深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

何かをするわけではないが/自転車にのって2022・1

今はチャリ徘徊を愉しんでいる。ただ、今朝、想い出していた。「人間には2種類しかいない。オートバイに乗る人間と、そうでない人間の」といった言葉を。だから?特に何かをするというわけではないけれど。 ▲『寛ぐ』(写真)チャリで寄った。「これで、コ…

足音/彼女・45

自分だけ辛いと想っているのだろうね。それはそうだ、辛いのだもの、他の誰でもない自分自身が。ただ、それぞれが辛い事情を抱えている。そこからこそ伝え合うことは始まるのではと。足音になるはずなんだ。 ※ヴァルター・ベンヤミンは記したそうだ。「夜の…

酷いことはたくさん/東京・1

東京でバス停のベンチを視た。もしも、「大阪人お断り」とあったら?大阪の人々は、怒るだろう、怒るに決まっている。それより酷いことが、地球上にはあるのだったが。何と東京でも、たくさんたくさんある。 ▲『雨も陽射しも大丈夫』(写真)大きな木。助け…

スキップを視た/遊び・30

丁寧に、静かに囁く女性。聴いていた子どもたちは突然、嬉しそうに声を上げてスキップを。わたしはとても知りたかった。何を話したのだろうかと。同時に、スキップとは遠ざかってしまった自分も感じていた。 ▲『富士さま』(写真)昨日の写真だ。風が強かっ…

手を突っ込んで/歩く・63

暑い日々だ。が、ポケットに手を突っ込んでいくさ。それで歩きやすくなるのなら。ふいに見失うことばかりが増えていく。だから、バランスをとらなければ身がもたないし、身心に声を聴いていくしかないんだ。 ▲『やけくそなジェラシックパーク』(写真)ご近…

子ども嫌い?/老道・183

子どもは、いちいちうるさい。予測がつかなくて危険だし、部屋は平気で散らかす。そもそも、臭くてたまらない――。逆に言えば、明るくて瞬発力があり、勢いもあって、自然だと。わたしに欲しいものばかり? ▲『練馬慕情』(写真)♪咲いた咲いた。緑の花が。み…

ふいに走り出そうとした/子どもたちと・12

子どもたちが、ふいに全力で走り出した。その勢いに、想わず笑う。自分にはもう無理だろう。が、わが身を省みず、「本当なのか」と問うた。実際にしてみようとしたが、おっと、こけそうになっていたのだが。 ▲『荒涼と』(写真)東京・練馬の一角である。住…

論理だなんて/言葉・215

論理での説明ならまだいい。が、「説得しようとしてもなあ」と。身心に入ってはこないときがあるのだった。もちろん、感情に訴えて、間違いを起こすことは避けたいものだが。暮らしの言葉で語っていこうか。 ▲『惹かれた』(写真)「いいなあ」ガキのころ見…

今・何処に?/この領土で・754

頭がいいに越したことはない。健康にも恵まれて。が、大切なのは、いざというとき、思い出される人、必要とされる人。さらには、「今、いてくれたらなあ」と思われる人なのだ。そうした為政者は今、何処に? ▲『何が何やら』(写真)最寄駅界隈を歩いていた…

いつだって悪は/この領土で・753

今だけ、自分だけ、お金だけ。新グローバル主義の影響云々と。が、昔からではないのかと、今より凄い時代もあったのではないのかとも。が、肝心なのはいつだって今このとき。だからだ、複雑さにも困るのは。 ▲『夏』(写真)大雨の合間の情景。「夏だなあ」…

苦笑?/姿勢・53

思わず苦笑を。「捨て身とヤケクソは違うんだ」との言いわけに。重なる部分があるだろうし、離反する領域もあるだろう。いずれにせよ、己を失っていないことが大切だ。失っていなければ適応・変化もできる。 ▲『雨でも晴れても』(写真)ここもまた、逃げ場…

脚力は今/歩く・62

どうでもよくなる?正義や名誉、何より愛など、雲散霧消していくばかりなのだから。自負心、しかも羞恥心は粉々となっていくだけだ。「ここからだぜ」そう想うものの、半歩進むための脚力は今、どうなのか。 ▲『特等席へ』(写真)座る。多少の痛みが、尻に…

視る力/姿勢・52

視界・視線・視力。目の前を遮るものも。朧であったり、偏っていたり、対象に届かなかったりするときもあるだろう、いや、ある。できるだけ広げていきたいのだ。開かれていく努力を怠りたくはないのである。 ▲『めざせ、木陰』(写真)「ひえええっ」暑かっ…

十分?/食卓慕情・38

食べたいもの、美味しいもの、気に入っているもの。それだけでは身心によくない。事実、厭きてしまう。そうならず、食べ続けられるもので生きていけるのならいいのだったが。一汁一菜で十分だといいのだが。 ▲『小道の快』(写真)こうした小道があるとない…

横溢/病・8

病を得てしまった人が身近に。すると初めて心の声を伝えるのは、何故?共感して欲しいのだろうか。弱さが連帯の基盤にあるのなら首肯せざるを得ないのだった。いっそ病なき場所で横溢して欲しいのだったが。 ▲『給水の夏』(写真)近隣に水道局が。埴谷雄高…

