深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

この先/老道・159

生まれてきたときのことさえ覚えていない。

老いなど、分からなくて当然か。

ただ、鶴見俊輔氏の言うように、耄碌の自覚は曖昧だが、ある。

脚の衰えや敏捷性等々も、毎日感じているのだった。

この先が死かと。

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▲『木々』(写真)
惹かれる情景だ。
理由はもう、問わない。
遺伝子に繰り込まれている云々と言われても、「へえ」と頷くだけか。
とにかく、週末には木々を訪ねている。
訊ねるために。


Drift Away