深呼吸する言葉・ワナタベジンジンタロウ

おっさん中退・ジジイ見習い

2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

読み続ける/言葉・290

当たり前のことを言うしかない時勢が続く。例えば農業は大切だ云々。が、まるで奇を衒ったように感じるときもあるのだった。マスコミの罪云々はもう、食傷気味だが、大切な問題だろう。わたしも読み続ける。 ▲『不思議な生物のように』(写真)枯れ葉を集め…

もつか、もたないか/この領土で・897

虚偽の正義、見かけだけの主張。要は、まがいものというわけか。「テキトーに謝罪しておきゃあいい、すぐに忘れるから」がモットーの今・ここ?いつまで続くのだろうか。続かないさ、国がなくなるのだから。 ▲『いも虫がいた』(写真)何気に足下を見た。する…

退場を/唄・117

大昔、唄を作った。言っていることはやばいから反対するが、あいつが抹殺されることこそ断固反対だ。そうした歌詞で。想い出したくないことまで、想い出す夜。もう想い出したくないので、為政者は退場をと。 ▲『あそこへ』(写真)そうだ、あそこだ。座ろう…

焼きそばという贅沢/この領土で・896

想っていた。こうだ。「暮らしを成立させることがますます贅沢な時代になっていくんだろうなあ」事実、焼きそばに入れるキャベツの量が少なくなったという声も聴いた。娯楽でもある焼きそばさえ愉しめない? ▲『晴れた日の自転車道』(写真)晴れ、日、自転…

「結集せよ」と/当世労働者覚書・180

非正規労働者や短期外国人単純労働者。あるいは、零細自営業者やワーキングプアもいる。しかも、生活保護受給者さえ。子どもや障がい者、シングルマザーも。「その結集だよ」という人こそ友だちと言いたい。※まだまだ、いる。 要は、下のほうの階層・階級だ…

死者累々/暮らし・96

素晴らしい、夢のような思想。が、問題は、日々の暮らしへの影響だ。もしかすると、とんでもない災いをもたらすかも知れないのだ。歴史を見れば、結局死者累々なのだから。暮らしへの作用こそが肝心である。 ▲『驚く』(写真)「若いって、これなのね」驚い…

お金は欲しい/マネー2024・4

お金の亡者――。よく分からないというのも、そもそもお金に縁がないからだ。しかも、死は避けられそうな今月だからである。お金に執着しない感覚のほうが、亡者になる毎日よりも、はるかに強いと言えそうだ? ▲『ねえねえ、あのね』(写真)昼食前、近隣の公…

野良として/言葉・289

野良という言葉と出逢う。その世界には、否定・肯定、両者の意見があるようだ。わたしは、「いいなあ」と文字を見て想った。野は良し、野が良し、野の良し…。野良として、のらりくらりやっていくのも手だ。 ▲『晩秋』(写真)久しぶりの休みの日。公園へ。大…

狂気だってさ/今日の認知ショー・6

狂気を書くのは何故なのだろう?現状突破への想いもあるのだろうか。そこに潜む、書くことの狂気もまた、気になっている。いずれにせよ、認知症が急増するという。現実は、狂気さえ軽々と超えていく深刻さ?※認知症であっても、生きやすい地域。 それもまた…

怒りだってさ/喜怒哀楽・14

呆れている、毎日まいにち。そうして、我ながら面倒なことに、あれこれに怒っているのだったが。が、気づいてもいる。怒りは、笑いと同様、解放ではないのかと。それだけに、怒っただけで済ませたくはない。 ▲『マスク』(写真)自転車でうろうろしていたと…

黙っていた/老道・239

彼は言った。「夢や希望、ヴィジョンもない、単なる爺になれたよ」そうして、「願ってもないことだよな」と。エロスがすべての人との交歓にあるのだとしたら、もうとうに諦めている、それは罠だったともいうのである。応じ方が分からずに、黙っていた。 ▲『…

寒さ到来の夜に/マザーネイチャー・88

鳥たちが鳴かないという沈黙の春。いや、今も鳴いているのだ。嘆き悲しみのため、鳴き続けているのである。春のみならず、夏も秋も冬も。「千年と言わず、百年もつのか、この時空は」と、夜空を眺めていた。 ▲『富士さま』(写真)まだ雪はうかがえない。初…

枯れ葉に/マザーネイチャー・87

地べたに、たくさんの落ち葉。「あの1枚いちまいに、多くの物語があるんだよな」ここにたどり着いたのだ。同じ場所で、数え切れないほどの営みをしてきたのだろう。眺めていると、話しかけたくなっていた。 ▲『雨を見る』(写真)木を見ていた。「雨が降っ…

雨が空から降れば2024/マザーネイチャー・86

雨が降る日。大雨でなければ、木々の中を歩き出す。濡れることが少なく、嫌な音を少なくしてくれる。大木のもと、湯を沸かし、熱いあついコーヒーを飲む。歩いていれば、身体は次第にあたたかくなっていく。 ▲『雨が降る前』(写真)小道。いるだけで、愉し…

解放だなんて/マザーネイチャー・85

特に希望はなかった。強いて言えば、小さなテーブルがあればいい。しなやか、かつ堅牢な椅子に座り、熱くて濃いお茶を飲むために。眼前には空と海、大地。額縁を必要としない感覚に、自ら捕まっていくのだ。 ▲『富士さま』(写真)生憎の曇天続き。富士さま…

