2022-01-01から1年間の記事一覧
今や危険自体が危ない情況である。何故か。危険が危険と認識されず、空虚になっているのだ。奇妙な武装論など、それこそ平和ボケならぬ、戦争ボケだろう。怖いこわい、誠に怖い日々がまたしても開始された。 ▲『ススキ』(写真)年の瀬。風にさらされていた…
若いころ、私という言い方が苦手だった。今は、僕という言い方に距離がある。私はわたし、僕はぼくならいいか。とはいえ、後者にも抵抗感がある。自分でも、じぶんでもない。そう、わたしは、感じている。※無名性のわたしとして生きていく。 それこそ、私で…
そうか、万が一ばれたら土下座をすればいいのか。最近はそれさえしないが。勝つことができれば、胴上げが待っている。いずれにせよ、どこかで万歳をするのか。土下座に胴上げ、万歳の国に、ステップはどこ? ▲『富士』(写真)やはり、撮ってしまう。手元に…
休みだ。眠りたい、それだけ。しなければならないことが存外多くあるが。掃除はもとより、水中おちゃらけ歩行や暗黒太極拳、とんずらウオーキングやチャリ徘徊も。要は、「お達者で」と言いたいのだったが。 ▲『雑木林』(写真)訪れた。気持ちがいい。呼吸…
変えるため、矜持とともに覚悟する。そうありたいものだが、今、どうなのか。ますます遠のいていくばかりだ。実際、脳が溶けていく状況なのだった。とはいえ、忘れることだけは避けていくしかないのである。 ▲『昭和』(写真)都内にて。久しぶりに視かけた…
強くあることは基本?難しいことではないのか。むしろ、弱いまま、生き延びていくことはできないのかと。無理なら、せめてやさしさを忘れないこと。そうして、貪欲になって向かっていくしかないのだったが。 ▲『腰掛けた』(写真)寒い日だった。が、思わず…
自分を疑うこと。当たり前のことだ。自分だけが正しいなんて、まずはあり得ない。もし正しいのだとしたら、賛同者はいるはずなのだから。疑い続けるとき、決して落ち込まないことも忘れてはならないだろう。 ▲『隣の植物』(写真)引っ越してきた隣人。まだ…
生きている過程で、躓くことはありがちか。しかも、あがいても、どうにもならないケースがあるのだった。せめて、考えることは手放さばいことだ。事態を理解して、納得させるしかないのだから。そこからだ。 ▲『イブか』(写真)アーメン?「あれこれに、合…
栄西禅師の『喫茶養生記』。「茶は養生の仙薬なり…」で始まる、禅は戒と気づいた方の書か。仙薬は置いておいても、飲茶の習慣は守っていきたい。忙しいときだからこそ。ふと、聖福寺を訪ねたくなっていた。 ▲『百花繚乱』(写真)図書館で出逢った。「おっ、…
見惚れることがなくなってきた。世の中の情景についてだ。失礼なことのかも知れない、いや、失礼なのだろう。が、白黒とは言わないが、色彩豊かな世界に視えないのだった。むしろ、今はそれでいいとさえ…。 ▲『道が浮かんできた、視えた』(写真)小道主義者…
好き好んでしているわけではない?確かにそうなのだろう。そも、夢中になること自体が嫌いでも、夢中になってしまうことがある。自分でさえ、実は一筋縄ではいかないのだった。そこが面白いといえば面白い? ▲『ここにいた』(写真)房総半島最南端の文字。…
幼児への事件が発生を。 脱力してしまうが、まずは立てと?力のない子たちにするこではない。想う、公的機関に預けなければいけない社会を。そうしなければ成立しない暮らしへ追い込まれた上での哀しさ――。 ▲『光る海』(写真)『8マン』は歌わなかった。が…
ビートルズの若いときの映像を観た。やはり、しびれる。「ああ、そうだったのか」と。4人の関係を主軸として、関係者全員で作り出していたんだと、当然のことを想う。決して再現できない沸騰を浴びたのだ。 www.youtube.com ▲『汗をかく』(写真)千葉のあ…
人は大昔、食べられない日々を過ごしていた。食べられることはこの上なき幸運。そうして、子をつくっては育てる日々?何かを残し、託そうとしていた? 今や、便利だけでは生きにくい時勢となっているのだが。 ▲『海へ』(写真)過日のことだ。もう半世紀以上…
いつも感じる。やはり現場に行かなければならないよなと。そうでなければ、感じ取れない領域があるのだ。例えば、苦笑や微笑、爆笑等々。ふいに漏れてくる肯定的文脈は、画面越しでは体感できないのである。 ▲『誰もいないぞ』(写真)過日、千葉へ。高校時…
