深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ステージに立つ/唄・92

コロナ禍、ステージに立つ。 誰も来ないとして、やるのか、どうか。 やらないとしたら、それまでのことなのだろう。 お金の問題がある? ミカン箱を用意して、その上に立ち、歌い出せばいいだけなのではと――。 ▲『東京道』(写真)久しぶりに歩いた、落ち着…

覚束ない/天下の太極拳野郎・24

練習と本番。同じものではない。太極拳の大会のとき、落ち着いているのに緊張のあまりか、手先がふるえ、脚が覚束なかったのだ。日常を想う。落ち着いたまま、鍛錬に励み続けられることの中の本番こそをと。 ▲『走れっ』(写真)ときおり、覗く場所だ。若い…

忘却は忘れたころに/この領土で・671

想い出そうとしても、できないときがある。 一方で、忘れたくても刻印されていることが。 忘れないとは何か。 忘れてはいけないことが多い中で。 今、このとき、ここで、忘れていいことを、作っていくしかない? ▲『桜だらけ』(写真)天候に恵まれず、人が…

明日も起きるのだろう/令和問わず語り・23

成立している。 それは成功なのか? 失敗してもいいし、死んだら燃えるごみに出してもらって構わない。 要は、とぼけているというより、ぼけているのだったが。 ただ、明日も起きて、夜には眠たくなるのだろう。 ▲『土もぬるみ』(写真)畑。何やら、温かく…

大国だなんて/情報最前線・51

大国の基準はどこにあるのか。 経済と軍事であることは間違いない。 ただ、情報に対する取り組みも忘れてはなるまい。 いくら経済・軍事に長けていても、情報問題がおろそかでは…。 わたしはご免なのだったが。 ▲『富士さま』(写真) ポッカリと雲。 想わず…

この先/老道・159

生まれてきたときのことさえ覚えていない。 老いなど、分からなくて当然か。 ただ、鶴見俊輔氏の言うように、耄碌の自覚は曖昧だが、ある。 脚の衰えや敏捷性等々も、毎日感じているのだった。 この先が死かと。 ▲『木々』(写真)惹かれる情景だ。理由はも…

公演/車内慕情・17

誰も来ない、それでも、やるのか、やらないのか。 やればいいのではないかと。 やるしかないとも言えるだろう。 簡単である。 わたし自身、電車の中で無視されているが、それでも、わたしを生きていくのだった。 ▲『クレーのほうへ』(写真)自転車道だ。路…

嫌な趣味/この領土で・670

誰か知らない。 「いい趣味じゃあないよな」と。 廃屋を探訪し、写真・記事を載せているブログがあったのだ。 本意ではなくとも、引っ越しせざるを得ない方もいただろう。 被災した方々がいるのを忘れたのか。 ▲『林』(写真)林。外から中へ入るとき、心は…

死に続ける中で/視えない日々・21

コロナ禍が続く。 終息どころか、収束さえ覚束ない現況。 世界を覆った阪神淡路・東日本大震災なのだろう。 ただ、支えとなる関係の復興が今もなお、果たされていない。 むしろ遮断が求められているのだったが。 ▲『読書』(写真)「いいなあ」そう体感して…

どうなっていくのだろう/この領土で・669

まずは冷静にか。 できれば怒らずに相手の懐へ入り込めたらいい。 しかも、笑ってもらえるといいのだが。 かくして、やばい状況が、少しでも変転していくのだったら、嬉しい。 巧くいくわけがないと想いつつも。 ▲『なったなった』(写真)好みの小道を歩い…

音楽だった/唄・91

雑音ではなかった。 音楽だったのだから。 それにしても、何故、音楽と感じたのだろうか、五月蝿いとは体感していなかったのだ。 身心まるごと、持って行かれた。 やはり、音楽だったからとしか言いようがない。 ▲『いつかの富士さま』(写真)まだまだ白い…

好きなんだろうなあ…/人生論・11

失敗は誰にでもあるという常套句。 被害が甚大でなければ、失敗するのは致し方なしなのか。 ただし、失敗を基盤に人生訓、とどのつまりは説教好きになられてもなあと。 教えを説く説教は好きになるものではない。 ▲『春色・2』(写真)正確に言えば、春の黄…

眠れる/身体から・188

まず、分かる――。 そうして、1つひとつできるようになっていく。 仮にアトランダムであったとしても。 結果はどうなるかといえば、落ち着いて寝られるようになっていくのだった。 そこまでいってこそ、至福? ▲『春色・1』(写真)近隣をチャリ徘徊してい…

泣いてたまるか?/身体から・187

泣いて済むならそれでいい。 済むは澄むか。 ただ、どうしても諦めるしかないときがあるのだった。 苦い話だが、いわゆる俯き加減に苦く笑うしかない? 胸をはることはないものの、視線だけは閉じていたくない。 ▲『ここだよな』(写真)休日の昼下がり。訪…

賃労働の青空/当世労働者覚書・132

若いとは、賃労働で疲れられることといったら無頓着か。 ただ、年寄りはすでにして疲れている。 今や老若に関係がない情況は続ている? 澄んだ青空。 賃労働にはもう、そうした領域のいったんもないのだろうか。 ▲『トイレにて』(写真)わたしを撮ってみた…