忘れてはいけない/令和四季派・39

風が吹く、木が鳴り始める。想わず、空を眺めてしまう。どちらかといえば、身心が冷え始めているのだった。呼吸は浅いが、何とかなるだろうと言い聞かせていく。忘れてはいけないことが、多くあるのだった。 ▲『緑、咲く』(写真)キャベツか。近隣の畑で、…

連なって合う?/当世労働者覚書・179

組合と言えない在り方に呆れている。非正規雇用の賃労働者や外国人の賃労働者がいる。零細・中小の自営業者や生活保護の受給者も。子どもたち等々もいる。下のほうで悪戦苦闘をしている人々こそと連帯をだ。 ▲『紅葉だべさ』(写真)観光地の紅葉。「いいん…

生涯訓練?/老道・238

吐き捨てることはあるが、怒鳴りはしない。ただ、怒りっぽくなったとは、最近、体感を。器量がなくなってきたのだろう。切れそうになるときもあるが、概ね、理不尽なときだ。今から、意識を飛ばす訓練をと。 ▲『まさに紅葉^^』(写真)うろうろしていたと…

ベスト盤も…/情報前線時代・70

ウェブで、歌手誰それの好きな歌詞ベスト10という記事が。類似した記事も多い。要は自己確認をしたいのだろう。背景には圧倒的な情報量という時代もある。ただ、よほどのことがない限りベスト盤も聴かない。 ▲『木々の中で』(写真)ピンボケか。ただ、ここ…

おれは…/介護時代・14

人は今まで以上を望むものだ。介護が必要な人々と出逢って、痛感したことか。少しでも歩き続けたい、それも軽快にと願っている、祈っているのだった。トイレに、自分で行きたいのは当然か。おれは、どうか? ▲『1本の木』(写真)ふいに出逢った。「いやあ…

目覚める/老道・237

夜の雨や風の音、あるいは虫の声に感じ入る。そうして、少しだけ手のひらを合わせ、「いただきます」、「ご馳走さま」。いつのころからだろう。子どものときはしていなかったのに。身心がふと目覚めたのか。 ▲『手に馴染む』(写真)近隣の図書館の一角。今…

面倒な高齢/老道・236

高齢者だからか、嘘がますます嫌になってきた。格好はつけたくないとも体感している。はしゃぐのも面倒だし、怒るのも疲れるばかりか。だからといって、罪のない嘘をはじめ、不正への怒りまで、忘れはしない。 ▲『いろいろな茶色』(写真)近隣の木々。色づ…

店を間違える/食卓慕情・53

久しぶりに中華のチェーン店へ出向いた。懐かしい感覚でいたが、店員はすっかり変わっている。美味しく食べながら感じていた。「店を間違えたか」と。事実、食べ終え、腹はいっぱいなのに空腹感を覚えていた。 ▲『帰ろう』(写真)雨は上がっていた。「んじ…

まだ寝られる/身体から・257

夕刻、原っぱで体感していた、「路上やそこらで、まだ寝られるな」と。気持ちが明るくなっていた。理由は簡単だ。暮らしが破綻しても、何とかなると想えたのである。実際、簡単にできないとは知っているが。 ▲『座ろう』(写真)「よし、あそこへ」そう体感…

ふらふらする/暮らす愉しみ・30

声高に主張したいことはない。少しは笑顔で落ち着いて語りたいと。ふと、「小道はいいぞ」と、前向きというより前のめりで体感を。特に何かをするわけではない。ただ、ふらふらとしているだけで愉しいのだ。 ▲『冬へ向かっている体感』(写真)晩秋か。今年…

ゴロリと/暮らす愉しみ・29

1日1回でいい。美味しいものを食べられれば、何とかなる。量はいらない。食後には遠慮なく欠伸ができ、ゴロリと昼寝ができればもう、言うことなしか。食事と睡眠、何より怠惰が、再び現場へと向かわせる? ▲『燃やしたい』(写真)賃労働が休みの平日。あ…

前提/身体から・256

大切なこと。まずの夢見る力ではないのかと。夢見ること自体ではなく。そのためにも、今なお反発力もまた、求められているのだったが。だからなのだ、身体を健やかに保つことがやはり、前提となるのである。 ▲『枯れ葉に座る』(写真)熱いコーヒーをいれた…

憎むという在りよう/喜怒哀楽・13

好悪という言葉。悪は憎むでもあり、好き嫌いより、嫌う程度が強いという。好き嫌いではおさまらないことが多く、昔からないほうだ。が、好悪よりも、マシかなと体感を。憎むことの予防は今もなお、必要だ。 ▲『まだ食べなくてもいい』(写真)「おおっ」そ…

漁夫の利を得た連中/この領土で・895

「はいはい、学級崩壊すね」そう言いたくなる政局ショー?どこを見ているのだろうかと、疑心暗鬼は増すばかりの日々。こんな人たちであるわたしは、弾かれているのだった。が、わたしも含めての公の人だと。 ▲『ほいきた』(写真)今日は、雨。過日撮った富…

分からないことだらけ/今日の認知ショー・5

介護施設。当然だが、認知症の程度も千差万別だ。関係が良好なら、問題も消えていくのだった。「死にたい」と口にする人から、いつも笑顔の人まで。ただ、どちらがいいのかは、実は、分からないのだったが。 ▲『紅葉へ』(写真)近隣の公園へ。紅葉が始まっ…