見惚れることがなくなってきた。
世の中の情景についてだ。
失礼なことのかも知れない、いや、失礼なのだろう。
が、白黒とは言わないが、色彩豊かな世界に視えないのだった。
むしろ、今はそれでいいとさえ…。
【ヘタウマだって?/今日も少しだけ】
いわゆる、ヘタウマのマンガ。
「こんな絵でいいのかあ」
そう思わせる大量のマンガ。
が、読ませるのだった。
何故か。
絵の向こうに作者の想いがあり、それを感じさせるからだ。
一方、いやらしいヘタウマのマンガも。
力がないことに居直って、「どうだ、このヘタウマ、いいだろう」と言いたげなやつだ。
感じる、「勘弁してよ」と。
鶴見俊輔氏は、「下手になっていく」ことに可能性を視ていたと想い出す。
そこまで行ける力を持つということか。
わたしは、犬を描いても、馬を描いても、同じような絵になってしまう。
だから、偉そうなことは言えない。
ただし、読む者として、想うことはある。
あるから、書いているのだったが。
どうか、今日も、ご無事で。
【追記/「さてっと」】
眠い日々が続く。
「寝不足だな」と。
では、一体、何時間眠ればいいのだろう?
4時間睡眠で元気なときもあれば、半日眠っても体調がすぐれないときもあるのだから。
後者は眠り過ぎなのかも知れないものの、いずれにせよ、賃労働のあれこれが基本にあって、影響しているのだろう。
今夜は、そう考えている。
佳き今日を。