2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧
流れ弾がやって来る中、 「阿呆にならなければ生きていけない、 無資格者でなければ生きていく資格はない」と、ふと。 おくりびとならぬ人喰い人は、怖いものなのであります。
通常、見ず知らずのお金持ちの人に、なけなしの小銭を貸したりはしないもの。 しかも、相手は借りたお金で儲けたり失敗したりして、ついに困った方には貸さないのだとか。 ええ、そうです、銀行の話なのですが…。
「あれこれ手抜きはしても、朝食抜くな」 夜に打ち込み、連れ合いに見せました。 「これ、いけるんじゃないか?」と。 軽く笑われ、翌朝、私が食事当番になったとさ。 めでたしめでたし。
「もはや、抉るが如き鋭い思いだけではなあ」と。 「出刃のほうが手っ取り早いぜ」と誤解しているだけですが。 ただ、鉱脈を発見するのなら、鈍器のほうが掘り続けられます。 「まずは、お達者が何より」です。
最近の悩み。 乱文乱筆は相変わらずですが、頻繁に誤字脱字、重なる誤読に誤認、しかも脱落しつつ、脱毛まで。 ケセラセラのレットイットビー。 万物流転の行雲流水。 いよいよワクワクの大詰めでしょうか。
感謝の態度や言葉、 何より思いが滲んでくる関係性は、 自然と弾むものですね。 たとえ、忙殺されていたとしても。
嬉しいことがありました。 いや、なに、義母のお通じが回復したとか、娘が元気だとかいった類の、他愛のないことなのですが。 ただ、きょうびの情況下、そうしたことで、ついと涙ぐむと言えばいいのでしょうか。
太極拳。 1つひとつの動作を、意識・無意識同時に働かせて丁寧に行い、流れを作ります。 他を目指すのではなく、今・ここにいるための動く瞑想法です。 終了後、温かいものが静かに、確かに湧いてくるのでした。
身心の力を抜こうとしても、どこかに力が入っているものです。 「なかなか抜け切れないなあ」と。 ただ過日、何もかも放り投げる感覚を頼りに試すと、ある程度、脱力できました。 存外気持ちよく、実践中です。
ホスピスがテーマの映画で、退屈な映像が幾つも挿入されていました。 日常生活の断片、死にゆく人々にとって実はかけがえのないシーンです。 「どうでもいいものなど、ない」 そう教えられたことを思い出せます。
禍のおかげで、幸いにも選民・優生思想とは無縁です。 有用かそうでないかの物差し自体、とうの昔に爆破をしました。 いや、粉々にされています。「いっそ何よりさ」 鶴亀鶴亀。
六畳一間で家族3人、呑気な暮らし──。 野望と言ったら妙でしょうか。 希求しています。
自宅で仕事をこなす休日。 娘が忍び足でやって来て、「バアッ!」。 本当に驚くときもあれば、そうでないときも。 いずれにせよ、大笑いになります。 それは、互いの屈託を簡単に溶かす儀式のようなのでした。
思い出しておきたい生き方がある。
茶色1色の土から、 緑や赤、紫など、 色とりどりの野菜が育つ嬉しい不思議。 そう思い込んでいたが、 土自体もまた、 茶色をはじめ、多くの色彩を育て、 咲いていくのだった。
今でも時折、 小銭だけで、あちこちうろつく、 ウロツキスト。
疲労困憊、 それでもなお頑張ろうとした時、 身も蓋もなく大笑いされ、 我に返った、 心底痛快だった。
今はどうあれ、未来の姿はハッキリとしている。 バランスの取れた道を歩むしか、未来は存在し得ないからだ。 私もまた。
臆病だから、生きてこられた。
残酷なことに無邪気な時間はすぐに終わる。 問題はむしろ、その後、長く続く邪気との闘い。 実はそれもまた、束の間のことなのだが。 ただし、いつか邪気は払いのけられると分かれば、 永遠の束の間となる。
早弁は、いつも何だか、とても嬉しい。
この世に、「さようなら」をして、 あの世へ帰っていくのだから、 「さようなら」は、「ただいま」でもある。
やるべきこと、 やらざるを得ないことに振り回され、 やりたいこともそっちのけ、 自分を褒めるなどこっぱずかしく、 そも知ったこっちゃない? よっ! 無論、俺は無力だが、 あなたの今を、断固支持するよ。
視力が落ちる一方で、 バールで寝込みを襲われる悪夢は見なくなった。 これが今のバランスのよさ。 「悪くないかもな」 風、強く吹く中、 ピンクフロイドの名曲を頭の中で鳴らしているよ。
子どもたちは等しく、預かりもの。 贈ってきてくれた未来へ、壊さず送り届けるため、 善戦楽闘の心意気さ。
わが子に虹の七色の説明をできなかった。 幾度も観てきたのに。 何故、驚きや喜び、安らぎ等を同時にもたらす、 仲のよい旋律のごとき虹を美しいと感じるのか──。 十全に話せず、締め切りなき宿題に。
出た腹も気になるが、 汚れた肺に爛れっぱなしの胃、 衰弱した腸に疲弊の肝臓等が問題。 何より内臓周囲の淀んだ空間も。 日々の内臓体操で、 まずは内側から、垢落としをするかな。
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お前と俺の間の、無様な肉2枚、 歯茎の如く汚れた空気だって、 俺を導いてくれるだろうさ。 安らかに眠るお前を眺めることができるならば。 目覚めたら一緒に、温かい食事を時間をかけてとろう。 なっ。
今し方の戦争を止められなかったことに、 薄くうずくまりながら、 ゆるぎない言葉など不必要なほどのゆるぎない暮らしを、 言葉でも求めていた夜。 ふと浮かんだお前の微笑が、 俺の暗い足元を照らしていたよ。