだ。

口で笑う/老道・79

目標はない、周囲から期待されてもいない。 そこで、いじけたり、突っ張ったり、足踏みしたり。 「まるで若者のようじゃあないか、爺さん」と伝えた。 すると、暗闇のような口で笑うのである。 「昔からさ」と。

規則は嫌だが/些事の日々・249

規則は大切だ、必ずしも守り切れるものではないのだが。 そこで、ゆるく決めておけばいい。 解放のための規則なら歓迎だ。 そうでなければ、規則が規則を生む結果にもなりかねない。 半歩でも気楽な道のりをと。

先頭より前線/友へ・8

別にさ、先頭に立とうとしなくてもいいんだよ。 どうしてかって? できれば人を押しのけたくなんかないじゃないか。 実はさ、地道な活動が、すでにして先頭に立っているんだ。 そうでなければ、おかしかないか?

たえずの今/唄・73

新譜も旧譜も同列である。 そう、実感するようになったのはいつからか。 音楽を聴いてきた長い時間も影響しているだろう。 何より日々生産される圧倒的な量もまた、誘因か。 今、聴いている音楽が今なのである。

わたしとわたしは他人の関係/東京ドドンパ・オヤジ4

他者とは誰? 自分以外の人とは、当たり前か。 が、自分が行方不明だ。 そこで、自分を変える人を他者と名づけておこう。 謙虚に粛々と意見を聴く相手というわけだ。 当たり前のことを確認する途方に暮れる夜。

去る者/当世労働者覚書・75

「もう誰も信用できませんよ」 すると、驚いた同僚は言った。 「今ごろ、バカ言うんじゃないよ、すべきときにしないで」 同時に呆れ憤る2人。 この際だ、去る者は追い、来る者は拒んでもいいんじゃあないのか。

楽になりたい/些事の日々・248

楽になるとは、どういうこと? 理解しているようで、分かってはいない。 昔の人々が見たものと、今の私たちが視ているものとは違う。 同様に楽になることの内実も変化を。 楽になりたい気持ちは変わらなくとも。

寒さ厳しき日々に/平成四季派・35

寄っていけば、どうか。 単に払いのけられるだけ? そうした状況下、できることは何か? いよいよもってして、想わず寄り添ってしまう。 寒さは一段と加速して、ただただ自らも発光していくしかないのだったが。

吠えたい/この領土で・467

「犬って、うんちするんだね」 近い未来、そう子どもが話したら? 開発者はどう感じるだろう。 ロボットならもっと違ったものにすればいい。 犬や猫、人の形でなく、そのくせ食べたり歌ったりしてもいいけれど。

コーヒーをもう一杯2018/食卓慕情・11

美味しいと知ってしまった。 木々のもと、湯を沸かして飲む熱いコーヒーは、格別なのだ。 名店の単に値の張るそれよりも。 愉快にもなるのだ。 広い空、澄んだ空気、香ばしいグルリもまた、味付けとなっていく。

出て行く先/この領土で・466

「男は戦地、女は性労働、そうした時代」との声。 事実とは違う? 同じようなものだ。 ドンパチではなく激しい経済戦争に、強姦した御仁は野放し状況。 子どもたちが一生懸命勉強しても、出て行く先はこの日本。

質問があります2017/言葉・129

「殺されてよかった」との言葉を読んだ。 自分の子どもがである。 そうでなければ、人を殺していたからだという。 親の断腸の想い。 世界中の為政者に意見をぜひ聴きたい、この世の地獄、解決不能の言葉である。

ブラック批判の優等生ぶり/当世労働者覚書・74

ブラック企業を糾弾するのは当然だ。 が、想う。 劣悪であれ正規雇用されたい、正社員のままでいたいと熱望する場合を忘れてはなるまいと。 そこを繰り込まないと、道筋は視えない。 概ね中小で働いているのだ。

反射こそ/些事の日々・247

自利利他なる言葉を知ったのはいつの日か。 経済問題に敷衍する場合もあるが、どうかなと。 儲けだけの話ではないもの。 ともあれ、意識しないで反射として他者に手が出なければ。 そうでなければ、関係は凍る。

虚しき受験勉強?/この領土で・465

受験生は大変な頃合いか。 国語に英語、数学に理科、社会。 が、意味不明な国家語にゴマすりあちゃら語、滅茶苦茶な予算編成に見当違いの国際認識、歴史の改竄。 嫌になるよな。 受験科目を無化する現状だもの。

下車まで後、何分?/車内慕情・6

生き生きと暮らしていくには? 胸が弾むことの1つも必要だ。 電車内で座席の取り合いを視るにつけ、「一緒に事故には遭いたくないよな」と。 「人柄も大切だが、結局関係か」 窓の外、今日の天候が人々を包む。

衰弱していく個/都市サバイバル・ノート303

視るより話し合うほうに力点を。 読むだけでなく、聴くこともまた大切だろう。 要はこうだ。 関係を維持するというよりも、たえず創出していくこと。 そうでなければ、視たり読んだりすることも衰弱していく。

酷い連中/この領土で・466

あの連中の想像力は貧困と、あまり言いたくはない。 物理的貧困で喘ぐ人々がいるのだから。 むしろ、こう命名しておきたい。 怪しげな小銭だけは貯め込む、究極の貧しい人非人だと。 それも何代かにわたっての。

関係という罠/この領土で・465

連合赤軍を想い出していた。 人々から遊離した選民意識。 閉じて、外へ向かわず向かえず、内に閉じ、垂直的な想いの総体となれば――。 当然の帰結だろう。 が、「当然だった?」と、始まりの想いを想像し直す。

成功だなんて/言葉・128

話せるときには話す。 が、話せないことは相変わらず多過ぎる。 政治に宗教、スポーツについてさえ。 暮らしの中で、話すようなことではないにしろ。 何が最高だ、栄光だ、成功だ、進むつもりはない、力もない。

どうなのかなあ?/情報前線時代・26

相撲の騒動や著名人の離婚、ヒット作品にも興味が持てないのは何故か。 実は北朝鮮の動向でさえ? 背景さえ朧、ただただ通過していく。 今年も興味を持つニュースは何? 話題にもならない暮らしに依拠していく。

初笑い/老道・78

注意すべきことが増えた。 例えば物忘れはメモで対応を。 心持ちは亡羊、足元はやや覚束ないので小まめに回復を。 ときに下げてきた頭髪は薄くなった。 が、「平気で転べた昔のようじゃあないか」と笑っている。