深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

怖い日々

流れ弾がやって来る中、 「阿呆にならなければ生きていけない、 無資格者でなければ生きていく資格はない」と、ふと。 おくりびとならぬ人喰い人は、怖いものなのであります。

バン! バン! パンク・バンク

通常、見ず知らずのお金持ちの人に、なけなしの小銭を貸したりはしないもの。 しかも、相手は借りたお金で儲けたり失敗したりして、ついに困った方には貸さないのだとか。 ええ、そうです、銀行の話なのですが…。

不言実行の妻

「あれこれ手抜きはしても、朝食抜くな」 夜に打ち込み、連れ合いに見せました。 「これ、いけるんじゃないか?」と。 軽く笑われ、翌朝、私が食事当番になったとさ。 めでたしめでたし。

達者でナ2009/言葉・12

「もはや、抉るが如き鋭い思いだけではなあ」と。 「出刃のほうが手っ取り早いぜ」と誤解しているだけですが。 ただ、鉱脈を発見するのなら、鈍器のほうが掘り続けられます。 「まずは、お達者が何より」です。

誤脱でゴー! ゴー!!

最近の悩み。 乱文乱筆は相変わらずですが、頻繁に誤字脱字、重なる誤読に誤認、しかも脱落しつつ、脱毛まで。 ケセラセラのレットイットビー。 万物流転の行雲流水。 いよいよワクワクの大詰めでしょうか。

ありがとう2009・2

感謝の態度や言葉、 何より思いが滲んでくる関係性は、 自然と弾むものですね。 たとえ、忙殺されていたとしても。

低人・5

嬉しいことがありました。 いや、なに、義母のお通じが回復したとか、娘が元気だとかいった類の、他愛のないことなのですが。 ただ、きょうびの情況下、そうしたことで、ついと涙ぐむと言えばいいのでしょうか。

天下の太極拳野郎・2/身心の充実

太極拳。 1つひとつの動作を、意識・無意識同時に働かせて丁寧に行い、流れを作ります。 他を目指すのではなく、今・ここにいるための動く瞑想法です。 終了後、温かいものが静かに、確かに湧いてくるのでした。

無力なおっさん、脱力の効力にはまる/身体から・31

身心の力を抜こうとしても、どこかに力が入っているものです。 「なかなか抜け切れないなあ」と。 ただ過日、何もかも放り投げる感覚を頼りに試すと、ある程度、脱力できました。 存外気持ちよく、実践中です。

日本人の元気・4/眼前のかけがえのないもの

ホスピスがテーマの映画で、退屈な映像が幾つも挿入されていました。 日常生活の断片、死にゆく人々にとって実はかけがえのないシーンです。 「どうでもいいものなど、ない」 そう教えられたことを思い出せます。

幸福論・8/狂った佳日

禍のおかげで、幸いにも選民・優生思想とは無縁です。 有用かそうでないかの物差し自体、とうの昔に爆破をしました。 いや、粉々にされています。「いっそ何よりさ」 鶴亀鶴亀。

野望・2

六畳一間で家族3人、呑気な暮らし──。 野望と言ったら妙でしょうか。 希求しています。

休日の儀式/ついに娘ネタ・6

自宅で仕事をこなす休日。 娘が忍び足でやって来て、「バアッ!」。 本当に驚くときもあれば、そうでないときも。 いずれにせよ、大笑いになります。 それは、互いの屈託を簡単に溶かす儀式のようなのでした。

昨今

思い出しておきたい生き方がある。

土も育ち、咲く

茶色1色の土から、 緑や赤、紫など、 色とりどりの野菜が育つ嬉しい不思議。 そう思い込んでいたが、 土自体もまた、 茶色をはじめ、多くの色彩を育て、 咲いていくのだった。

“反・主義者”にも関わらず…/ウロツキスト・1

今でも時折、 小銭だけで、あちこちうろつく、 ウロツキスト。

「頑張らないで」と言われるより/都市サバイバル・ノート42

疲労困憊、 それでもなお頑張ろうとした時、 身も蓋もなく大笑いされ、 我に返った、 心底痛快だった。

絶望の楽天家、かく語りき/希望の弁証法・3

今はどうあれ、未来の姿はハッキリとしている。 バランスの取れた道を歩むしか、未来は存在し得ないからだ。 私もまた。

感慨/都市サバイバル・ノート41

臆病だから、生きてこられた。

日本人の元気・3/希望の弁証法・2

残酷なことに無邪気な時間はすぐに終わる。 問題はむしろ、その後、長く続く邪気との闘い。 実はそれもまた、束の間のことなのだが。 ただし、いつか邪気は払いのけられると分かれば、 永遠の束の間となる。

あのさ

早弁は、いつも何だか、とても嬉しい。

日本人の元気・2/死生観

この世に、「さようなら」をして、 あの世へ帰っていくのだから、 「さようなら」は、「ただいま」でもある。

日本人の元気・1/せめて昼寝ぐらい

やるべきこと、 やらざるを得ないことに振り回され、 やりたいこともそっちのけ、 自分を褒めるなどこっぱずかしく、 そも知ったこっちゃない? よっ! 無論、俺は無力だが、 あなたの今を、断固支持するよ。

吹けよ風、呼べよ嵐2009/人には人のバランスがある

視力が落ちる一方で、 バールで寝込みを襲われる悪夢は見なくなった。 これが今のバランスのよさ。 「悪くないかもな」 風、強く吹く中、 ピンクフロイドの名曲を頭の中で鳴らしているよ。

幸福論・7/未来に産まれた子どもたち

子どもたちは等しく、預かりもの。 贈ってきてくれた未来へ、壊さず送り届けるため、 善戦楽闘の心意気さ。

幸福論・6/親への宿題

わが子に虹の七色の説明をできなかった。 幾度も観てきたのに。 何故、驚きや喜び、安らぎ等を同時にもたらす、 仲のよい旋律のごとき虹を美しいと感じるのか──。 十全に話せず、締め切りなき宿題に。

再び東洋体育系へ/身体から・30

出た腹も気になるが、 汚れた肺に爛れっぱなしの胃、 衰弱した腸に疲弊の肝臓等が問題。 何より内臓周囲の淀んだ空間も。 日々の内臓体操で、 まずは内側から、垢落としをするかな。

戯言集2009

水たまり百選/胸焼けのする胃薬/年金なんて知らないよ/内臓愚直伝説/生死の境界踊り/手相変換術/無料商品一覧好評有料販売中/足音コード表/解体の懐胎/履歴書=果たし状/善意事典/億の細道/近所の聖地/

幸福論・5/温かいものを

お前と俺の間の、無様な肉2枚、 歯茎の如く汚れた空気だって、 俺を導いてくれるだろうさ。 安らかに眠るお前を眺めることができるならば。 目覚めたら一緒に、温かい食事を時間をかけてとろう。 なっ。

幸福論・4/秋の脚下照顧

今し方の戦争を止められなかったことに、 薄くうずくまりながら、 ゆるぎない言葉など不必要なほどのゆるぎない暮らしを、 言葉でも求めていた夜。 ふと浮かんだお前の微笑が、 俺の暗い足元を照らしていたよ。