深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

足音/彼女・45

自分だけ辛いと想っているのだろうね。
それはそうだ、辛いのだもの、他の誰でもない自分自身が。
ただ、それぞれが辛い事情を抱えている。
そこからこそ伝え合うことは始まるのではと。
足音になるはずなんだ。

ヴァルター・ベンヤミンは記したそうだ。
「夜のなかを歩みとおすとき、助けになるのは橋でも翼でもなく、友の足音だ」
 学生時代、しびれた記憶がある^^。

▲『寺』(写真)
座禅会をしている寺だ。
が、もう長く座っていない。
再開しようとも想ってもいないのだった。
ただ、自宅ではしようと想っている。

www.youtube.com【無知な者として/今日も少しだけ】
「すべてのことは、距離の問題」
 この言葉と出逢ったのは、いつのことか。
 若いときだろう。

 もちろん、距離だけではない。
 ただ、断言の魅力はあるのだった。

 ふと、「無知と非知は違う」との言葉も想起を。
 無知は、単なる、もの知らずなのだろう。
 非知は、一定程度の博識となって、知の鎖を超えた場所か。

 わたしは相変わらず、無知のまま、距離がつかめないままだ。
 弱く力のない己から、立ち上がっていくしかないのだったが。

 どうか、今日も、ご無事で。


【追記/「すんごいなあ」】
「あぢ~っ」
 どうなってんだか。
 梅雨の大雨も困るが、今から、この暑さでは、困る。
 夏を超えられるのか、どうかと。
 そうした声も多い。

 佳き日々を。