少しだけ分かること/戦争・23

自分の利益にはならない。それで、どうするのか?殺す、殺していく、しかも簡単に。そうした時勢になってしまっていることは、忘れようがない。戦争から教育までに及ぶ殺人こそ憎むなら分かるのだったが…。 ▲『ありがたい』(写真)強い陽射しや、ふいの大雨…

通り一遍/身体から・204

体感した感覚は、受け継ぐことができないものなのだろう。事実、今も嫌な戦争は続いている。もちろん、背景には儲けている軍需産業の巧妙さもあるのだった。また夏が来る。通り一遍の、あの戦中話とともに。 ▲『小道』(写真)歩く。歩き続ける。すると、い…

取り締まるだけでは/情報最前線・53

ウェブ上で映画などを短時間で視る。誘因は、お金や時間がないこととか。視るべきものも多いのだった。私は、「真面目なんじゃあないのか」と感じていた。取り締まるほうには、そこは視えているのだろうか? ※もちろん、犯罪はご免だが。 それにしても、情報…

何とかしないと/この領土で・752

よくする?「ただなあ」と感じていたのは、「奴隷としての改善ではないのか」という点からだ。まずの廃止から始めて欲しいことは、多い。例えば、消費税等々の案件ではあるが。死亡税と言いたくなる領域も。 ▲『好きな曲がり角』(写真)気に入っている曲が…

過程が視えない/言葉・214

推敲したり、加筆・訂正したり。パソコンへ向かうようになって、視えなくなってしまった。要は、考えた過程が失われたということか。完成した形だけでは物足りない。過程こそ、誤謬を発見できるのだったが。 ▲『上へ上へと』(写真)馬鹿は上にあがりたがる…

甘い人たち/戦争・22

他国は責める。ただ、自国は許すいい加減さ。国家の実態だとしても、呆れるばかりか。事実、自国では銃による死者たちが増えていくばかりの状況だ。銃を使わずに、守るものがあるにも関わらずなのだったが。 ▲『見つけた』(写真)小人だったら?飛び込みた…

不信?/老道・182

反体制とも言える方の、事象に関する肯定的な文章。善意が散りばめられているのだった。すると、即、疑う。もはや習い性になってしまっているのだったが。信じられないことに落ち込まないまでになっている。 ▲『緑』(写真)この世に緑がなかったら?困るこ…

乗り込む/顔・15

「いい顔しているなあ」そう感嘆する顔と出逢わなくなってきている。顔立ちではなく、例えば善意に満ちた顔つき。自分のことはさておいて。舌打ちするような顔つきが多くなっていると体感、電車に乗り込む。 ▲『市民農園』(写真)巧みだなと。「よくぞここ…

飛んで来るな/月下の貧乏人・67

貧乏人も金持ちも、同じ空を視ている。視る場所や飲んでいるものは違っても。同じ空なのに見え方は違う。鳥以外、できれば何も飛んでいないのがいい。ましてや、とんでもないものが飛来してこないことをと。 ▲『竹蛇』(写真)「ケッ、天なんか昇れなくたっ…

真面目な人々/情報前線時代・54

映画を短時間で見ることができるウェブ上のページ。合法的ではないとのこと。「ただなあ」と。お金も時間もなく、視たいものが多ければ当然ではと。何より、そうまでして視たいなんて、「真面目だよな」と。 ▲『金ちゃん』(写真)汚れて、よれた金太郎。い…

共倒れ?/この領土で・751

欲望に欲情するニッポン・チャチャチャ。ばらされた年金問題、使途不明の何兆円、オリンピック経費の行方等々、泡を吹きたくなる。食い物にされている、国民。沖縄等々に迷惑をかけまくり、なめ切ってもいる。 ▲『大雨から逃れて』(写真)突然の大雨。「ひ…

集金人たち/戦争・21

大国の大統領が来ていた。横田へ向かった云々の記事。「何だ、今も植民地なのか」と感じた方もいたのでホッとした。「集金ツアーなんだろうな」と体感。「咳をしても一人」というより、「屁をしても硝煙」? ▲『左を歩く』(写真)「さて、どっちを歩く?」…

気晴らしへ/居場所・8

風景。日常に繰り込まれていなければ、忘れてしまうものだ。俗にいう観光地のことなのだが。暮らしの中で光を観る地と出逢えないから、いわゆる観光地へ?むしろ、無意識が望んでいる気晴らしのためだろう。 ▲『咲いたか』(写真)母親の晩年。十薬とのこと…

ホクホクな、あの大将/姿勢・51

「結局」と想った。「結局、正攻法でいくしかないんだよな」例えば、正攻法のレジスタンス。形容矛盾だが、そうした時節になってしまったのだ。見てごらん、集金ツアーを終えた、あの大将、ホクホクだよな。 ▲『練馬慕情』(写真)野菜畑。落ち着く。一方で…

侘び錆びを超えて/身体から・203

脳に主軸を置く考え方には異論が。内臓の調子を反映したものではないのかと感じ、想い、考えてきたのだ。二日酔いのとき、憂うつになる。睡眠が足りたとき、晴々としたものだ。身から出た錆びを避けつつも。 ▲『一服つけた』(写真)木々の中にいた。熱いコ…