いつもの休日/自転車徘徊族・5

休日の朝、濃いコーヒーを2杯飲んだ。 「賃労働はしたくないな」 さりとて、消費生活もちょっと。 それ以外のことをと逡巡したのである。 結局、いつものように木々のもとへと、自転車を走らせたのであるが。 ▲『木々』(写真)この世に、木々がなければ、…

自殺が増加する中で/死を想う・54

自殺とは何か? 自分に殺されることであり、自分を殺すことでもある。 それが、同時に起きるのだった。 当たり前のことだが、あらためて言葉にしてみて驚いた。 「いやあ、まいったな」と痛感してしまったのだ。 ▲『富士さま』(写真)雪が深い。まだ、寒い…

今/老道・158

いつでも、どこでも、今の問題だ。そうして、問題は今なのである。無論、過去からつながっているのだが。そうして、未来とも。いや、同時に発生しているのかも知れないのだったが、それでもなお、今なのだ。 ▲『大雨から一時退避』(写真)ゴーグルしてもお…

脱出/いいんじゃないのか・2

自尊心を持たなければやっていけない? 「う~ん、弱いということの証左かも知れないよ」と。 別に批判するつもりはない。 ただ、いいんじゃあないのか、最低の気分のままで。 誤魔化していては脱出できないし。 ▲『撮る人』(写真)春の休日。そこかしこで…

悪臭/いいんじゃないのか・1

糞尿。 愛せないで、あれこれ言えるのかと。 そうした疑問がないわけではないのだったが。 ただ、いいんじゃないのか、あれこれと言って。 悪臭は苦手だが、調理したものの中には、美味しいものもあるのだった。 ▲『途中で折れるか』(写真)元気ならば、考…

生涯の違和感/老道・157

卒業して賃労働に突入したとき。 初めて感じた違和感を生涯、持ち続けられるといいのだが。 辛いことでもあるだろう。 しかし、違和感こそ自分を真っ当に運ぶ杖。 おちゃらけて失っていくわけにはいかないのだ。 ▲『ボチボチ』(写真)撮ったときはまだ、咲…

力まないことは難しい/老道・156

賃労働では力まないことが求められている。 かつ、手抜かりなく行うことも。 ついつい忘れられがちなのだが。 相反するかの如き2つが重なり、順調に。 もちろん、そうとばかりは言えないが、大切なことである。 ▲『やはりここだ』(写真)今、近隣でもっと…

恥/関係・3

恥。自己愛の変化した形か。自分を、「ヨイショ」したいのは理解できるが。 「恥ずかしいと感じること自体、恥ずかしいケースがあるのにな」と。 率直に恥じることが、ますます失われていくのでもあるが。 ▲『旗』(写真)特に何とも想わなかった。想わない…

種を蒔く/マザーネイチャー・56

今はただ、あてどもない。 政治も経済も、また商業も滅茶苦茶か。 何よりヴィジョンが十二分に描かれてはいない。 明日への羅針盤は壊れたままとも言えるか。 種を蒔けば、芽吹いていく植物を身近に置いている。 ▲『トンネル抜けて』(写真)稀に通る場所。…

姿は視えないが/この領土で・668

リズミカルで、実は残酷な愉しみがあるという。 確かに、リズミカルであれば効率がいいのだろう。 いっそ、鈍重で、心休まる愉しみが欲しい? 坑道のカナリアたちは雲散霧消したかのよう。 いや、まだいるのだ。 ▲『空気が美味い』(写真)「ここだよなあ」…

行くとこだらけ/視えない日々・20

どこへも行くところがない? 「どうなのだろう」と感じてしまった。 むしろ、行くとこだらけのような気もしているのだから。 とにかく歩き出す、疲れたらそこらに座る。 そこが、行くところなのではないのかと。 ▲『トマソンな』(写真)どうしてドアをつけ…

意味不明/言葉・190

名言にうなる。 が、そうした場所に逃げてはいけないのだろう。 判断停止となってしまうからだ。 「意味が分からない」と逃げることも避けていきたい。 もっとも、為政者たちの言動はすでに意味不明ではあるが。 ▲『何かが視えた』(写真)東京タワーほどに…

自分じぶんジブン/関係・2

いつでも自分。 どこまでも自分でもあるのだろう。 が、その自分とは、何か。 自分だけのものでないことだけは確かだ。 今もまだよく分からない自分と、いつでも、どこまでもつき合っていくしかないのだったが。 ▲『樹木の姿』(写真)「凄いなあ」そもそも…

プール好きをひと言で/プール絶景・22

プールがどうしたわけか、好きだ。いわゆる解放そのものではない、解放感があるところか。 水には、抵抗などがあるのだった。「いや、それではないか…」と。水着を身に着けて水といえば、夏、これかと――。 ▲『東京道』(写真)月に1度は訪ねる場所。いるだ…

今でも大切なこと/コミュニティー主義者として・4

暮らしていくうえで、大切なこと。例えば足が自然とリズムをとり始める音楽、ときに、ゆったりとした踊りも。そうして、腹蔵なき仲間だ。これ以上を望んだら、罰が当たってしまう? そう感じてしまうほどだ。 ▲『食べたくはない』(写真)公園の出口近くにあ…