男っぷりを自慢する、大また開きの座り方。「何だかなあ」屈強さを訴えているのだろうが、間抜けにしか視えないのだった。何せ、人には鍛えられないところもあるのだから。そこに依拠して、呼吸をしろよと。 ▲『中へ』(写真)いい情景だった。またしても、…
歩いていく。歩いてきたし、歩いているうえに、歩いていくだろう。雨の朝も、風の昼も、暗い夜も、働いている限りは。とりわけ声高に伝えることではない?いや、今はあるのだったが。歩き続けたいものだ。 ▲『本』(写真)「何だろう?」またしても、本が公…
「世界の孤児みたいなもの」と彼。「マンション暮らしのホームレスみたいな感じさ」とも。だから、「狭い部屋にいても、うろついているようなもの」と笑う。いたって健康そうだ。が、不運なことを知っていた。 ▲『輝き』(写真)一瞬の夏だった?あはは、寒…
虚構と現実。また虚構の現実、現実の虚構もある。さらに虚構の虚構や現実の現実もあるのだ。時代は今や、抽象的搾取さえ生み出して、誰が誰を搾取しているのか。不思議だが、冷酷な事態さえ生み出している。 ▲『呼吸を整えた』(写真)この場所。いるだけで…
彼は志向した。愛と芸術、革命、しかも暮らしがイコールの日々を。そうした大胆な夢を視る人が、いたのだ。忘れていたが、この時勢、思い出してしまう。とても大切な夢、重要な想いだったのではないのかと。 ▲『猿になりたい』(写真)「おっ」柿がうかがえ…
元首相を殺した青年を、「偉い」と言った人がいた。「銃を作っちゃったんだからさ」と。が、「今や、簡単に作れるよ」との声も。問題は、事実・背景の全開示である。それから判断しても、遅くはないだろう。 ▲『落ち葉』(写真)まだまだ。冬の寒さに、うん…
元首相を殺した青年。彼には、安心が生きている間に訪れるの?日本を根幹から揺さぶった一撃。完全な否定ができないのは、今も事態の全貌が明らかではないから?事実の多くが示されたとき、否定と安心が…。 ▲『赤い葉が』(写真)爪を切りながら、お茶を飲ん…
元首相。殺された人に救いはあるのかと、義理もないのに想っていた。選挙に負けても団体と手を結ぶべきではなかったのだ。真の恋女房であるなら議員辞職。まずは2人だけのために働き出せばよかったのにと。 ▲『3つ目のベンチで』(写真)ベンチが3つある…
はみ出し者だって?単に、はみ出されただけというケースは多い。が、変な奴だけれども、力がある連中はいるのだった。のけ者にしないで欲しいなと。資本主義はヒッピー文化を換骨奪胎、延命したではないか? ▲『自転車道』(写真)「いいなあ」この場所に来…
悪貨は良貨を確かに駆逐する。その逆がないまま、現在に至っているのだ。すべてがすべてである。悪は関係から生まれるものだが、それでもやはり悪人はいるのだ。悪人が善人をたぶらかし、世間は蠢いている。 ▲『影は伸びる』(写真)季節は変わった。影で分…
朝のバス停留場で、長く待つ人々。多くの人々が白い息を吐いて、焦った様子である。ただ、中には落ち着いた方も。街路樹を眺めて、「ほほう」という表情をしていた。彼ならまだまだ、バスを待てるのだろう。 ▲『恋しい水』(写真)利用駅のそば。「あ、トン…
休日。あっという間に終わってしまう。だから休日と想うばかりか。途中からいい加減にはなっていたが、授業を受けていたときのように、何をするか、決めて過ごすかと、ふと。死までの時間割は無理だろうが。 ▲『富士さま』(写真)いよいよ冬だ。晴れれば、…
今、いるのだろうか。見つめたい人々が。賢明に暮らし、少し、ほんの少しだけ踏み外しただけで、倒れてしまう人たち。その中に、見つめたい人々は何人いるだろう。拝啓などつけずに聴きたい、総理大臣殿に。 ▲『足先』(写真)積もっている。落ち葉が。足先…
吸った息は命を生かしてくれる。吐いた息はどうかと言えば、帰っては来ない。しかも、あたりを汚していく?木々のもと、深呼吸をしながら、礼の1つを。陽射しにも挨拶をして、いつものように、「さて」と。 ▲『半袖』(写真)自転車道。「あっ」子どもが賢…
山上砲で明らかになってきた与党の万死に値する罪。が、武器とは決別すべきだったのだ。罪は広報と化したマスコミにもある。かつて報道を支持しなかった国民にも。いや、知りながら過ごしてきた私に、ある。 ▲『落ち葉』(写真)土へ戻る時季か。アスファル…